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Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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高松宮記念以外の三重賞回顧
高松宮記念の開催があった先日の日本競馬は高松宮記念を含めて4つの重賞が行われました。このところ、競馬に対する情熱や勘みたいなものに陰りが見られなくもなかったりしますが、そのリハビリも兼ねながら高松宮記念以外の三重賞を簡単に振り返っておこうと思います。

※第64回毎日杯

1着・アルアイン(父ディープインパクト)

2着・サトノアーサー(父ディープインパクト)

3着・キセキ(父ルーラーシップ)

ラップタイム・12.5 - 11.1 - 11.6 - 12.2 - 12.7 - 12.0 - 11.1 - 11.3 - 12.0

現行の芝1800m戦となってからは史上初、それ以前のものを含めても13年ぶりに出走頭数が10頭を割った今年の毎日杯。結果としては、池江泰寿厩舎所属のディープインパクト産駒によるワンツーフィニッシュとなりましたが、前走シンザン記念で6着に敗れたアルアインが、前走きさらぎ賞2着のサトノアーサーの追撃を半馬身差振り切って勝利を収めました。勝ちタイムは3年ぶりに1分46秒台となりましたが、過去に1分46秒台で毎日杯を勝ったキズナとマイネルフロストは、いずれも日本ダービーで3着以内を確保しており、この時点で今年の日本ダービーにおける好走馬の1頭を見つけられたような気がしています。

※第65回日経賞

1着・シャケトラ(父マンハッタンカフェ)

2着・ミライヘノツバサ(父ドリームジャーニー)

3着・アドマイヤデウス(父アドマイヤドン)

ラップタイム・6.9 - 11.4 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 12.9 - 12.5 - 12.2 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 11.8 - 12.6

昨年の皐月賞馬ディーマジェスティ、一昨年の有馬記念優勝馬ゴールドアクターを筆頭に、レース史上初となるフルゲート16頭立てのレースとなった今年の日経賞。勝ったシャケトラはキャリア6戦目にして初めての重賞勝ちを決め、天皇賞【春】への優先出走権を獲得しましたが、4歳馬によるワンツーフィニッシュはフェノーメノが勝利した2013年以来となります。フェノーメノは日経賞に続いて天皇賞【春】も制していきましたが、シャケトラも父が天皇賞【春】優勝馬であることから、好走の可能性は大いにあると見ています。

※第24回マーチS

1着・インカンテーション(父シニスターミニスター)

2着・ディアデルレイ(父キングカメハメハ)

3着・アルタイル(父カネヒキリ)

ラップタイム・12.7 - 11.7 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.7 - 12.3 - 12.5 - 13.8

高松宮記念の10分前に発送時刻を迎えていた中山ダート1800mのハンデ重賞・マーチS。今年の川崎記念で3着に入ったコスモカナディアンが1番人気に推されていましたが、57.5kgの斤量を背負っていたインカンテーションが、3番手からの抜け出しを図って、2015年5月の平安S以来となる勝利を収めました。1着から13着まで1秒0以内の差に収まっており、ハンデキャッパーのいぶし銀的な仕事っぷりも冴えていましたが、インカンテーション自身のキャリアから言えば、オープン入りを果たしてから初めて直線で上り坂のあるコースで勝利を収めたということで、7歳馬ながら新境地に達したという趣があります。もっとも、マーチSの優勝馬が更なる重賞制覇を果たした例は、中山開催で限った話をすれば2009年のエスポワールシチーまで遡らねばならず、今回の勝利が最後の花道となる可能性も捨てきれません。

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レース回顧(予想レース以外) | 07:04:41 | トラックバック(0) | コメント(0)
3月3週の四重賞回顧
先日の三連休においては全ての日に重賞が組まれていた中央競馬。そんな中、私は阪神大賞典を現地で観戦していましたが、今回の阪神大賞典は道中の駆け引きの面白さが非常に凝縮されたレースで、「長距離戦は現場で見てこそ面白さがわかる」といった感想を抱きました。この記事では、そんな阪神大賞典を含めた先週の4つの重賞を簡単に振り返っていきます。

※第31回ファルコンS

1着・コウソクストレート(父ヴィクトワールピサ)

2着・ボンセルヴィーソ(父ダイワメジャー)

3着・メイソンジュニア(父Mayson)

ラップタイム・12.0 - 10.8 - 11.2 - 11.8 - 12.1 - 11.4 - 11.8

中京芝1400m戦としての開催が6年目を迎えた今年のファルコンS。1番人気に支持されていたのは、年初のジュニアCを勝ち上がってきたナイトバナレットでしたが、中京と同じ左回り芝1400m戦を連勝した実績のある3番人気馬コウソクストレートが外からの差し切り勝ちを決めてみせました。今回は2014年に打ち立てたタガノグランパのレースレコードをコンマ1秒更新する結果となりましたが、勝ったコウソクストレートは三代母が”10冠ベビー”のメジロリベーラで、モーリスとは異なるメジロ牝系馬の活躍を見せることとなりました。

※第65回阪神大賞典

1着・サトノダイヤモンド(父ディープインパクト)

2着・シュヴァルグラン(父ハーツクライ)

3着・トーセンバジル(父ハービンジャー)

ラップタイム・12.8 - 11.8 - 11.6 - 12.7 - 12.6 - 11.5 - 11.7 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 11.7 - 11.8 - 12.3

冒頭でも触れたように、道中の駆け引きの面白さが非常に凝縮されたレースになった阪神大賞典。昨年の日経新春杯を最後方からの追い込みで制したレーヴミストラルが先行する構えを見せたり、前走小倉芝2600mの特別戦を人気薄で大逃げを打ってそのまま押し切ったウインスペクトルが最初のホームストレートから先頭に立って大逃げの形を作るなどして出入りの激しいレースになった結果、13秒台のラップを一度も刻まれないタフな流れが演出されました。

そんな今年の阪神大賞典は、サトノダイヤモンドの機先を制す形で終始レースを進めてきた昨年の優勝馬シュヴァルグランが最終コーナー通過後に先頭に立つシーンがありつつも、残り200mを通過してからの脚色はサトノダイヤモンドの方が上回り、最終的にはサトノダイヤモンドがレースレコードにコンマ1秒差に迫る走りを披露した上で、2着のシュヴァルグランに対して1馬身半の差をつけて勝利しました。天皇賞【春】に向けては、菊花賞、有馬記念に続く連勝ということで、回避を余儀なくされたナリタブライアンや5着に敗れたゴールドシップのことをクローズアップして不安視したいところもありますが、”待望”と言っても過言ではない”ディープインパクト産駒牡馬による八大競走・複数回勝利馬”としての初めての競走馬であるサトノダイヤモンドには、天皇賞【春】制覇を難なく果たしてしまいそうな雰囲気を感じ取っています。

※第66回スプリングS

1着・ウインブライト(父ステイゴールド)

2着・アウトライアーズ(父ヴィクトワールピサ)

3着・プラチナヴォイス(父エンパイアメーカー)

ラップタイム・12.6 - 11.7 - 12.1 - 12.2 - 11.7 - 11.8 - 12.1 - 11.8 - 12.4

ここからは日曜日と月曜日に行われた中山芝1800mの3歳重賞について触れていきますが、皐月賞トライアル最終戦であるスプリングSは前走中山芝優勝馬によるワンツーフィニッシュが決まる中で、一昨年の阪神ジュベナイルフィリーズで2着になったウインファビラスの全弟にあたるウインブライトが上がり3ハロン最速の脚を披露して勝利を収めました。仮にウインブライトが皐月賞で3着以内に入るようなことがあれば、俄然ウインブライトが2017年クラシック世代の大黒柱的存在にのし上がってくることになりそうですが、ドリームジャーニー・オルフェーヴル兄弟と同じ”ノーザンテーストクロス持ちのステイゴールド産駒”という点では期待を抱きつつ、走破時計や上がり3ハロンの時計、そして今回の体重変動等を見ていくと、すんなりと世代のリーダー的存在に収まるようには思えないところがあります。

※第31回フラワーC

1着・ファンディーナ(父ディープインパクト)

2着・シーズララバイ(父ファルブラヴ)

3着・ドロウアカード(父ダイワメジャー)

ラップタイム・12.6 - 11.9 - 12.0 - 12.3 - 12.3 - 12.3 - 12.4 - 11.2 - 11.7

月曜日の中山競馬場で行われた芝1800mの3歳牝馬限定重賞。人気順としては、今年デビューから2戦2勝の関西馬ファンディーナ、昨年末にデビューを果たし、ファンディーナと同様に2戦2勝のデアレガーロ、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズで4着に入ったディーパワンサが続いていましたが、1番人気に支持されたファンディーナが4コーナー先頭から楽々と抜け出しを図り、2着馬に5馬身差をつけた上で、中山芝1800m開催としてのレースレコードをコンマ2秒更新して勝利を収めました。前日に行われたスプリングSとは走破時計にして0秒3差で、「牡馬クラシックに殴り込みをかけても面白い」といった趣旨の話もちらほらと見聞していますが、ファンディーナの1つ上の兄であるナムラシングンは若葉S2着から皐月賞に参戦して7着という結果を残しており、それ以上の結果を残す可能性は十二分にあると見ています。また、桜花賞に関しても6年連続連対馬輩出中のディープインパクト産駒として期待大の舞台として楽しみにしています。

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レース回顧(予想レース以外) | 07:59:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
3月第2週の平地三重賞を回顧
今週は東西で桜花賞トライアルが組まれていたり、中京競馬の開催が始まったりした中央競馬。そういった中で、重賞の開催に関しては障害競走である阪神スプリングジャンプも含めて4つ行われましたが、この記事では平地の3戦のみを取り上げていくことにします。

※第53回金鯱賞

1着・ヤマカツエース(父キングカメハメハ)

2着・ロードヴァンドール(父ダイワメジャー)

3着・スズカデヴィアス(父キングカメハメハ)

ラップタイム・12.6 - 11.3 - 12.6 - 12.2 - 11.7 - 11.7 - 12.0 - 11.9 - 11.4 - 11.8

昨年までの12月開催から3月開催への移行を果たした、中京芝2000mのG2戦・金鯱賞。今年からG1に昇格した大阪杯の前哨戦に位置付けられ、勝った馬に大阪杯への優先出走権が与えられるようになりましたが、その3月開催初回となった今回のレースは、昨年12月の金鯱賞を勝利したヤマカツエースが、その時と同じように中団外からの差し切り勝ちを決めてみせました。今回は2着から5着までに入った馬が全て重賞未勝利馬となりましたが、最下位に沈んだパドルウィールを除いて1分59秒台で走破する混沌としたレースとなりました。その中にあって2着馬に対して1馬身4分の1の差をつけて勝利を収めたヤマカツエースは、昨年の有馬記念で4着に入ったことを踏まえると、十二分に芝2000m戦線のエース的存在になったとも考えられ、大阪杯においても積極的に狙ってみても良さそうな雰囲気があります。

※第51回フィリーズレビュー

1着・カラクレナイ(父ローエングリン)

2着・レーヌミノル(父ダイワメジャー)

3着・ゴールドケープ(父ワークフォース)

ラップタイム・12.0 - 10.2 - 11.3 - 12.0 - 11.8 - 11.7 - 12.0

桜花賞のトライアルレースとしては最終戦にあたるフィリーズレビュー。今回の勝ちタイムである1分21秒0はレースレコードとなりましたが、勝ったカラクレナイはローエングリン産駒としては3頭目の重賞勝ち馬にして、初めて芝1600m未満の重賞勝ち馬となりました。カラクレナイのキャリアを見ていくと、今回のレースも含めて4戦連続芝1400m戦ということで、桜花賞への出走が叶った場合は真っ先に距離延長に対する不安が先だつことになりますが、ローエングリン産駒による過去5回の重賞勝ちのうち、3回は桜花賞と同じ芝1600m戦なので、父系からは桜花賞の舞台は歓迎といった趣があります。また、二代母のレッドチリペッパーは1999年のNHKマイルCで3着に入ってきた馬なので、母系から判断しても桜花賞の適性は高く見積もれます。

※第35回中山牝馬S

1着・トーセンビクトリー(父キングカメハメハ)

2着・マジックタイム(父ハーツクライ)

3着・クインズミラーグロ(父マンハッタンカフェ)

ラップタイム・12.9 - 12.3 - 12.6 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 11.8 - 11.3 - 11.8

一線級を担ってきた牝馬にとっては引退レースに指名されやすいレースである中山牝馬S。今回は昨年重賞を2勝したマジックタイムなどが引退レースとしていましたが、道中内の3番手を追走してきたトーセンビクトリーが、2週間前の中山記念を制したネオリアリズムを彷彿とさせるような走りを見せ、マジックタイムの猛追をクビ差凌いで勝利を収めました。トーセンビクトリーは全兄にトゥザグローリー・トゥザワールドがいる超良血馬で、母トゥザヴィクトリーから3頭目の重賞勝ち馬が誕生することとなりましたが、ヴィクトリアマイルに向けては東京芝(0-0-0-3)というキャリアが大きなネックですし、今回のレース自体が展開利を存分に受ける格好にもなったことから、先々に向けて大きなことが言えるレースではなかったように感じています。

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レース回顧(予想レース以外) | 17:42:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
3月第1週の三重賞回顧
体調を崩したわけでもなく、前回の更新から10日以上ブランクを作ることになった当ブログ。来週、私は前回の記事でも書いたように阪神大賞典を現地で観戦しようと目論んでいますが、そんな3月最初の更新は、先週行われた東西のトライアルレースとオーシャンSを簡単に振り返っていきます。

※第24回チューリップ賞

1着・ソウルスターリング(父Frankel)

2着・ミスパンテール(父ダイワメジャー)

3着・リスグラシュー(父ハーツクライ)

ラップタイム・12.4 - 10.7 - 11.1 - 12.2 - 12.2 - 11.4 - 11.3 - 11.9

昨年の阪神ジュベナイルフィリーズの連対馬2頭が再戦となった今年のチューリップ賞。大外枠に入った2頭が積極果敢に飛ばしにかかったのに対し、ソウルスターリングが5番手、リスグラシューが7番手につく形になりましたが、番手でも手応えでも常に優位に立っていったソウルスターリングが、リスグラシューの後ろから追い込んできたミスパンテールに対して2馬身の差をつけて、難なく勝利を収めました。阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬によるチューリップ賞制覇は、2000年代に入ってからでは5頭目となりますが、過去の4頭の中で桜花賞を回避したレーヴディソール以外は全て桜花賞で連対しているので、そういった部分ではソウルスターリングの桜花賞制覇の可能性は極めて高いものであると考えられます。

※第12回オーシャンS

1着・メラグラーナ(父Fastnet Rock)

2着・ナックビーナス(父ダイワメジャー)

3着・クリスマス(父バゴ)

ラップタイム・11.9 - 10.8 - 10.9 - 11.5 - 11.3 - 11.9

人気上位5頭が1頭も古馬混合の重賞を勝ったことがないメンバーだった今年のオーシャンS。言うなれば、新興勢力の中から誰が抜け出すかといった趣が強いレースとなりましたが、着順こそやや入れ替わりがあったものの、人気上位5頭がそのままレースにおける上位5頭を形成することとなりました。

その上で勝利を収めたメラグラーナは、昨年7月のさくらんぼ特別から芝1200m戦を連戦し、今回のオーシャンSの勝利で芝1200m戦の成績を(4-1-0-1)としました。着外に敗れた一戦は重賞初挑戦でありながら道悪となった京阪杯であり、重賞挑戦2回目となった今回のレースで結果を残せたことは、混迷極めるスプリント路線において一歩抜け出した印象を与えますが、持ち時計では1分7秒台前半に到達しておらず、究極のスピード勝負になった時の対応力にはまだ課題が残っていると言えます。

※第54回弥生賞

1着・カデナ(父ディープインパクト)

2着・マイスタイル(父ハーツクライ)

3着・ダンビュライト(父ルーラーシップ)

ラップタイム・12.4 - 11.4 - 12.8 - 13.2 - 13.4 - 12.7 - 12.3 - 11.9 - 11.4 - 11.7

3着から8着までハナ、クビ、クビ、クビ、ハナと、大混戦のレースとなった今年の弥生賞。2着馬と3着馬との差が1馬身4分の1となりましたが、2着に入ったマイスタイルのレースメイクが上手い具合に嵌ったという趣があり、このレースの結果を以て力量の見極めを行うのは少々危うさを覚えます。

その上でマイスタイルに半馬身差先着して勝利を収めたカデナですが、重賞に格上げされて3年目を迎えていた昨年の京都2歳Sに続く連勝となりました。2000年以降、芝2000m重賞を連勝する形で弥生賞を制したケースは、今回のカデナの分も含めて6頭いますが、過去の5頭については春のクラシックにおいて一度は3着以内入線を果たしており、カデナと同様に1番人気で勝利したアグネスタキオン、ロジユニヴァース、ヴィクトワールピサの3頭はいずれも一冠は制していることから、今年の弥生賞を勝利したカデナは2017年の春クラシックにおいて文句なしの柱になったと言えます。

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レース回顧(予想レース以外) | 15:27:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
2月最終週の三重賞回顧
昨日、一昨日と2月最後の開催が行われていた中央競馬ですが、そこで行われた3つの重賞は様々な意味で思いがけない結果をもたらしていきました。この記事では「今年の競馬は歴史的にも稀に見る乱戦に次ぐ乱戦になるのではないか」と感じさせた2月最終週の三重賞の回顧をじっくりと行っていきます。

※アーリントンC

1着・ペルシアンナイト(父ハービンジャー)

2着・レッドアンシェル(父マンハッタンカフェ)

3着・ディバインコード(父マツリダゴッホ)

ラップタイム・12.3 - 11.0 - 12.0 - 11.9 - 11.9 - 11.4 - 11.3 - 12.3

昨年の新潟2歳S優勝馬ヴゼットジョリー、今年のシンザン記念優勝馬キョウヘイと、マイル重賞勝ち馬が2頭も出てきていた今年のアーリントンC。しかし、ヴゼットジョリーもキョウヘイも今回のレースにおいてこれといった見せ場はなく、キョウヘイの少し前に位置していたペルシアンナイトとレッドアンシェルが直線に入って爆発的な末脚を発揮していきました。

その上で今回勝利を収めたペルシアンナイトは、2着のレッドアンシェルに対して3馬身差をつける強い競馬を見せましたが、この着差は今年の3歳重賞の中では最も大きな差となりました。仮に今回コンビを組んだミルコ・デムーロ騎手がこのままペルシアンナイトと継続してコンビを組むようなことがあれば、今年のクラシックにおける有力候補として名乗りを上げることができそうですが、世代限定のG3戦までは強いのがハービンジャー産駒の特徴であり、この壁をぶち破れるかどうか、要注目といったところです。

※阪急杯

1着・トーキングドラム(父キングカメハメハ)

2着・ヒルノデイバロー(父マンハッタンカフェ)

3着・ナガラオリオン(父アドマイヤマックス)

ラップタイム・12.1 - 10.7 - 11.0 - 11.7 - 11.7 - 12.0 - 12.2

前日のアーリントンCより200m短い芝1400m戦として開催される阪急杯。今年は前走勝ち馬が今回と同じコースの阪神Cを勝ち上がったシュウジのみで、そのシュウジが断然の1番人気に支持されていましたが、ミッキーアイルが逃げ切った昨年のレース、あるいはコパノリチャードが逃げ切った3年前と同じ立ち上がりの600mの通過タイムでありながら、最後の直線では道中3番手追走のシュウジを含めた先行勢が壊滅状態に陥りました。結果、中団より少し後方の内でそつなく立ち回ってきたトーキングドラムとヒルノデイバローのマッチレースに持ち込まれ、最後は頭差でトーキングドラムがヒルノデイバローの追撃を振り切る格好となりました。今回の上位2頭は前走着順で言えばシュウジに次ぐ4着としており、その時と大差ない状態で臨めたのが好走の要因のようにも思えますが、このレースの結果を受けて芝1200m路線の混戦ぶりには拍車がかかった感じで、今年は当ブログにおいて芝1200mの重賞予想は止めておこうかなと考えていたりもします。

※中山記念

1着・ネオリアリズム(父ネオユニヴァース)

2着・サクラアンプルール(父キングカメハメハ)

3着・ロゴタイプ(父ローエングリン)

ラップタイム・12.6 - 12.2 - 12.6 - 12.9 - 11.1 - 11.6 - 11.6 - 11.3 - 11.7

今年からG1に昇格した大阪杯に向けて、優勝馬に優先出走権が得られるようになった、今年で91回目を迎えた中山記念。昨年の安田記念を逃げ切ったロゴタイプがスローな逃げを演出しようとしたところ、向正面中間辺りから昨年の函館記念優勝馬マイネルミラノがかかり気味に先手を奪って一気のペースアップが図られましたが、そのペースアップを利用して最内から落ち着きを取り戻してスパートをかけたネオリアリズムが直線の後半で先頭に立つと、ネオリアリズムの後ろから虎視眈々と位置を上げにかかったサクラアンプルールの追撃を4分の3馬身差凌いで勝利を収めました。鞍上のミルコ・デムーロ騎手にとってはネオリアリズムとのコンビは初めてだったものの、自身とのコンビで2003年の春クラシック二冠を制したネオユニヴァースの息子ということもあってかツボを押さえた走りを披露したといった趣もあり、管理する堀宣行厩舎と共に中山記念連覇を達成することとなりました。また、ネオリアリズムについては昨年の札幌記念に次いで重賞2勝目となりましたが、その時と同様に大物食いを果たしており、今回のような条件が最も合うと言っても過言ではないのかもしれません。

そして、今回のレースで4回目の出走となったロゴタイプは2014年に次いで二度目の3着に入りましたが、昨年のレース以外では3着以内を確保しており、中山記念を2勝した父ローエングリンの産駒らしいしぶといレースぶりに感嘆しつつも、昨年の優勝馬であるドゥラメンテの強さを改めて感じ入るものがありました。その上で、絶対王者不在のレースにおける存在感に対しては今後とも注意を払っておく必要があるようにも感じ取りました。

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レース回顧(予想レース以外) | 23:34:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
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