2013-10-21 Mon
菊花賞が終わって、3歳馬と古馬との対決がいよいよ本格化していきます。その中で、どの世代の馬が強い競馬を見せるのかというのは予想のポイントの一つになっていきますが、一方で今週は2歳の特別戦が3つの競馬場で一つずつ組まれており、それぞれの出走馬が今後どういった合流を見せるのかも楽しみです。※スワンS
天皇賞【秋】が開催される週に京都競馬場で行われる芝1400mのG2戦。昨年の優勝馬であるグランプリボスは、今年の秋はスプリンターズSから始動しており、これがどういった結果をもたらすのかも注目しておきたいポイントになりますが、2週前の白秋Sで1分20秒を切ってきたラトルスネーク、今年の京王杯スプリングC優勝馬ダイワマッジョーレ、あるいは昨年の京王杯2歳S優勝馬でエーシントップといった芝1400m戦の猛者たちがどんなレースを繰り広げるのか、とても面白いレースとなりそうです。
※萩S
スワンSと同じ日に行われる京都芝1800mの2歳オープン特別。8年前となる2005年には勝ち馬フサイチリシャールが、東京スポーツ杯2歳Sと朝日杯フューチュリティSを連勝し、2着のドリームパスポートは翌年のきさらぎ賞、神戸新聞杯を制して、クラシックでは全て3着以内に入る健闘を見せました。さらに3着のロジックはNHKマイルCを制し、そして、この時4着だったメイショウサムソンが翌年の皐月賞、日本ダービーのクラシック二冠制覇を果たしましたが、今年の登録馬では母がエアグルーヴの妹であるプリンスダムと2010年の2歳女王であるレーヴディソールの妹にあたるレーヴデトワールがどういった走りを見せるのか、将来性を含めてじっくりと見ておきたいです。
※くるみ賞
天皇賞【秋】が行われる日の最初の東京特別戦は2歳500万下のレース。過去には、マイルCSを2年連続2着としたスーパーホーネットや2007年のNHKマイルC優勝馬であるピンクカメオ、あるいは2009年のラジオNIKKEI賞優勝馬ストロングガルーダ、そして、今年のサマー2000シリーズの優勝馬で、天皇賞【秋】にも登録しているトウケイヘイローが勝利しているレースですが、今年の登録馬では、スーパーホーネットと同じ矢作芳人厩舎所属であるダイワダルタニアン、あるいは今年に入ってG1を3勝しているロードカナロアの弟ロードストームが興味深い存在です。
※きんもくせい特別
一昨年はアルフレード、昨年はゴットフリートが勝利し、朝日杯フューチュリティSへの好走の足掛かりとしている、新潟芝1600mの2歳500万下特別。萩Sやくるみ賞などといった2歳戦と登録馬が重なっている馬が多いため、実際のメンバーがどうなるか判然としませんが、先に名前を出した2頭は中山で勝ち鞍を挙げてきた馬であり、今回の登録馬ではコスモイノセント、レッツサッチャーがこれに該当しています。コスモイノセントは牡馬、レッツサッチャーは牝馬であり、この2頭がどういった結果を残すのかに注目しています。
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