2013-04-15 Mon
今週から東京と京都の開催がスタート。昨年春の開催では、東京で芝1400mと芝1600m、ダート1600mの、京都では芝2200mのコースレコードが更新されましたが、今年の開催はどのような時計の決着となっていくのか注目したいところです。今回は来週行われる天皇賞(春)についても触れていきます。
※福島牝馬S
一昨年は新潟で行われた芝1800mの牝馬限定G3ですが、過去9回のうち3頭が2度にわたって3着以内入線を果たしているリピーターレース。今年の登録馬では昨年の優勝馬オールザットジャズ、同年3着のアカンサスがまず有力候補となりそうですが、ここ3戦で芝1800mの牝馬限定重賞を2勝しているマイネイサベルが北海道以外の東日本4競馬場の重賞制覇を果たすのかどうかが、最も楽しみと言えるレースと見ています。
※フローラS
桜花賞、オークスの中間距離2000mで行われるオークストライアル。先週の皐月賞は1分58秒0というコースレコードの決着となりましたが、こちらのレースレコードは2010年にサンテミリオンがマークした2分0秒2で、未だに2分を切る決着を見たことがありません。それでもレースレコードをマークしたサンテミリオンはオークスでアパパネと同着優勝という歴史的偉業を果たしましたが、今回の登録馬ではフラワーC2着のエバーブロッサム、芝1800mで4戦2勝2着2回のテンシンランマンにオークス制覇の期待をかけてみようと考えています。
※マイラーズC
昨年から京都芝1600m戦へと変わったG2・マイラーズC。昨年はシルポートが一昨年の阪神開催に続いて連覇を果たしましたが、今年はそのシルポートを含めて48頭も登録しています。その中では前走完敗のG1馬カレンブラックヒルとグランプリボス、エリザベス女王杯で初重賞初G1制覇を果たしたレインボーダリアがどのような立ち回りをするのか、あるいはクラレント、ダノンシャークといった今年のマイル重賞勝ち馬がG2の舞台でどこまで戦えるのか、シルポートの3連覇挑戦を中心としていろいろな見どころが入り混じったレースという趣があります。
※天皇賞(春)
昨年のジャパンCで外国馬最先着だったレッドカドーが香港ヴァーズ優勝、ドバイワールドC2着を経て再び来日。天皇賞(春)に外国馬の参戦があるのは一昨年のジェントゥー以来3頭目ですが、せん馬の出走という意味でもその時以来となりそうな今年は、日本馬でもカレンミロティック、ノーステア、レッドデイヴィスの3頭が登録しており、彼らが日本の平地G1としては最長距離である京都芝3200mという舞台でどのような走りを繰り広げるのか、興味深いレースとなりそうです。
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