2012-08-20 Mon
今週は札幌・新潟で3つの平地重賞が行われますが、新潟の重賞は昨年までトリを務めていた新潟2歳Sとなっております。夏競馬は残り2週となりましたが、ここを飛躍のきっかけとする馬が現れるか、今回は3つの重賞をピックアップしていきます。※エルムS
今年は北海道開催が短くなっているため、8月に行われることになった札幌ダート1700mの重賞。2走前のかしわ記念で2年ぶりにダートG1を制したエスポワールシチーが登録しており、当然のように優勝候補筆頭ですが、前走同じコースのしらかばSを1番人気1着としたマーチS優勝馬サイレントメロディ、ダート1800mで現在4連勝中で通算7戦6勝2着1回としているローマンレジェンドが強敵。そして、2009年の札幌記念を制しているヤマニンキングリーが札幌の芝・ダート重賞制覇を果たすかどうかも注目です。
※新潟2歳S
昨年はモンストールがレースレコードタイで勝利した新潟2歳S。今年はドナウブルーが新潟2歳Sが行われる芝1600mのコースレコードを更新しましたが、ドナウブルーと同じディープインパクト産駒の出走はゼロでした。ただ、キャリア最上位と目されるダリア賞2着のエフティチャーミーは父がディープインパクトの兄ブラックタイドで、勝機は十分と見られます。あとは、東京芝1800mでデビューしたトーセンレディ、ユキノユウダンがどのような戦い方をするのか気になりつつ、マイル重賞に強い母父サンデーサイレンスを持つモーニングコール辺りが有力と見ています。
※キーンランドC
札幌記念の翌週に行われるサマースプリントシリーズ重賞という立ち位置は変わらなかったこのレース。函館スプリントSと関連性が強く、優勝馬ドリームバレンチノが出走してくれば軸は間違いなしと見たいところですが、昨年3着で前走アイビスサマーダッシュを制したパドトロワがどのようなレース運びをするのかが気になるところ。テンの速さには定評があるテイエムオオタカの存在もあわせて、どのような前半3ハロンとなるかが今後のカギとなってきそうです。
スポンサーサイト