2014-06-30 Mon
今年のG1は桜花賞以外はまるで良い結果が残せず、ほとんどの予想がG1だった5月と6月は、先日の宝塚記念も含めて◎もキルトクールも着外に沈みっぱなしでした。2か月連続で◎もキルトクールも一度も3着以内に来なかったのは今回が初めてですが、一方で先月話題に出した○の馬に関しては、5月、6月で(2-3-0-3)と半分以上は3着以内に来ています。基本的に○に人気馬を推していることもありますが、もう少し素直な予想をすることが、肝要なのかもしれません。◇◎・2014年5月分&2014年6月分
0-0-0-8
勝率・0%
連対率・0%
3着以内率・0%
単勝回収率・0%
複勝回収率・0%
◇キルトクール・2014年5月分&2014年6月分
0-0-0-8
勝率・0%
連対率・0%
3着以内率・0%
単勝回収率・0%
複勝回収率・0%
◇◎・通算
11-12-12-77/112
勝率・10%
連対率・21%
3着以内率・31%
単勝回収率・69%
複勝回収率・81%
◇キルトクール・通算
12-8-7-85/112
勝率・11%
連対率・18%
3着以内率・24%
単勝回収率・100%
複勝回収率・69%
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2014-06-30 Mon
物事の成功には”飴と鞭の使い分け”という部分がカギになることも少なからずありますが、競走馬の出世に当てはめると、タフなレースを経験させながら、適度に休養を取り、勝利の味をしっかり噛みしめつつ、負けの中にも希望を見出せる何かを掴む、といった具合になるのではなかろうかと考えています。※6月29日阪神芝1800mメイクデビューより、ティルナノーグ
昨年、そして今年のダービー馬を輩出したノースヒルズ生産馬から、また新たなスターホース誕生の感があったのが、宝塚記念の日に行われた阪神芝1800mのメイクデビュー。これを制したティルナノーグは、武豊騎手に促されて3コーナー手前から一度まくり気味にポジションを上げていきつつ、コーナー部分ではしっかりと息を入れ、直線では今年の2歳馬から産駒デビューとなるハービンジャーの子供で福永祐一騎手が騎乗していたトーセンバジルとの競り合いを落ち着き払ってクビ差先着しました。今年のきさらぎ賞を無敗で制しながら、皐月賞、ダービーで二桁着順だったトーセンスターダムを彷彿とさせるような走りにも見えなくはありませんでしたが、馬体重は446kgで、どちらかというと父ディープインパクトに近い小柄なタイプであることから、父のような器用さを兼ね備えた快速馬となっていっても不思議ではありません。
また、母父Gone Westは日本には馴染みの薄いミスタープロスペクター系種牡馬ではあるものの、2000年代に入って最初に牝馬で凱旋門賞を制したザルカヴァの祖父にあたる馬であります。ミスタープロスペクター系独特の万能性がティルナノーグにどう作用していくか、ローテーションも含めていろいろな楽しみがある馬です。
◇「競馬思考履歴」更新のお知らせ
宝塚記念の結果を踏まえて、秋競馬を展望しています。秋にしっかり結果を残すためにも、今年の夏は、明確な課題をもって取り組んでいくつもりです。
競馬思考履歴
2014-06-29 Sun
まるで昨年のレースを見ているかのような戦いとなった今年の宝塚記念。ゴールドシップがレース史上初の連覇を達成しましたが、その内容は昨年以上に優秀かつ、将来的な期待が持てる内容だったのではないかと見ています。1着・ゴールドシップ(父ステイゴールド)
2着・カレンミロティック(父ハーツクライ)
3着・ヴィルシーナ(父ディープインパクト)
(予想記事・2014年・二十の予想 「第55回宝塚記念」(◎フェイムゲーム))
※日はまた昇る
2014年のラップタイム・12.9 - 11.6 - 11.9 - 13.2 - 12.8 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 12.1
2013年のラップタイム・12.7 - 11.0 - 11.0 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.3 - 12.4 - 12.7 - 12.7 - 12.6
昨年はシルポートが大逃げを打ったのに対し、今年はヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナが後続を引き付けるような先行策でハナに立ち、レース全体の展開としてはだいぶ異なる形となりました。ただ、勝ったゴールドシップに関しては昨年と同様にスタートではあまり出ていかず、最初の直線半ばで前への進出を見せる戦法となりました。道中は外目の4番手、直線でただ一頭抜けた末脚を披露し、後続を寄せ付けない圧勝ぶりは昨年のVTRを見ているかのようでしたが、昨年と決定的に違っていたのは、鞍上がほとんど馬なりのままレースを進めていたことでした。
今回、ゴールドシップの手綱を取ったのは、今年のダービージョッキーである横山典弘騎手でした。3週連続でゴールドシップの追い切りに跨り、信頼関係を築き上げていったことがプラスに働きましたが、横山典弘騎手の騎乗スタイルの一つとして「馬の行く気に任せる」というものがあります。昨年のジャパンCまでコンビを組んでいた内田博幸騎手はスタートで気合をつけてなんとか前に出そうというスタイルで競馬をし、昨年の宝塚記念ではそれが実を結ぶことになりましたが、その反動が昨年秋の不振を招くことになったという側面もあったように思われます。レースの形はほとんど同じで、なおかつ昨年よりも走破時計が遅い今年の宝塚記念ですが、3コーナーから4コーナーの動きを見ても今年の方が圧倒的にスムーズに動けており、不振を脱したどころか、さらなる成長を見せた印象さえ与えました。
もっとも、今回の勝利で、ゴールドシップの阪神芝実績は6戦5勝2着1回と、阪神競馬場との相性がバッチリであるということも確かなので、阪神で行われる古馬重賞がほとんどない秋のレースで絶対的な王者になれるかというと必ずしもそうとは言い切れない部分もありますが、今回のレースで急かされずに前に行けたことは今後に向けて大きなプラスになったことは間違いなしで、昨年以上に安定した走りを見せられるのではないかと考えています。
◎・フェイムゲーム(6着)
今回のレースで唯一の4歳牡馬でしたが、道中は逃げたヴィルシーナの直後からかかり気味に追走する形となり、ラスト1ハロンで完全に脚が上がってしまいました。3頭出走していた関東馬の中では最先着ですし、G1はおろかG2も勝ったことがない馬がウインバリアシオンやジェンティルドンナに先着できていることは健闘の部類に入りますが、番手ということで考えれば、やや自滅の面があったにせよ、ゴールドシップやカレンミロティックに良いように利用された感じもあり、もったいない敗戦として見ています。
なお、今回のレースでハーツクライ産駒はこの馬を含めて3頭いましたが、最も人気薄だったカレンミロティックが最先着の2位入線を果たしました。金鯱賞勝ちのキャリアが宝塚記念で活きるのは、開催時期が替わっても健在といったところであり、ハーツクライ産駒の出世馬としてはやはり米国的な軽さのある血統、あるいは短距離色が強い血統を母に持つ馬こそが優勢であると言えます。
キルトクール・デニムアンドルビー(5着)
道中は内ラチ沿いを虎視眈々と狙っていく中団待機策でレースを進め、4コーナーから直線にかけては外のカレンミロティックを弾いて前にのし上がろうとしてきましたが、そこで押し切れないままジリ脚となり、先行していたカレンミロティックやヴィルシーナを捉えられなかったばかりか、後方で脚を溜めていたヒットザターゲットにも交わされる始末でした。フェイムゲーム、メイショウマンボと共に出走した4歳馬の最先着馬が昨年のジャパンC2着馬であるこの馬ということで、世代レベルに疑問符がつく内容でもありましたが、フェイムゲームは持久戦寄りのハンデ重賞常連馬となっていきそうな感じがありますし、メイショウマンボは改めて牝馬限定戦の強豪であることをはっきり示したレースになりました。そういった中でデニムアンドルビーに関して言うと、この上半期は終始ちぐはぐだったところがあるので、秋に向けての立て直しがどのようなものになるのか、少し注目してみようと思います。
ちなみに、このデニムアンドルビーは、フローラSからエリザベス女王杯まで内田博幸騎手が跨り、ジャパンC以降は浜中俊騎手に乗り替わっていますが、この馬もゴールドシップと同様に内田博幸騎手が乗っていた時はスタートから押しても出ていかなかった馬でありながら、浜中騎手になってからスタートからの加速がスムーズになっているのは見逃せないポイントです。ヴィルシーナのヴィクトリアマイル連覇には大きく貢献した内田博幸騎手ですが、結局のところ劇薬タイプの騎手という感じで、安定性と馬を教育するという点では競馬学校出身の実績のあるジョッキーに一日の長があることを示しているように思います。
2014-06-28 Sat
今年はサッカーワールドカップイヤーですが、1986年のメキシコ大会以降の宝塚記念においては4歳牡馬が勝ち続けています。今年の宝塚記念において4歳牡馬の出走は大外枠に入ったフェイムゲームただ1頭ですが、そうしたジンクスはともかくとして、ハーツクライ産駒らしい反骨心全開の走りに大きな期待をかけつつ、全ての馬の見解を出していきます。(展望記事・第55回宝塚記念展望 「”末”の算」)
(参考まとめ記事・レース参考まとめ「第55回宝塚記念」)
【データルール1・展望記事で該当していたデータの項目番号を、印の横の「」内に記載。】
【データルール2・[レ]のデータにおいて出走馬中3頭以下が該当するものであれば、そのデータに”下線”を、1頭のみのものは”【】”を加える】
【データルール3・「1」に相当する馬は、”芝2000m重賞勝ち馬”、かつ”それに付随するデータに該当していた馬”】
【データルール4・”1年以内に芝2000m以上のG1、またはG2勝っている馬。もしくは前年の芝2000m以上のG1連対馬”に該当しない馬は、該当データの項目番号を()で囲う】
1枠1番・ホッコーブレーヴ(…)「なし」
+・6年連続3着以内入線馬を輩出している「前年9月以降に芝2400mの連対実績がある馬」[レ]
-・【重賞未勝利馬による3着以内入線は2002年3着のローエングリン以来なし[レ]】
ここ2走の内容からはいつ重賞を勝ててもおかしくないレベルに到達していますが、オールスターキャストのグランプリでいきなり勝つことは考えにくく、日経賞と天皇賞【春】の両方を好走する馬はグランプリ適性に乏しい傾向があることから上積みも期待できないので、評価を下げました。
2枠2番・デニムアンドルビー(キルトクール)「3」
+・5年連続3着以内入線馬輩出の「父が有馬記念優勝馬で、自身が阪神芝外回りの優勝馬」[レ]、6年連続3着以内入線馬を輩出している「前年9月以降に芝2400mの連対実績がある馬」[レ]、3歳のG2以上の勝利経験があり、なおかつ1996年以降のエリザベス女王杯で5着に来た3歳馬は過去6頭おり、2000年5着のシルクプリマドンナ以外の5頭がその後の重賞を2回以上連対している[自]
-・重賞勝ちの中で右回りの芝2000m以上のものがない馬による連対は2008年優勝のエイシンデピュティ以来なし[レ]
今年の夏の阪神芝重賞はこの馬と同じ角居勝彦厩舎所属馬が勝利しているので勢いが感じられる一頭ですが、ラストのスピード勝負になりにくい阪神芝2200m戦には合わないと見て、今回のキルトクールに指名です。
3枠3番・ヴィルシーナ(…)「なし」
+・6年連続3着以内入線馬輩出の「関西芝外回りの1600m重賞連対馬」[レ]、5年連続連対馬輩出の「年内の関東重賞で連対している関西馬」[レ]
-・前年の国内G1勝ちが1勝にとどまっている馬による連対は2005年優勝のスイープトウショウ以来なし[レ]、牡馬混合重賞で連対実績のない牝馬による3着以内入線はなし[レ]、重賞勝ちの中で右回りの芝2000m以上のものがない馬による連対は2008年優勝のエイシンデピュティ以来なし[レ]
牡馬相手の重賞では分が悪く、狙える馬ではありません。
4枠4番・ヒットザターゲット(…)「1・2」
+・6年連続3着以内入線馬輩出の「父がクラシック優勝馬の芝2400m重賞勝ち馬」[レ]、6年連続3着以内入線馬を輩出している「前年9月以降に芝2400mの連対実績がある馬」[レ]、2000年以降の京都大賞典優勝馬で、京都大賞典優勝の過去1年以内に西日本の重賞勝ちがあった馬は8頭おり、いずれも後にG1で1回以上3着以内に入っている[自]
-・”2着馬が年内のG1で連対経験がなかった時の京都大賞典優勝馬”で、京都大賞典優勝の翌年以降にG1連対を果たしたのは、2005年の優勝馬で2006年の天皇賞【春】で2着だったリンカーン以来なし[自]
関西馬でありながら阪神競馬場で勝ったことがなく、とても買える馬ではありません。
5枠5番・カレンミロティック(▲)「1」
+・現在の6月末開催となった2000年以降、阪神開催では必ず3着以内に1頭は入線している”1年以内に芝2000m重賞勝ちがある馬”[レ]
-・重賞勝ちの中で右回りの芝2000m以上のものがない馬による連対は2008年優勝のエイシンデピュティ以来なし[レ]
今年の東京芝G1を3連勝したハーツクライ産駒でオルフェーヴルの同期にあたります。せん馬は勢いがあってナンボのところがあるため、半年以上未勝利の現状は不安がありますが、ここ2戦続けて阪神芝2000mの重賞で善戦しており、先行勢の中では最も信頼のおける馬です。
5枠6番・ジェンティルドンナ(△)「1・2・3」
+・6年連続3着以内入線馬輩出の「父がクラシック優勝馬の芝2400m重賞勝ち馬」[レ]、5年連続3着以内入線馬輩出の「父が有馬記念優勝馬で、自身が阪神芝外回りの優勝馬」[レ]、6年連続3着以内入線馬輩出の「関西芝外回りの1600m重賞連対馬」[レ]、6年連続3着以内入線馬を輩出している「前年9月以降に芝2400mの連対実績がある馬」[レ]
-・前年の国内G1勝ちが1勝にとどまっている馬による連対は2005年優勝のスイープトウショウ以来なし[レ]
2か月を超えるような休養明け初戦の走りは決して芳しいものではないので、今回のレースで勝つことは考えにくいですが、弱点自体はあまりない馬なので、3着以内に来る可能性で言えば比較的高いのではないかと考えています。
6枠7番・ウインバリアシオン(△)「2」
+・【平成の天皇賞【春】で2着になった、前年のG1で連対経験を持つ関西馬(2-1-1-0)[レ]】、5年連続3着以内入線馬輩出の「父が有馬記念優勝馬で、自身が阪神芝外回りの優勝馬」[レ]、5年連続連対馬輩出の「年内の関東重賞で連対している関西馬」[レ]、3年連続3着以内入線馬を輩出している「東京と中山の芝重賞を勝っている関西馬」[レ]
-・重賞勝ちの中で芝2000m以下のものがない馬による3着以内入線は、2007年3着のポップロック以来なし[レ]、6歳以降になって日経賞を勝利した馬によるG1勝ちはなし[自]
かつての宝塚記念はここが初G1制覇という馬も少なからずいたので、そういった意味ではオルフェーヴルと対したG1で3度の2着があるこの馬こそが優勝馬として最もふさわしい存在だと思われますが、ホッコーブレーヴと同様に日経賞と天皇賞【春】の両方を好走する馬はグランプリ適性に乏しい傾向があるので、積極的に評価したい馬ではありません。
6枠8番・トーセンジョーダン(…)「(1)」
+・3年連続3着以内入線馬を輩出している「東京と中山の芝重賞を勝っている関西馬」[レ]
-・【過去の重賞勝ちが1年以上前になっている馬による連対は、阪神開催においては2005年2着のハーツクライ以来なし[レ]】
ジャパンC以外は平凡な馬となっている現状としては、評価は下の方です。
7枠9番・ヴェルデグリーン(…)「なし」
+・【2000年以降の宝塚記念において3着以内に入ってきた関東所属の古馬4頭は、いずれも”G2以上の中山芝重賞勝ち馬”[レ]】
-・重賞勝ちの中で芝2000m以下のものがない馬による3着以内入線は、2007年3着のポップロック以来なし[レ]、アメリカジョッキークラブCを勝利した関東馬による関西重賞連対は、2003年の優勝馬で2003年の大阪杯で2着、2004年の大阪杯で2着としているマグナーテンを最後に途切れている[自]、オールカマーで中山重賞初制覇を果たした馬によるG1連対は2000年の優勝馬メイショウドトウ以来なし[自]
レース間隔がやや空きすぎていますし、対ゴールドシップにおいて一度も先着できていないように、G1馬相手のレースでは苦戦を強いられているので、狙い馬には入りません。
7枠10番・メイショウマンボ(△)「1・2・3」
+・現在の6月末開催となった2000年以降、阪神開催では必ず3着以内に1頭は入線している”1年以内に芝2000m重賞勝ちがある馬”[レ]、5年連続連対馬輩出の「年内の関東重賞で連対している関西馬」[レ]
-・牡馬混合重賞で連対実績のない牝馬による3着以内入線はなし[レ]
牡馬相手の重賞レースの実績が同期の牡馬クラシックホースに完敗の大阪杯のみというのは大きな不安ですが、前走ヴィクトリアマイルで一定レベルの立て直しに成功しており、グランプリ制覇に向けて重要な上昇度という点では良い評価を与えられます。
8枠11番・ゴールドシップ(○)「1・2・3」
+・3年連続優勝馬輩出の”前走京都芝重賞で3着以下に敗れた馬”[レ]、3年連続3着以内入線馬を輩出している「東京と中山の芝重賞を勝っている関西馬」[レ]
-・前年の国内G1勝ちが1勝にとどまっている馬による連対は2005年優勝のスイープトウショウ以来なし[レ]、前年の宝塚記念優勝馬でその年の宝塚記念の後に出走した重賞レースで二桁着順に負けたことがある馬は平成に入って8頭おり、彼らによる翌年のG1連対は1989年の宝塚記念優勝馬で1990年の天皇賞【春】2着となったイナリワンのみ[自]
この馬がいたレースで勝ち上がっているヒットザターゲットやジェンティルドンナがグランプリ適性に乏しいところを鑑みるに、適性的には文句なしのこの馬の勝算は十分にあります。ただ、昨年秋以降の走りを見ていると、今回ぐらいの頭数が勝ち負けできるギリギリのラインと見られますし、弱点もはっきりしているので、そこを突かれて惨敗する可能性も考慮しておきたいところです。
8枠12番・フェイムゲーム(◎)「(1)」
+・3年連続優勝馬輩出の”前走京都芝重賞で3着以下に敗れた馬”[レ]
-・【重賞勝ちがG3のみの馬による3着以内入線は、2000年3着馬のジョービッグバン以来なし[レ]】、ダイヤモンドSを4歳で勝利した馬は当年のG1において連対なし[自]
2010年の宝塚記念優勝馬ナカヤマフェスタと同じ”二代父サンデーサイレンス、母の父系リボー”という血統の4歳牡馬。近年の宝塚記念は凱旋門賞と深い関わりがありますが、血統的にその要素が最も強いこの馬こそが55代目の宝塚記念優勝馬にふさわしいと見ています。
単勝・複勝
フェイムゲーム
カレンミロティック
馬連
フェイムゲーム-ゴールドシップ
ワイド
フェイムゲーム-カレンミロティック
三連複
フェイムゲーム-ゴールドシップ-カレンミロティック
三連単(フォーメーション1)
(1着)フェイムゲーム、カレンミロティック
(2着)ゴールドシップ
(3着)ジェンティルドンナ
三連単(フォーメーション2)
(1着)ゴールドシップ、ウインバリアシオン
(2着)フェイムゲーム、カレンミロティック、メイショウマンボ
(3着)ジェンティルドンナ
三連単(フォーメーション3)
(1着)カレンミロティック、メイショウマンボ
(2着)ゴールドシップ
(3着)フェイムゲーム
☆勝負のワンツースリー
フェイムゲーム→ゴールドシップ→カレンミロティック
◇「競馬思考履歴」更新のお知らせ
宝塚記念の枠順が発表されたことを受けての雑感と、今回のレースに対するアプローチを書き記しています。
競馬思考履歴
2014-06-27 Fri
今年は出走馬12頭に対し、5頭のG1馬が参戦している宝塚記念。一方で、昨年の優勝馬ゴールドシップと初顔合わせとなるのがメイショウマンボ1頭のみといった具合に、顔なじみのメンバーが揃った印象もありますが、ゴールドシップが初の連覇を果たせるか、あるいは他の馬が台頭してくるのかという読みの差異が、最初のポイントになりそうな気がしています。今回は昨年の宝塚記念以降のレースなどを中心に参考記事をピックアップしていきます。
(第55回宝塚記念の参考記事)
98th forecast 「第54回宝塚記念」(◎ジェンティルドンナ)
グランプリはグランプリ 第54回宝塚記念回顧
111th forecast 「第64回毎日王冠&第48回京都大賞典」
万歩(マンボ)のリズム 第64回毎日王冠&第48回京都大賞典回顧
112th forecast 「第18回秋華賞」(◎シャトーブランシュ)
オークス馬の出世法を見つけたり! 第18回秋華賞回顧
今年の芝2000m重賞を総ざらい+α(下半期)【2013年】
114th forecast 「第148回天皇賞【秋】」(◎トウケイヘイロー)
銀を金に変えた馬 第148回天皇賞【秋】回顧
116th forecast 「第38回エリザベス女王杯」(◎ラキシス)
領分をわきまえて 第38回エリザベス女王杯回顧
118th forecast 「第33回ジャパンC」(◎ジェンティルドンナ)
世代交代の波、押し寄せる! 第33回ジャパンC回顧
119th forecast 「第49回金鯱賞」(◎シャドウバンガード)
この先のG1戦線に向けての”注意書き” 第49回金鯱賞回顧
追跡・ジェンティルドンナ 「現実主義の現役最強馬」
追跡・テイエムオペラオー 「王道の脇道」
123rd forecast 「第58回有馬記念」(◎オルフェーヴル)
ラストラン! 第58回有馬記念の回顧
追跡・ウインバリアシオン 「諦めを知らない”二番手”」
2014年・四の予想 「第55回アメリカジョッキークラブC」(◎ヴェルデグリーン)
再見 第55回アメリカジョッキークラブC回顧
2014年のレース予想・十の予想 「第58回大阪杯」
王道、貫けるか 第58回大阪杯回顧
昨年の菊花賞後に行われた3000m以上のレースを簡易回顧
大阪杯までの古馬芝G2を簡易回顧
2014年・十三の予想 「第149回天皇賞【春】」 (◎キズナ)
名脇役が主役となれる舞台 第149回天皇賞【春】回顧
2014年・十五の予想 「第9回ヴィクトリアマイル」(◎デニムアンドルビー)
”格”という名の”核” 第9回ヴィクトリアマイル回顧
第55回宝塚記念展望 「”末”の算」
2014年上半期の古馬混合芝2000m・G3を簡易回顧