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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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第50回高松宮記念・第27回マーチS回顧
日本中央競馬会が発足してから初の無観客競馬の中でのG1開催となった高松宮記念。3月29日は中山競馬場で雪が降り、当日行われる予定だったマーチSを含めた第3レース以降は3月31日に続行競馬という形になったことで、イレギュラーな開催が続いていますが、そんな中から飛びぬけた才能を持つ馬は現れるのでしょうか。

※第50回高松宮記念

1着・モズスーパーフレア(父Speightstown)

2着・グランアレグリア(父ディープインパクト)

3着・ダイアトニック(父ロードカナロア)

ラップタイム・12.1 - 10.8 - 11.3 - 11.4 - 11.2 - 11.9

1位入線のクリノガウディーが2位入線のモズスーパーフレア、4位入線のダイアトニックの走行を妨害したとして4着に降着となった今年の高松宮記念。結果として勝利を収めたモズスーパーフレアは、2012年のリニューアル後としては初めての高松宮記念における逃げ切り勝ちを果たすことになりました。また、高松宮記念がG1となった1996年以降では4頭目となる牝馬による勝利を収めたモズスーパーフレアですが、過去の3頭はその年のスプリンターズSで(1-2-0-0)としており、今年のスプリントG1においては絶大な信頼を置けることになりそうです。一方で、2着に敗れた年のスプリンターズSの優勝馬は後に短距離界の絶対的王者となっているので、今後の短距離界の動向には要注意です。

※第27回マーチS

1着・スワーヴアラミス(父ハーツクライ)

2着・クリンチャー(父ディープスカイ)

3着・レピアーウィット(父ヘニーヒューズ)

ラップタイム・12.6 - 11.7 - 12.7 - 12.8 - 12.2 - 11.8 - 12.4 - 12.3 - 12.8

冒頭でも触れたように、3月29日に開催される予定だった中山競馬場の続行競馬が一昨日開催され、その中で行われたマーチS。この中で勝利を収めたスワーヴアラミスは重賞初勝利をマークすることとなりましたが、今回の勝利を含めてダート戦では(6-4-2-0)という数字を残しており、ダート中距離界における新星誕生といった趣があります。また、ハーツクライ産駒による中央競馬のダート重賞制覇は、昨年のシリウスSにおけるロードゴラッソに次いで2頭目となりましたが、スワーヴアラミスがマーチSの前に出走したアルデバランSを勝ったロードレガリスもハーツクライ産駒で、ロードレガリスは昨年10月に中央競馬に復帰してからダートで無傷の4連勝を飾っていることから、ハーツクライ産駒によるダート競馬席巻も視野に入れたいところです。

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レース回顧(予想レース以外) | 17:24:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
第67回毎日杯・第68回日経賞回顧
今日から4月に入り、令和2年度の始まりとなりましたが、3月の中央競馬の開催は全て無観客競馬となりました。スポーツ界や芸能界にも新型コロナウィルスの影響が大きくなっている中、無観客という状態でありながら開催を続けてこられている競馬は凄いという他なく、開催に向けて細心の注意が払われていることを感じたりもしていますが、3月28日に行われた東西の重賞はどのようなレースになったでしょうか。

※第67回毎日杯

1着・サトノインプレッサ(父ディープインパクト)

2着・アルジャンナ(父ディープインパクト)

3着・ダノンアレー(父ディープインパクト)

ラップタイム・12.9 - 11.1 - 11.4 - 11.9 - 12.3 - 12.1 - 11.7 - 12.1 - 12.4

2012年以来2度目となるディープインパクト産駒によるワンツースリーが成立した今年の毎日杯。勝ったサトノインプレッサはデビューから無傷の3連勝を飾り、上がり3ハロンにおいても3戦連続でメンバー中最速のタイムを記録することとなりました。一方で、サトノインプレッサの生産牧場である社台ファームから輩出されたディープインパクト産駒の3歳馬で重賞を勝ったのは、2012年のラジオNIKKEI賞におけるファイナルフォーム以来で、その間における社台ファームの独自性というものも垣間見られたりしますが、サトノインプレッサの活躍が社台ファーム復権の象徴となるのか、注目していきたいと思います。

※第68回日経賞

1着・ミッキースワロー(父トーセンホマレボシ)

2着・モズベッロ(父ディープブリランテ)

3着・スティッフェリオ(父ステイゴールド)

ラップタイム・6.9 - 11.2 - 11.7 - 12.9 - 12.6 - 13.2 - 12.7 - 12.0 - 11.3 - 11.8 - 12.4 - 11.7 - 12.5

ディープインパクトの孫によるワンツーフィニッシュとなった今年の日経賞。勝ったミッキースワローは昨年の七夕賞以来となる重賞3勝目をマークすることとなり、G2制覇に関しては2017年9月のセントライト記念以来となりました。一方で、単勝1番人気馬による日経賞制覇は、2014年のウインバリアシオン以来6年ぶりとなりましたが、21世紀における日経賞では過去に6頭が単勝1番人気に支持されて勝利を収めており、いずれもその後のG1で1回は3着以内入線を果たしているので、ミッキースワローにも同様の期待をかけておこうと思います。

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レース回顧(予想レース以外) | 17:53:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
3月20日・3月22日の重賞回顧
春の中山・阪神開催の前半は全て無観客競馬となった中央競馬。そういった中で、先週は中山と阪神で3日間の開催が行われましたが、金曜日に行われたフラワーCと日曜日に行われた阪神大賞典、スプリングSはどういったレースになり、先々へのメッセージを残していったのでしょうか。

※第34回フラワーC

1着・アブレイズ(父キズナ)

2着・レッドルレーヴ(父キングカメハメハ)

3着・シーズンズギフト(父エピファネイア)

ラップタイム・12.6 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 11.6 - 12.1 - 12.5 - 11.8 - 12.6

3日間開催の初日に行われた3歳牝馬限定重賞・フラワーC。昨年まで3年連続でディープインパクト産駒が勝利していた中で今年はディープインパクトを父に持つ2013年の日本ダービー馬であるキズナの産駒が勝利を収めましたが、勝ったアブレイズは2014年のバウンスシャッセ以来となる芝2000m戦の勝ち鞍があるフラワーC優勝馬となりました。その上で、今年は後述するスプリングSよりも速い決着を見たフラワーCとなりましたが、これは昨年同様であり、昨年のフラワーC優勝馬であるコントラチェックは昨年12月にターコイズSで重賞2勝目をマークしていることから、アブレイズの将来性はまずまず期待が持てるものとなっていると言えます。

※第68回阪神大賞典

1着・ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ)

2着・トーセンカンビーナ(父ディープインパクト)

3着・メイショウテンゲン(父ディープインパクト)

ラップタイム・13.2 - 12.2 - 12.3 - 12.2 - 12.7 - 12.4 - 12.2 - 12.4 - 11.6 - 11.7 - 11.9 - 11.9 - 11.8 - 12.0 - 12.5

レース史上3番目に速い3分3秒0で決着した阪神大賞典。勝ったユーキャンスマイルは昨年の新潟記念以来となる重賞3勝目をマークしましたが、阪神大賞典において関東の芝3000m超の重賞勝ち馬が勝利を収めたのは、2010年のトウカイトリック(2007年ダイヤモンドS優勝馬)以来で、阪神大賞典が現行の3月開催となった1987年以降で見ても、1998年のメジロブライト(1997年ステイヤーズS優勝馬)と2005年のアイポッパー(2004年ステイヤーズS優勝馬)が加わるだけです。この3頭の中で天皇賞【春】制覇に繋げたのはメジロブライト1頭だけですが、今回のユーキャンスマイルはメジロブライトと同様に”関東の芝3000m超の重賞勝ちを収めた時と同じ騎手を起用した馬”となっており、鞍上の岩田康誠騎手に関しても過去4回の阪神大賞典制覇の中で3回はその年の天皇賞【春】制覇に繋げられていることから、今年の天皇賞【春】はユーキャンスマイルが優勝候補筆頭格となりそうです。

※第69回スプリングS

1着・ガロアクリーク(父キンシャサノキセキ)

2着・ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)

3着・サクセッション(父キングカメハメハ)

ラップタイム・12.8 - 12.1 - 12.6 - 13.0 - 12.7 - 12.3 - 11.8 - 11.1 - 11.4

皐月賞トライアル最終戦であるスプリングS。今年はグレード制導入後としては最少頭数タイであり、ナリタブライアンが制した1994年以来の10頭立てのレースになりましたが、今回勝利を収めたガロアクリークは前走1勝馬クラスの特別戦で敗れていた馬で、1勝馬クラス(昨年5月までは500万下条件)以上のレースで勝ち鞍がない馬によるスプリングS制覇は、阪神開催となった2011年のオルフェーヴル以来となります。重賞における連対実績がなくて1勝馬クラス以上の勝ち鞍がない馬によるスプリングS制覇となると、1997年のビッグサンデー以来の記録となりますが、ビッグサンデーはクラシックにおける活躍こそなかったものの、翌1998年には芝1600m重賞を連勝し、マイルCSで2着に入った実績もあることから、仮にガロアクリークがクラシックで活躍できなかったとしても、その後の走りには注意を向けておきたいところです。

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レース回顧(予想レース以外) | 08:10:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
第56回金鯱賞・第54回フィリーズレビュー回顧
先週は土曜日・日曜日共に阪神競馬場と中京競馬場で重賞が組まれているという珍しいスケジュールとなっていた中央競馬。日曜日に行われた重賞は、阪神、中京共に今後のG1を占う意味で重要なG2でしたが、今年行われるG1に向けての関連性はどのようなものになっていくでしょうか。

※第56回金鯱賞

1着・サートゥルナーリア(父ロードカナロア)

2着・サトノソルタス(父ディープインパクト)

3着・ダイワキャグニー(父キングカメハメハ)

ラップタイム・12.9 - 11.8 - 13.2 - 13.0 - 12.7 - 12.4 - 11.8 - 11.2 - 11.1 - 11.5

昨年の皐月賞馬サートゥルナーリア以外はG1はおろか、G2も勝ったことがないメンバーとなった今年の金鯱賞。レースはサートゥルナーリアが2着のサトノソルタスに対して2馬身差をつけて勝利と、格の違いを見せつける形になりましたが、中京競馬場がリニューアルされた2012年以降では初めて1年以内にG1勝ちのある馬による金鯱賞制覇が果たされました。そういった中で、外国人騎手を起用して金鯱賞を制したケースは今回が3回目になりますが、過去の2頭の優勝馬は次のG1で連対しており、中央競馬の通年免許を持っている外国人騎手を起用したレースでは負けなしのサートゥルナーリアの今後が楽しみになったと言えます。

※第54回フィリーズレビュー

1着・エーポス(父ジャスタウェイ)

2着・ヤマカツマーメイド(父ロードカナロア)

3着・ナイントゥファイブ(父スクリーンヒーロー)

ラップタイム・12.0 - 10.4 - 11.0 - 11.6 - 11.5 - 12.0 - 12.5

桜花賞の優先出走権を得られる3着までに1勝馬が2頭入ってきた、桜花賞トライアル・フィリーズレビュー。走破時計は3年前に計時したレースレコードである1分21秒0となりましたが、勝ったエーポスは父のジャスタウェイと同様に1勝馬の身で3歳重賞制覇を成し遂げることになりました。1勝馬によるフィリーズレビュー制覇は今年で3年連続となりましたが、エーポスに関して触れると、2015年のフィリーズレビュー優勝馬で、2016年のエリザベス女王杯を制したクイーンズリングと同様に関西馬でありながら中山競馬場でデビュー勝ちを収めた馬であり、クラシック後の走りにこそ要注目といった趣を感じます。

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レース回顧(予想レース以外) | 10:01:26 | トラックバック(0) | コメント(0)
第34回ファルコンS・第38回中山牝馬S回顧(一部修正有)
先々週、3週前に続き、無観客競馬で開催された先週の中央競馬。現状では終息の気配が感じられませんが、無観客競馬となった開催においても重賞競走は熱戦に次ぐ熱戦といったところで、今後が楽しみな馬が続々と現れているように感じられます。

※第34回ファルコンS

1着・シャインガーネット(父オルフェーヴル)

2着・ラウダシオン(父リアルインパクト)

3着・ヴェスターヴァルト(父ノヴェリスト)

ラップタイム・12.1 - 10.7 - 11.0 - 11.7 - 12.1 - 11.5 - 12.2

重馬場発表ながら、上位4頭までが1分21秒台で走破した中京芝1400m重賞・ファルコンS。今回勝利を収めたシャインガーネットはオルフェーヴル産駒の牝馬としては3頭目の重賞勝ち馬となりました。その上で、現行条件となった2012年以降では初めての牝馬によるファルコンS制覇が果たされましたが、現行条件となった2012年以降のファルコンSにおいて2着馬に1馬身以上の差をつけて勝利した馬は2016年のトウショウドラフタと2018年のミスターメロディに次いで3頭目で、古馬が出走できるG1に参加していったミスターメロディが昨年の高松宮記念を制覇していることから、今回の優勝馬であるシャインガーネットも今後の活躍に期待が持てそうです。

※第38回中山牝馬S

1着・フェアリーポルカ(父ルーラーシップ)

2着・リュヌルージュ(父モンテロッソ)

3着・エスポワール(父オルフェーヴル)

ラップタイム・12.7 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 13.3

中山競馬場の芝の重賞においては8年ぶりに不良馬場で開催された中山牝馬S。レースは雪の中で行われることになりましたが、上位3頭が全て関西馬となる中で、ルーラーシップ産駒の4歳馬・フェアリーポルカが重賞初制覇を果たしました。昨年は重賞10勝をマークしたルーラーシップ産駒による今年最初の重賞制覇となりましたが、日本国内で重賞3連勝をマークし、昨年10月に行われたオーストラリアのG1・コーフィールドCを制したメールドグラースと同じ”Nureyevクロス持ちのルーラーシップ産駒”であるフェアリーポルカの快進撃はこれからといった趣もあります。

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レース回顧(予想レース以外) | 10:01:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
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