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Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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追跡・ティアーモ 「凱旋門の次」
今年の凱旋門賞には、2年前のクラシック三冠馬で昨年の2着馬であるオルフェーヴルと今年の東京優駿【日本ダービー】を勝ってきたキズナが参戦する予定となっておりますが、迎え撃つ欧州勢で現状最大のライバルと見ているのが、地元フランスで3戦無敗の3歳牝馬Treveです。この馬の二代父は1999年の凱旋門賞でエルコンドルパサーに先着して勝利を収めたMontjeuで、種牡馬としてはTreveの父であるMotivatorなど4頭の英国ダービー馬を輩出しています。今年のドバイシーマクラシックでジェンティルドンナを負かしたSt Nicholas AbbeyもMontjeuの産駒であり、日本馬にとっては因縁深い存在と言えます。

一方で、Treveの母方の血を辿ると、Trillionという牝馬にあたります。このTrillionは牝系としてかなり大きな広がりを見せており、自身の産駒であるTriptychは英愛仏の3か国でG1を9勝した名牝となっております。また、TriptychはジャパンCに2度参戦しましたが、1987年にはジャパンCの前哨戦として出走した富士S(当時、東京芝1800mのオープン特別)において道中最後方から馬なりのまま直線一気で2着馬に5馬身の差をつけて圧勝しており、こちらも日本競馬にかなり強烈なインパクトを残しています。

※芝2000mで冴える牝系

さて、前置きがとても長くなってしまいましたが、今回の「追跡」で取り上げるティアーモは、今まさに世界の競馬の中心となろうとしているTrillion牝系の1頭で、Treveと同じ3歳牝馬です。今年の函館記念で2着、次走の札幌記念でも3着に入ったアンコイルドもこの牝系を担う存在ですが、ティアーモは先週の西海賞で3勝目を挙げ、秋華賞有力候補の1頭に躍り出ました。

そんな中で、ティアーモの血統を見ていくと、”父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンス”という、いかにもな日本の王道血統で固められています。昨年の西海賞を勝って秋華賞で3着となったアロマティコも同じ父と母父ということで、こういった面からもティアーモの秋華賞には大きな期待をかけたくなるところですが、Trillionの産駒で最も現役時代に優れた成績を残しているTriptychが、秋華賞とほぼ同じとされる芝10ハロンのレースでどれほどの成績を残しているのかというと、(3-1-4-2)と3着以内率80%をマークしています。また、Triptychが挙げた3勝はいずれも牡馬混合のG1であり、1986年と1987年には英国チャンピオンSの連覇を達成しています。Trillion牝系の現役日本馬の1頭であるアンコイルドも芝2000mの成績は(5-2-1-1)としており、この点から見てもティアーモの秋華賞制覇は現実味があると言えます。

※Best to Bestは最善か?

次に、ティアーモの父であるキングカメハメハについてですが、産駒の国内芝G1の勝利数は現段階で10勝をマークしています。頭数で見るとアパパネ、ローズキングダム、ロードカナロアのわずかに3頭であり、いずれも2勝以上していることから、一度でもG1勝ちを収めることができれば、2勝以上する期待は大きく持てると言えます。ただ、出走段階でG1を既に3勝以上していたアパパネの秋華賞とヴィクトリアマイル以外の8勝は全て前走2着以内としており、秋華賞直前のレースで3着以下に沈むことがあると一気に暗雲が漂います。また、キングカメハメハ産駒の中央競馬の重賞勝ち数47・勝ち馬20頭のうち、初重賞制覇が芝2000m以上だった馬は過去に4頭しかいないことからも、西海賞から直接秋華賞というローテーションにも無理があります。

なお、”父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンス”という馬は今年の2歳馬以上のデータ(2013年8月28日現在)で311頭いることになっていますが、中央競馬の重賞を勝っているのは現状ではわずかに6頭しかいません。そのいずれもが牡馬であり、トゥザグローリー以外の5頭は前走からの連勝という形で重賞初制覇を果たしていることからも、ティアーモにとっては次のレースの走りが大きな山場になると言えます。

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馬雑談 | 23:33:29 | トラックバック(0) | コメント(0)
「月刊・◎とキルトクール」(2013年9月号)
札幌記念と北九州記念の予想記事の中で”8月の予想はこれで最後”としていたので、ここで2013年8月終了時点の「◎とキルトクール」の結果について触れていきます。

さて、今年は隔月更新としているとはいえ、前回のアップから次回のアップにかけて◎かキルトクールのいずれかが3勝をあげたのは今回が初めてとなります。一方で、4着以下に沈んだ時の大半が6着以下となっており、落差の激しい夏競馬となりましたが、これによって数字がどう動いたのか見ておきたいところです。

(◎・2013年7月分&2013年8月分)

1-0-0-1-0-6/8

勝率・13%

連対率・13%

3着以内率・13%

単勝回収率・28%

複勝回収率・14%

(キルトクール・2013年7月分&2013年8月分)

3-0-1-0-0-4/8

勝率・38%

連対率・38%

3着以内率・50%

単勝回収率・260%

複勝回収率・124%

(◎・通算)

7-8-7-6-7-35/70

勝率・10%

連対率・21%

3着以内率・33%

単勝回収率・94%

複勝回収率・85%

(キルトクール・通算)

9-7-5-6-5-38/70

勝率・13%

連対率・23%

3着以内率・30%

単勝回収率・129%

複勝回収率・88%

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「月刊・◎とキルトクール」 | 23:36:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
「特別登録・ファーストインプレッション」(2013年8月26日ver.)
2か月以上に及んで行われてきた夏競馬も、いよいよ今週で最終週となります。今年の夏も、今後の飛躍に期待が持てる馬が多く現れましたが、そのフィナーレでさらなる出世馬が現れるのかどうか、見届けておきたいところです。

※札幌2歳S

8月最後の重賞となった2歳馬限定芝1800mの一戦。フルゲート14頭に対して23頭の登録と、コスモス賞で2勝目を挙げているマイネルフロスト以外の22頭の中で9頭が除外される格好となりますが、除外が気になる馬の中では、7月暮れの函館芝1800mのメイクデビューを勝った外国産馬オールステイが、約1か月ぶりの函館芝1800m戦でどういった走りを見せるのか注目です。

※新潟記念

サマー2000シリーズ最終戦となる新潟芝2000mのハンデG3戦。今年は函館記念と札幌記念を勝ったトウケイヘイローがサマー2000シリーズのポイントを22とし、14ポイントで2位につけていた七夕賞優勝馬マイネルラクリマの登録がなかったため、トウケイヘイローのシリーズ優勝は確定しました。このレースへの登録も14頭とフルゲート割れで、完全に消化試合というムードが漂いますが、前走勝利を収めている4歳馬3頭が夏競馬の締めくくりでどれほどの走りを見せるのか、楽しみにしておきたいところです。

※小倉2歳S

昨年、初めて1分7秒台の決着となった小倉芝1200mの2歳重賞。先週日曜日の小倉芝1200mの1000万下特別では、不良馬場発表でありながら勝ちタイムは1分7秒7と、昨年良馬場で行われた小倉2歳Sよりも0秒2速い決着となっており、これが今回の小倉2歳Sにどういった影響をもたらすのかが気になります。

今回の登録馬では、九州産馬でありながら2戦目に九州産馬以外の馬とのオープン特別であるフェニックス賞で2着となったカシノタロンと、九州産馬限定の2歳オープン特別を勝ってきたテイエムキュウコーが地元生産馬の意地を見せられるかに目を向けておきたいところ。他の登録馬では、デビュー以来3戦続けて芝1400m戦を使っているウインスプラッシュが初めての芝1200mでどういった結果を残すのかも気になります。

※大雪ハンデキャップ

12週連続の函館開催も今週で最終週を迎えますが、函館が北海道開催の最後を飾るのは、1996年以来のことになります。開催前半は芝1200mの2歳レコードが更新されるほど高速決着となっていましたが、開催後半は折からの天候不良により、ダートコースのレコードが多く更新される一方で、芝のレースは1800m以上のレースにおいて1ハロン平均のラップタイムが12秒5以上かかる低速決着がほとんどになっています。

そんな中で気になったのが、札幌2歳Sの次のレースとして行われる大雪ハンデキャップという、3歳以上1000万下の芝2000mのハンデ特別です。1996年以前の函館開催最終週にあたる9月末に行われた芝2000m戦を勝ち上がってきた馬の中には、1995年の菊花賞2着馬トウカイパレス(1995年)や、1991年の函館記念を勝ったメジロマーシャス(1989年)、そして天皇賞【春】連覇などG1を4勝し、日本競馬史上初の生涯賞金10億円ホースとなったメジロマックイーン(1990年)などがおり、彼らに続ける馬が出てくるのかに注目したいと思っています。

さて、先にも触れたように、他の競馬場では考えられないほど低速決着でガラパゴス化している今の函館競馬場、その上級条件で結果を残した馬が今後のレースでどういった走りをするのかは注意深く見ておきたいポイントです。その中で、今回のレースを勝つことによってその後のキャリアが特に気になるのは、札幌記念の日に行われた芝2000mの500万下特別で大差勝ちをしたネコタイショウ、札幌記念の前に行われた芝2600mの1000万下特別2着馬テイエムダイパワー、前走函館芝1800mの500万下を勝利し、春には共同通信杯3着の実績があるマイネルストラーノの3歳3頭です。

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「特別登録・ファーストインプレッション」 | 21:44:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
いざクラシックへ!注目の一頭 2014クラシック世代第13週
今週は函館で開催されたキーンランドCで牝馬が1着から3着まで独占し、今年のサマーシリーズの牡馬混合重賞で初めて牝馬が勝利を収めたように牝馬の活躍が目立つ週でした。その一方で、キーンランドCを勝ったフォーエバーマークに騎乗していたのは、先週の札幌記念で皐月賞馬ロゴタイプに騎乗して5着に敗れた村田一誠騎手ということで、面目躍如といった趣もありましたが、今週の2歳戦においても面目躍如といっても良いような活躍が見られました。

※新潟2歳S

1着・ハープスター(父ディープインパクト)

2着・イスラボニータ(父フジキセキ)

3着・ピークトラム(父チチカステナンゴ)

前走芝1600m戦を勝ってきた牡馬2頭の2着争いを尻目に勝利を収めたのは、中京芝1400mのメイクデビューを勝ってきた牝馬ハープスターでした。道中は最後方からの競馬となりましたが、直線半ばでだんだんと位置を上げていくと、残り200mから脚色の差は圧倒的で、2着馬に3馬身の差をつけてみせました。ハープスターが叩き出した上がり3ハロン32秒5はレース史上最速であることもさることながら、今回のレースにおける上がり3ハロン2位の馬よりも0秒8速く、今回のメンバーでは一枚も二枚も上手であることを窺わせます。

ただ、新潟2歳Sが今のコースとなった2002年以降で上がり3ハロン32秒台をマークした馬は過去3頭いるものの、その後の芝重賞で勝利を収めたのは2011年2着馬のジャスタウェイ(アーリントンC)のみで、上がり3ハロン32秒台をマークして勝った2009年のシンメイフジと、2011年のモンストールは、その後の芝のレースで3着以内に一度も入ったことがありません。ハープスターの二代母は、1993年の牝馬クラシック二冠馬ベガで、シンメイフジ、モンストールと同じように二代母が日本のG1馬という血統構成も気にかかりますが、ハープスターの管理厩舎はブエナビスタ、レーヴディソール、ジョワドヴィーヴルで阪神ジュベナイルフィリーズを3勝し、ベガも管理していた松田博資厩舎で、厩舎としては2011年阪神ジュベナイルフィリーズのジョワドヴィーヴル以来となるG1制覇の可能性も大いにあります。

※8月25日小倉芝1800m未勝利戦より、デリッツァリモーネ

今週の小倉競馬場はほぼ雨降りの馬場で、8月25日の第1レースとして行われた2歳未勝利戦は不良馬場で行われましたが、このレースの勝ちタイムは先週同じコースで行われたメイクデビューとは0秒4の差しかなく、ラップタイムでは9ハロン全てにおいて12秒5よりかかるところがない平均的な流れとなりました。

こうした中で勝利を収めたデリッツァリモーネは、前日に同じコースの1000万下特別を勝ったティアーモと同じ”父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンス”の血統を持つ馬で、このレースでは終始4番手の辺りから抜け出す競馬を見せました。石坂正厩舎・武豊騎手とのコンビでは昨年のセントウルSにおけるエピセアローム以来の勝利となりますが、厩舎の先輩には昨年の牝馬三冠馬ジェンティルドンナがおり、それに続く活躍ができるか注目したいところです。

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Road_to_Derby | 17:19:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
追跡・ブエナビスタ 「負けて強しの名馬」
先週の札幌記念は、函館記念の上位3頭が再び1着から3着までを独占する結果になった一方で、G1馬3頭を含む5頭の重賞勝ちのある牝馬が誰も3着以内に入ることができなかったレースでもありました。札幌記念がG2となった1997年以降で牝馬が3着以内に入ってこなかったのは、牝馬の出走がなかった2008年、2010年を除くと、2000年、2001年に次いで3回目ということですが、2000年も2001年も牝馬の出走はわずかに1頭であり、この点から言っても今年の札幌記念がいかに異端であったかが窺えます。

さて、今週2回目の「追跡」は少し趣向を変えて、現役を退いた馬のキャリアから見えてくるものについて語っていきます。冒頭でも触れたように、札幌記念で牝馬が3着以内に入ってこなかったのは、牝馬の出走がなかった2回を除けば2001年以来の出来事になりますが、今年と同じように北海道開催を一つの競馬場で3か月続けていた中で行った2009年の札幌記念では、その年の牝馬クラシック二冠を制していたブエナビスタが2着に入ってきました。今回は、ブエナビスタの札幌記念敗戦と今年の札幌記念との比較から見えてきたものについて取り上げていきます。

※歴戦の英雄達に真っ向勝負を挑んだ3歳牝馬

ブエナビスタが2着に敗れた札幌記念で勝ち馬となったのは、前年の中日新聞杯を勝っていた4歳牡馬のヤマニンキングリーです。札幌競馬場でのレースは、2年前の札幌2歳Sで9着に敗れて以来の3戦目でしたが、芝2000m重賞は(1-2-0-0)とパーフェクト連対で全て違う騎手で結果を残しており、このレースでは3歳秋に3歳重賞2戦でコンビを組んだ柴山雄一騎手とコンビを組んでいました。

また、3着に入ってきたのは札幌競馬場の函館記念を勝ってきた7歳牡馬サクラオリオンでした。こちらは同じ年の中京記念(当時は中京芝2000m)でヤマニンキングリーに先着していたり、札幌芝で(2-1-1-0)という実績を残し、ローカル芝2000m重賞の猛者相手に一歩も引かないレースをしていることが窺えますが、このレースがさらに恐ろしいのは、掲示板から漏れた馬の中には古馬G2以上の勝ち鞍がある馬が何頭もいるということです。

その筆頭にあたるのが、2007年の有馬記念優勝馬で、この年のオールカマーで同一レース3連覇を果たすことになったマツリダゴッホです。この札幌記念においては、3コーナーでは最後方付近にいながら、マツリダゴッホより前でレースをしていたブエナビスタを4コーナーでかわすシーンも見せましたが、直線では伸びを欠いて9着に敗れています。他には、2007年のシンガポール航空国際Cの優勝馬シャドウゲイト(11着)や、七夕賞の連覇や2009年春秋の東京芝2500mハンデG2制覇を果たしたミヤビランベリ(14着)、前年の札幌記念でコースレコードを更新したタスカータソルテ(15着)などがおり、当時のライバル馬の陣容を見ると、今年と負けず劣らずと見ることもできます。

そんなメンバー相手に互角以上の戦いを繰り広げたブエナビスタは当時3歳牝馬であり、今年の結果と照らし合わせると、その偉大さがクローズアップされるところです。今年の札幌記念で5着に敗れた皐月賞馬ロゴタイプも、今回出走していた5頭のG1馬の中で、あるいは前走函館競馬場以外の出走馬としては最先着でゴールした馬であり、決して恥ずかしい競馬をしたわけではないのですが、ブエナビスタが5歳の有馬記念で引退するまでに出走した16回の国内G1で4着以下に沈んだのが2回しかなかったことは、2009年の札幌記念の走りからは朝飯前の結果だったとも言え、ロゴタイプがブエナビスタのような堅実無比のトップホースになるのは、日本ダービー5着の実績から見ても少々難しいのではないかと思われます。

※身の丈を知る

さて、2009年の札幌記念でブエナビスタと共に3着以内に入ってきたヤマニンキングリーとサクラオリオンですが、2頭はその後の芝重賞で一度も3着以内に入ることはできませんでした。結果的には身不相応の走りをしてしまったという印象で、今回の札幌記念でロゴタイプに先着した4頭の馬は、他の競馬場よりも時計がかかりやすい函館競馬場の特異性に翻弄される成績を残していくことになるかもしれません。

ただ、勝ったトウケイヘイローに関して言えば、札幌記念の予想の中でも触れたように、武豊騎手と共にG1が絡まない同一距離のコーナー4つの重賞で連勝を重ねてきている馬であり、過去にそれを果たしてきた3頭はいずれも後にG1勝ちを果たしています。その3頭の名前を出すと、1997年の宝塚記念馬マーベラスサンデー【札幌記念(当時G3)、朝日チャレンジC】、同年の天皇賞【秋】優勝馬エアグルーヴ【マーメイドS、札幌記念】、1998年の宝塚記念優勝馬サイレンススズカ【中山記念、小倉大賞典】と、いずれも90年代の馬というのが少し気になりますが、サイレンススズカに関しては、距離短縮のマイルCSで逃げようとして惨敗を喫した後に、距離を伸ばした香港国際カップ(当時芝1800mのG2)から武豊騎手とのコンビを組んで逃げの素質を開花させることに成功した馬ということで、今回のトウケイヘイローと似たようなキャリアを持っています。最近では、乗り替わる前から地方交流重賞6連勝などの活躍を見せていたスマートファルコンが武豊騎手に乗り替わって2戦目のJBCクラシック(当時・船橋ダート1800m)から地方交流G1の6勝を含めた9連勝を全て逃げ切りで決めており、武豊騎手とコンビを組んだトウケイヘイローが芝2000m重賞の歴史を変える存在となっていっても何ら不思議ではありません。

それから、今回の札幌記念において牝馬最先着の4着に入ったのは、前走クイーンSを昨年に続く連覇を果たしたアイムユアーズでしたが、G1未勝利でなおかつ札幌記念前に古馬混合のG2で勝ったことがない札幌記念最先着の牝馬は過去3頭いて、いずれもその後の重賞で3着以内に入ったことはありません。また、他の4頭について触れると、ヴィクトリアマイルが新設された2006年以降で5歳以上の重賞勝ち馬でG1を勝った例を探した結果、古馬牡馬混合のオープンでも連対していたダンスインザムード、ウオッカ、ブルーメンブラット、ブエナビスタ、カレンチャンの5頭だけで、そういった実績を今回の5歳以上牝馬の4頭が誰も持ち合わせていないことを考えると、今回の敗戦は大きな痛手となる可能性があります。

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馬雑談 | 23:12:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
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