2012-01-29 Sun
1月最後の3歳戦はクラシックの勢力図を大きく変えるようなレースがあったとは言い難ったですが、昨年の皐月賞が行われた東京芝2000m戦から新たな有力候補が出てきたかもしれません。※1月28日東京芝2000m3歳500万下より、フェノーメノ
このレースの勝ちタイム2分0秒9は2歳、3歳2月までにおける東京芝2000m戦の中では過去最速のもので、後に2009年の青葉賞優勝馬となったアプレザンレーヴのものよりも0秒1上回る決着でしたが、勝ったフェノーメノは2着に2馬身の差をつけ、一際大きな存在感を見せました。血統的には近親に1999年のジャパンC2着馬インディジェナスがいるステイゴールド産駒で、まだ奥が深そうです。
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2012-01-29 Sun
今年から新しく始めた予想要素「キルトクール」ですが、本命馬とキルトクール、どちらが勝っているのか検証していこうということで、毎月の月末に入線率や回収率などを記録していきます。これについては実際の狙い目とは別に、本命馬とキルトクールの単勝・複勝を100円ずつ買い続けるとどうなるかというのがポイントになります。なお、1月は6レース予想しました。
(◎)
0-1-1-0-1-3/6
勝率・0%
連対率・17%
3着以内率・33%
単勝回収率・0%
複勝回収率・335%
(キルトクール)
1-0-1-1-1-2/6
勝率・17%
連対率・17%
3着以内率・33%
単勝回収率・98%
複勝回収率・87%
2012-01-29 Sun
今年は東京開幕週に組まれた東京芝2000mのオープン特別・白富士Sでしたが、上位3頭は今後重賞戦線を大いに賑わせる存在となりそうです。1着・ヤングアットハート(父フレンチデピュティ)
2着・ペルーサ(父ゼンノロブロイ)
3着・セイクリッドバレー(父タニノギムレット)
(予想記事・48th forecast 「白富士S」)
勝ち馬から11着の馬まで1秒0以内に収まっている拮抗したレースの中で、上位3頭は上がり3ハロン35秒を切る走りを展開。この中で道中6番手と比較的先行していたヤングアットハートが押し切ったというレースになりましたが、目黒記念3着など距離の長いところで走ってきた経験が生きた感じでした。2着のペルーサはデビュー以来最高体重で最下位に終わった前走のジャパンCより8kg増となる532kgでの参戦で緩慢なレース運びとなりましたが、上がり3ハロン33秒7はさすがの一言で、シェイプアップしてきた時に見直しておきたい存在です。
◎・エーブチェアマン(8着)
勝ち馬と同じ上がり3ハロン34秒7で勝ち馬から0秒5遅れの入線。最後方にいたペルーサを意識していた分の差もなきにしもあらずですが、上位3頭はG2以上で複勝圏内に入った経験がある馬で力の差を見せられた格好。この馬自身、今回と同じコースだった2走前のレースで勝ったフェデラリストに1秒0の差をつけられていたので、得手不得手の差もあったかもしれません。
キルトクール・セイクリッドバレー(3着・(/´△`\) ナンテコッタイドンガバチョ!)
ペルーサ、ミッキーパンプキンとの熾烈な2着争いの中で4着ミッキーパンプキンに頭差先着。ここまで7回走っていた東京コースで3着に入ったのが2回ということで嫌いましたが、その2回が昨年に入ってからのもので苦手意識が払拭されつつあった模様。2年連続白富士S3着ということになりましたが、内容としては今年の方が上で、セントライト記念以来となるG2以上での複勝圏内入線があっても不思議ではありません。(複320)
2012-01-27 Fri
今回予想する白富士Sは、エアシェイディ、ネヴァブション、シンゲンといった後の中山芝2200m重賞勝ち馬が優勝馬として名を連ねているレース。先週のアメリカジョッキークラブCを少し意識しながら組立していきます。◎・エーブチェアマン
+・前走中山芝2200m戦勝利
-・東京芝2000mは5戦して2着1回着外4回
昨年の優勝馬カリバーンと同じく、グレイトフルS優勝をステップにしての参戦。今年のアメリカジョッキークラブC優勝馬ルーラーシップと同じキングカメハメハ産駒であるということもプラスで優勝候補筆頭と見ました。
○・ヤングアットハート
+・中山芝2500mの優勝経験あり、東京芝G2で複勝圏内入線あり
-・東京芝2000m以下で複勝圏内入線経験なし
3年前の優勝馬シンゲンの半弟にあたる馬でこちらは2400m以上を主戦として活躍している馬。しかし、最近の勝利は中山芝2000m戦で、兄に近い雰囲気を持ち始めていることから警戒の一頭です。
△・ペルーサ
+・東京芝2000mは4戦して2勝複勝率100%
-・前走から2ヶ月以上間隔の空いた馬の優勝は過去3年なし、自身もオープンクラスでは優勝なし
昨年の有馬記念は出走取消でジャパンC最下位以来の実戦。同じコースで行われる天皇賞(秋)を2年連続複勝圏内入線など実績的には断然の優勝候補ですが、安定感の欠ける走りで取りこぼしも大いに考えられます。
キルトクール・セイクリッドバレー
+・中山芝2200mの優勝経験あり
-・57kg以上の斤量を背負って複勝圏内入線の経験は昨年の新潟記念3着のみ
自身初となる58kgでの参戦ですが、ここ4戦続けて57kgを背負って3着以内に入ったのが昨年の新潟記念3着1回だけで前走、前々走では掲示板から漏れています。上がりの速いレースで頭角を現すタイプですが、東京コースは7戦して3着2回着外5回と振るわないことから、キルトクールに指名しました。
単勝
エーブチェアマン
複勝
エーブチェアマン
ヤングアットハート
ワイド
エーブチェアマン-ヤングアットハート
三連単
エーブチェアマン→ペルーサ→ヤングアットハート
2012-01-22 Sun
今週と来週は3歳重賞はお休みですが、3歳馬の戦いはますますヒートアップしていくばかり。4年前のダービー馬ディープスカイは1月に入って初勝利をあげましたが、今週紹介する馬も先週同様に初勝利をあげた馬です。※1月21日京都芝1600mメイクデビュー京都より、カレンブラックヒル
今週の競馬は各地で天気が荒れていて、馬場悪化に見舞われていましたが、1月21日のメイクデビュー京都を制したカレンブラックヒルは小雨、重馬場というコンディションながら1分35秒3というシンザン記念の勝ちタイムから1秒0遅れに相当するかなり優秀な時計をマーク。2着馬に3馬身差、3着馬には2秒4の差をつけた圧倒的な走りもさることながら、後半4ハロンで12秒0をオーバーするようなラップを刻むことなく逃げ切った内容は、トップマイラーとしての素質が垣間見られ、次のレースでどういった走りを見せるか楽しみな1頭になりました。