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Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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ナカヤマフェスタ考 第51回宝塚記念回顧
40回目の節目のレースとなった1999年の宝塚記念では、1着グラスワンダー、2着スペシャルウィーク、3着ステイゴールドという結果となりましたが、今回の宝塚記念では1着ステイゴールド産駒、2着スペシャルウィーク産駒、3着グラスワンダー産駒と1着と3着が父子で逆転。しかし、年齢的に見れば99年と同じく4歳馬ワンツー、3着5歳馬となりました。

そうした中で勝利を収めたナカヤマフェスタ。グラスワンダー以来11年ぶりとなる関東馬による宝塚記念制覇を成し遂げましたが、そんなナカヤマフェスタの勝因について徹底解剖していきます。



1・影のリンクレース、メトロポリタンS

宝塚記念において昔からよく言われていることは、春の天皇賞馬が強いということ、金鯱賞の勝ち馬が本番でも好勝負を収めているということですが、その影で暗躍していたのが春の東京競馬の開幕を飾る長丁場のオープン特別メトロポリタンSの勝ち馬。10年前にはメイショウドトウが、8年前にはツルマルボーイがメトロポリタンS、金鯱賞と連勝して宝塚記念で2着と好走。東京競馬場リニューアル記念として行われた7年前の勝ち馬タップダンスシチーも金鯱賞を勝って宝塚記念3着に入り、これら3頭は翌年の宝塚記念においても活躍を見せていました。

しかし、今回のナカヤマフェスタはメトロポリタンS勝利からぶっつけで宝塚記念に参戦。2ヶ月以上間隔を空けたレースでは皐月賞以外全勝というポン駆け気質もあったからでしょうが、先に挙げた3頭は金鯱賞が初のG2制覇であったのに対し、ナカヤマフェスタの場合は既にセントライト記念でG2勝ちの経験がありました。また、メトロポリタンSをレースレコードで制したアルナスラインはその後目黒記念2着を挟んで宝塚記念に出走するも10着と大敗しており、メトロポリタンS勝利後のレース出走がその年の宝塚記念制覇を阻んでいたとも言えそうです。

2・「常識なんてクソ食らえ」

父は昨年の春秋グランプリホースのドリームジャーニーを輩出したステイゴールド。夏の時期、高速馬場に向いている血統で、古馬になっての成長にも期待ができる種牡馬ですが、母の父系は2004年の勝ち馬タップダンスシチーを輩出したリボー系。このリボー系は突発的に大穴をあけたり、人気になって大敗したりと気性的な難しさを持ち合わせていますが、言い換えれば常識にかからない血統とも言え、乱戦には強さを発揮するところがあります。

その象徴とも言えるのが、昨年の日本ダービー4着。雨が降りしきってインコースを通らないとお話にならない極悪馬場となる中で上位3頭は終始インの前目で競馬していたのに対し、ナカヤマフェスタは道中後方3番手で直線では外から末脚勝負にかけた結果、メンバー中最速の上がり3ハロンを記録。しかも、平成以降の日本ダービー4着馬は古馬混合G1を勝てていないというジンクスも抱えていましたが、その逆境も見事に吹き飛ばし、母の父から流れてくるリボーの血が生きたと言えます。

3・やっぱり栗東調教馬!

菊花賞、中日新聞杯とセントライト記念後2戦続けて二桁着順という屈辱を味わってきたナカヤマフェスタ。共に長距離輸送が絡んでいたこともあり、今回はレース前から栗東トレセンで調整を進めてきました。ナカヤマフェスタにとっては輸送時間の短縮が勝利への第一歩だったと言えそうですが、今年の牝馬二冠馬アパパネ、昨年の春の天皇賞馬マイネルキッツもナカヤマフェスタと同様に美浦所属の馬でありながらレース前に栗東トレセンに入厩していました。また、昨年のダービー馬ロジユニヴァースもラジオNIKKEI杯2歳Sまではアパパネなどと同じように栗東をメイン拠点としており、栗東トレセンの優秀さを噛みしめると共に、美浦所属馬の命運を握っているという印象も持ちました。

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レース回顧(予想レース) | 23:07:06 | トラックバック(0) | コメント(0)
3rd forecast 「第51回宝塚記念」
◎・ロジユニヴァース

○・ブエナビスタ

▲・アーネストリー



単勝

ロジユニヴァース

馬連

ロジユニヴァース-ブエナビスタ

ワイド

ロジユニヴァース-アーネストリー

三連単

ロジユニヴァース→ブエナビスタ→アーネストリー



メイショウサムソン、カワカミプリンセス以来3年ぶりとなる4歳ダービー馬、オークス馬対決の宝塚記念。前走の日経賞がダービー後初のレースとなったロジユニヴァースと前走ヴィクトリアマイルでオークス以来のG1制覇を果たしたブエナビスタが初顔合わせとなりますが、両者の立場は3年前のそれとは逆の関係とも言えます。また、騎手に関してもブエナビスタで桜花賞、オークスを制した安藤勝己騎手がダービー馬ロジユニヴァースに、ロジユニヴァースでダービー初制覇を成し遂げた横山典弘騎手がブエナビスタに騎乗と、まさに複雑な因縁が絡み合っています。

そうした中でロジユニヴァースを本命に据えたのは、上がりの速い勝負にならない宝塚記念の特質に加え、デビュー当時から栗東留学の恩恵を受けてきた馬であり、今回もその恩恵に預かっているため。阪神コース2戦2勝と抜群の相性を見せており、3年前の優勝馬アドマイヤムーンに似た血統構成と戦歴を持っていることも好印象です。

対抗のブエナビスタですが、母の父系にあたり、クロスにもなっているニジンスキーの系統は古馬のビッグレースでは善戦止まりになることが多く、ブエナビスタの戦い方を見ていても僅差の争いばかりで取りこぼしも見られます。非根幹距離で強さを見せる血統構成でもあり、上位争いをする可能性は極めて高いですが、詰めの甘さがこのグランプリにおける勝利に向けて致命傷となりそうです。

三番手評価のアーネストリーは父が11年前の宝塚記念優勝馬グラスワンダー。ロジユニヴァース同様、夏の阪神芝1800mでデビューして勝利を収め、前々の競馬で勝負ができることがアドバンテージとなりそうです。過去10年で7頭の複勝圏内、うち2頭の優勝馬を輩出した金鯱賞覇者であることも魅力的ですが、金鯱賞で負かしたG1馬が牝馬限定G1のエリザベス女王杯の勝ち馬リトルアマポーラということで戦ってきた相手があまりにも弱く、強敵との対戦経験というところで遅れを取る可能性は大いにありそうです。

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レース予想(2013年以前) | 23:18:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
阪神芝1800
2006年12月から新装された阪神競馬場に新しくできたのが芝1800mのコース。芝2000m戦時代から続いていた「毎日杯→NHKマイルC」の黄金ローテーションは未だに信頼度の高い戦歴となっていますが、初勝利だけに絞るとどうなるのか、検証していきたいと思います。

(初勝利が阪神芝1800の重賞勝ち馬)

ロジユニヴァース

日本ダービー、弥生賞、ラジオNIKKEI杯2歳S、札幌2歳S

アーネストリー

金鯱賞、中日新聞杯

テイエムアンコール

大阪杯

ロックドゥカンブ

セントライト記念、ラジオNIKKEI賞

アドマイヤコマンド

青葉賞

ベストメンバー

京都新聞杯

エーシンリターンズ

チューリップ賞



2年前のダービー馬ロジユニヴァースはここがデビューの地。そこから弥生賞まで4連勝し、皐月賞の14着大敗を経てダービー制覇にこぎつけましたが、他の重賞勝ち馬の血統を見ていくと、ロベルト、Sadler's Wellsといったグランプリ血統が目に付くのが印象的。「父・ネオユニヴァース、母父・ケープクロス」のロジユニヴァースにしても洋芝の札幌2歳Sを制しているように、阪神芝1600mよりも欧州色が濃く、マイル以上に力点が置かれています。

ちなみに、夏に行われる阪神芝1800mのデビュー戦からは勝ったロジユニヴァース(2008年)、アーネストリー(2007年)以外にも、オークスと阪神JFを制したトールポピー(2007年2着)、シンザン記念を制したドリームシグナル(2007年3着)、皐月賞を制したキャプテントゥーレ(2007年8着)、そして今年のダービー馬エイシンフラッシュ(2009年6着)を輩出。ドリームシグナル以外は芝2000m戦で活躍していることからも、夏デビュー後の芝2000m戦における成否がその馬の将来を左右するといっても過言ではなさそうです。

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Road_to_Derby | 21:51:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
阪神芝1600
昨日から既に始まっている2011年クラシック世代の2歳戦ですが、ダービーを制した馬たちが過去に勝ったコースからどういった馬が出世しているか、新馬戦と未勝利戦の勝ち馬から分析を行います。今回はディープインパクト産駒の初陣となった阪神芝1600です。



(初勝利が阪神芝1600の重賞勝ち馬)

リトルアマポーラ

エリザベス女王杯、クイーンC、愛知杯

セイウンワンダー

朝日杯FS、新潟2歳S、エプソムC

スズカコーズウェイ

京王杯スプリングC

ブロードストリート

ローズS

リディル

デイリー杯2歳S

ダンツキッスイ

アーリントンC




桜花賞コースであり、阪神JFが行われる条件でもある阪神芝1600。特に阪神JFに関しては勝ち馬が3年連続オークス制覇、ウオッカが日本ダービー制覇と、東京芝2400に滅法強い馬を輩出し続けていますが、こと初勝利が阪神芝1600である馬の場合は多少事情が異なるようで、1400m、1800mといった非根幹距離で強さを発揮しているようなところがあります。

父で言えば、アグネスタキオンが優勢で、シンボリクリスエス、グラスワンダーといったロベルト系も高評価。皐月賞2着のトライアンフマーチの父スペシャルウィーク、安田記念3着ファリダットの父にあたるKingmambo系も注目の血統です。母父はLyphardやグレイソヴリンといったフランス系の馬が良さそうで、基本的には欧州の血を重視していきたいところです。

ちなみに、2006年12月に新装されてからの阪神JFにおける優勝馬の父は全て日本ダービー馬。このあたりも東京芝2400との繋がりがありそうですが、2010年の阪神JFの勝ち馬の父がどうなるか、少し気にしておきたいところです。

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Road_to_Derby | 12:47:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
東京競馬場改修後のダービー馬たち(血統編)
今年のクラシックはエイシンフラッシュ、アパパネをはじめとしてキングマンボの血が大きくクローズアップされていましたが、今度は血統から来年のダービー馬となるヒントを探っていきます。

・ダービー馬の父系

10年・エイシンフラッシュ

父・King's Best(Kingmambo系)

母父・プラティニ(Hampton系)

09年・ロジユニヴァース

父・ネオユニヴァース(サンデーサイレンス)

母父・Cape Cross(Danzig系)

08年・ディープスカイ

父・アグネスタキオン(サンデーサイレンス系)

母父・Chief's Crown(Danzig系)

07年・ウオッカ

父・タニノギムレット(ブライアンズタイム系)

母父・ルション(Never Bend系)

06年・メイショウサムソン

父・オペラハウス(Sadler's Wells)

母父・ダンシングブレーヴ(Lyphard系)

05年・ディープインパクト

父・サンデーサイレンス(Halo)

母父・Alzao(Lyphard系)

04年・キングカメハメハ

父・Kingmambo(Mr. Prospector)

母父・ラストタイクーン(トライマイベスト系)

03年・ネオユニヴァース

父・サンデーサイレンス(Halo)

母父・Kris(エタン系)



ここ4年で親子2代制覇が2回行われている日本ダービー。今年も04年覇者のキングカメハメハ産駒ローズキングダムが2着に入り、「ダービー馬はダービー馬から」というカラーが濃くなりつつあるようです。大きな構図で言えば、「Mr. Prospector VS サンデーサイレンス」という感じですが、もう深く考察してみようと思います。

・凱旋門賞が近い!?

今年のダービー馬であるエイシンフラッシュの父King's Bestは英国の2000ギニーを制し、母父であるプラティニはドイツで活躍した馬で、完全に欧州血統の馬。他の馬の母父を見ても欧州で活躍していた血統馬が多いのですが、特に目を引くのが凱旋門賞と深い関わりを持っていること。King's Bestの姉は牝馬ながら凱旋門賞を制したアーバンシーで、そのアーバンシーとロジユニヴァースの母父であるCape Crossとの間に生まれたのが2009年の凱旋門賞馬シーザスターズ。また、近年ではシーザスターズをはじめとするDanzig系、あるいはアーバンシーの祖父であるMr.prospectorの血を持つ馬が凱旋門賞で活躍しており、日本ダービーを勝つ馬は凱旋門賞で好走する見込みは非常に大きいと言えます。

そもそも、凱旋門賞における日本調教馬最先着であるエルコンドルパサーは父Kingmambo。そのことを鑑みるだけでも、Kingmambo系の馬が日本ダービーで強い競馬をするのは必定のことと言え、その上で日本で頂点に立つサンデーサイレンスの血とどう関わりを持っていくのか、注意深く見守っていく必要がありそうです。

Road_to_Derby | 18:38:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
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