FC2ブログ
 
■プロフィール

まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

http://twitter.com/MATSURIshunraku

http://mixi.jp/show_profile.pl?id=10577262

http://novel.fc2.com/user/7234617/

http://shunraku-bokujou.ldblog.jp/

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

「特別登録・ファーストインプレッション」(2015年1月14日ver.)
今週から中京競馬場の開催が加わって3場での開催となりますが、今週の日曜日で7日目の開催を迎える中山・京都の開催は共に日曜日に重賞が組まれています。フルゲートの頭数が増えてどのようなレースとなるのか楽しみな部分もありますが、今週は重賞以外のレースで気になった特別戦を一つ取り上げます。

※初富士S

レッドセシリア

キャリア2戦目の阪神ジュベナイルフィリーズ以外は左回りの芝1600m戦か函館芝1800m戦かと、条件を絞って勝負してきているレッドセシリアですが、今回のレースと同じ右回りの芝1800m戦である函館芝1800mの成績は(1-0-2-0)と3着以内率100%を誇っています。2年前のこのレースでは、レッドセシリアと同じハーツクライ産駒であるステラロッサが勝利していますし、昨年の中山記念ではハーツクライ産駒の最強馬であるジャスタウェイが完勝していることからも、十二分に勝利を意識できると見ています。

テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

「特別登録・ファーストインプレッション」 | 23:54:59 | トラックバック(0) | コメント(0)
いざクラシックへ!注目の一頭 2015クラシック世代第32回
去る11日、12日に続けて3歳重賞が行われましたが、母父にサンデーサイレンスを持つ種牡馬が嬉しい初重賞制覇を果たすことになりました。フェアリーSについては別記事をアップしているので、ここではシンザン記念について触れていきますが、それ以外の3歳戦では12日に京都競馬場で行われた芝1600m戦について取り上げます。

※シンザン記念

1着・グァンチャーレ(父スクリーンヒーロー)

2着・ロードフェリーチェ(父ハービンジャー)

3着・ナヴィオン(父ハーツクライ)

出走馬12頭のうち、10頭が1勝馬だった今年のシンザン記念。シンザン記念を2連覇中だった浜中俊騎手騎乗でメンバー中最多勝となる3勝をマークしていたレンイングランドが前半800m通過が48秒2というスローな逃げを展開していましたが、ゴール直前に外から脚を伸ばしてきた7枠2頭と8枠2頭の計4頭の猛追撃に遭い、1着から5着までアタマ、ハナ、クビ、クビという大混戦に持ち込まれました。最終的に逃げたレンイングランドは外枠の馬たちに全て交わされて5着に敗れましたが、外枠発走の馬たちの中で常に機先を制してきていたグァンチャーレがロードフェリーチェの追い込みをアタマ差凌いで勝利しました。

勝ったグァンチャーレに騎乗していた武豊騎手は、今回の勝利で29年連続重賞制覇を果たすと共に、シンザン記念7勝という記録を打ち立てましたが、武豊騎手とのコンビでシンザン記念を制した過去6頭の中で後にG1制覇を果たしたのは、1997年のNHKマイルCを制したシーキングザパールと2002年の日本ダービーを制したタニノギムレットの2頭になっています。彼らはシンザン記念の次のレースで武豊騎手とのコンビで重賞勝ちを果たしており、これが達成されればグァンチャーレのG1制覇も現実味を帯びてくるのではないかと見られます。

ただ、それ以上に関心を持つ走りを見せたのが、3着に入ってきたナヴィオンです。前走の朝日杯ではこれといった見せ場もなく11着に敗れ去りましたが、今回は馬群の合間を縫うように脚を伸ばして、メンバー中最速の上がり3ハロンを披露してきました。G1前の重賞で上がり3ハロン最速をマークして敗れ去った福永祐一騎手騎乗馬というと、最近では昨年のスワンSで3着だったフィエロがその次のマイルCSでダノンシャークとハナ差の争いを演じて2着に入ったことがありましたが、ナヴィオンと同じハーツクライ産駒で昨年の有馬記念を最後に現役を退いたジャスタウェイも同じような戦歴を積んでおり、今の競馬を続けていければ、G1制覇のチャンスが見えてくるのではないかと睨んでいます。

※1月12日京都芝1600mメイクデビューより、オートリボーン

フェアリーSと同じ日に京都競馬場で3歳牝馬限定の新馬戦が行われましたが、そのレースではオートリボーンが2着馬に5馬身差をつけて圧勝というとてつもないパフォーマンスが披露されていました。勝ったオートリボーンの血統を見ていくと、母父がシンボリクリスエスということで、昨年の京都2歳Sを制したベルラップと同じですが、牝系を遡るとゴールドシップと同じ星旗牝系馬となっています。メイショウサムソンやウオッカなど、在来牝系馬による活躍がちらほら見られますが、この馬がどの程度躍進するか、少し注目したいと思います。

テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

Road_to_Derby | 23:07:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
偉大な先達の影 第31回フェアリーS回顧
昨日行われた3歳重賞シンザン記念ではスクリーンヒーロー産駒が初重賞制覇を果たしましたが、今日行われた3歳牝馬限定重賞であるフェアリーSでは新種牡馬ヴァーミリアンによる初重賞制覇が達成されました。

1着・ノットフォーマル(父ヴァーミリアン)

2着・ローデッド(父ディープインパクト)

3着・テンダリーヴォイス(父ディープインパクト)

(予想記事・2015年・二の予想 「第31回フェアリーS」(マラケシュVSナイアガラモンロー)

ラップタイム・12.6 - 11.2 - 11.9 - 12.4 - 11.9 - 11.6 - 11.4 - 12.2

一昨年のフェアリーSではロサード産駒による重賞初制覇が果たされましたが、今回のノットフォーマルと同様に、単勝10番人気以下の伏兵的な立場を生かしてスローな逃げを展開し、そのまま押し切るという走りを披露していました。その時の2着馬の父はディープインパクトの全弟にあたるオンファイアで、今回の結果を見ても、マイル戦線におけるディープインパクト血統の存在感の大きさを感じさせるものでしたが、今回勝利したノットフォーマルはサンデーサイレンスの3×3のクロスを持つ、なかなか強烈な近親配合馬でした。ノットフォーマルの母系を辿ると、2010年のNHKマイルCで2着に入ったダイワバーバリアンと同じものであり、こうした部分が後押しになったとも言えるのですが、キャリアという部分で言うならば、前走赤松賞は8着だったものの、勝ち馬やカービングパスと同じ上がり3ハロン最速をマークしていたり、2走前のきんもくせい特別で後にホープフルSで2着に入ったコメートと対戦して3着に入った実績があり、今回のメンバーでは力量上位と見立てることも可能だったように思えます。

◎・マラケシュ(14着)

こちらはノットフォーマルと同じヴァーミリアン産駒でしたが、スタートで後手を踏んで後方寄りの競馬を余儀なくされ、そのまま見せ場なく敗れ去りました。2走前のデビュー勝ちが逃げ切り勝ちだったことからも本来の持ち味を出せたとは言いにくい敗戦だったと言えますが、ノットフォーマルと比べると活躍馬との近親関係は遠かったですし、母父も芝G1勝ちの有無によって明暗を分けた格好と思われます。何より厩舎という部分で見れば、勝ったノットフォーマルは約14年前の話とは言えトロットスターでG1勝ちのある中野栄治厩舎だったのに対して、こちらはG1勝ちが皆無で重賞制覇が9年近くにわたって果たされていない佐藤吉勝厩舎であり、そういったバックボーンの差が出ていたように感じられます。

キルトクール・ナイアガラモンロー(13着)

スタートから積極的に先行集団に取り付いていきましたが、直線に入ると為す術なく失速していきました。同じ牝系のローデッドが外枠15番で2着に入ったところを鑑みるに、血統的な観点から好走のチャンス自体はあったように思われますが、レースの上がり3ハロンより速いレースが1回しかないというキャリアでは全く抵抗できなかったといった趣があります。

テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 17:29:38 | トラックバック(0) | コメント(0)
2015年・二の予想 「第31回フェアリーS」(マラケシュVSナイアガラモンロー)
今週の予想レースは、月曜日・成人の日に行われるフェアリーSです。出走馬16頭の内13頭が1勝馬で、残る3頭の2勝馬は前走阪神ジュベナイルフィリーズで惨敗を喫していることから、とてつもない波乱の香りが漂っています。

◇第31回フェアリーSのキーデータ

1・4年連続優勝馬輩出の”東京芝1600m戦勝ち馬”

2・4年連続3着以内入線馬輩出の”前走着外、かつ今回騎乗する騎手とでは無敗の馬”

3・4年連続3着以内入線馬輩出の”前走着外、かつ芝1600m戦以外のレースで着外になった経験を持つ馬”

中山芝1600mの3歳牝馬限定重賞として行われるようになって今年で7年目を迎えたフェアリーSですが、ここ2年に限れば東京芝1600mでデビュー勝ちを収めた馬が2戦目にフェアリーSを選択して勝利を収めています。今年のレースで東京芝1600m戦でデビュー勝ちを収めた馬は最内枠に入ったテンダリーヴォイスと8番枠のマラケシュの2頭だけですが、彼らは後に東京芝1600m戦で大敗を喫したキャリアがあるので、ここ4年の優勝馬と比べるとだいぶ信頼度に欠ける存在です。

ただ、それ以上に厄介なのが、2009年以降では5頭の優勝馬を輩出し、優勝できなかった2010年においても2着に持ち込んだ”11月の芝のレースで勝ち上がってきた馬”が誰もいないことです。本来であれば、このデータこそが一番の柱になるものでしたが、そういった馬が存在しない以上、何が起こってもおかしくはないということは言えます。



◎・マラケシュ(◇1、◇2)

キルトクール・ナイアガラモンロー(◇2、◇3)



そういった中で本命に推すことにしたのは、10月に東京芝1600mの新馬戦でデビューして逃げ切り勝ちを収めたマラケシュです。サンデーサイレンスの3×3を筆頭に多重クロスがかかっている血統馬ですが、牝系を辿ると1995年の皐月賞馬ジェニュインと同じということで、中山競馬場で真価を発揮してきそうな気配を感じます。昨年のフェアリーSにおいて単勝10番人気のニシノアカツキを2着にまで押し上げたブノワ騎手を起用してきたことも好印象で、勝利を狙える馬と見立てました。

マラケシュの対抗馬筆頭はマラケシュの外隣にいるエヴァンジルです。デビュー戦は11月の東京芝1600m戦を使い、勝ち馬とタイム差なしの2着と好走した上で次走中山芝1800m戦で勝ち上がってきたことから、フェアリーSを好走する土台はしっかりとあると言えます。現行条件となった2009年以降のフェアリーSにおいて、母父サンデーサイレンスのワンツースリーとなった2011年以外では必ず3着以内入線馬を輩出している”二代父サンデーサイレンス、母の父系ノーザンダンサー”の配合を持つ馬ということを鑑みても、こちらも優勝候補と見られる1頭です。マラケシュと同様に東京芝1600m戦でデビュー勝ちを収めたテンダリーヴォイスはエヴァンジルよりも低い評価ではあるものの、関東の競馬場ではまずまずの好騎乗を見せる北村宏司騎手を配しているのはプラスであり、今の中山芝で好走率が高いキングカメハメハの血を母父に有していることからも、好走のチャンスは十分に持っていると言えます。

一方、キルトクールに指名したナイアガラモンローは8枠15番に入ったローデッドと同じフロリースカツプ牝系の持ち主です。中山は初めてなものの、右回り芝では(1-0-1-0)としている上、昨年のスプリンターズSにおいてスノードラゴンとのコンビで初G1制覇を果たした大野拓弥騎手をテン乗りとして起用し、穴馬の気配も十分に漂いますが、過去の敗戦の中で最も勝ち馬に離されたのが芝1600m戦ということから、距離に対する不安を感じます。また、自身の上がり3ハロンがレースの上がり3ハロンより速かったことが1回だけしかないキャリアもネックであり、そういった部分でキルトクールへの指名と相成りました。



単勝・複勝

マラケシュ

エヴァンジル

馬連・ワイド

マラケシュ-エヴァンジル

三連複

マラケシュ-エヴァンジル-テンダリーヴォイス

☆勝負のワンツースリー

マラケシュ→エヴァンジル→テンダリーヴォイス

テーマ:中央競馬重賞予想 - ジャンル:ギャンブル

2015年のレース予想 | 18:30:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
追跡・ダノンプラチナ 「飛び級の是非」
去る1月6日、2014年度のJRA賞が発表されました。詳報についてはここでは触れませんが、昨年から阪神へ移行した朝日杯フューチュリティSの優勝馬で最優秀2歳牡馬に選出されたダノンプラチナの陣営から、出走馬の決定方法に関する意見が出されました。

最優秀2歳牡馬はダノンプラチナ 満票で選出、抽選対象から栄冠【スポーツニッポン】

昨年の2歳G1は共にオープン勝ちがなかった関東馬が勝利を収めることになりましたが、朝日杯を勝利したダノンプラチナは阪神ジュベナイルフィリーズを制したショウナンアデラと同様に2勝馬ではあったものの、ダノンプラチナより賞金上位の馬が多かったことから、5分の4の抽選を潜り抜ける必要がありました。この朝日杯で最終的に抽選で除外になったのは今週のシンザン記念に出走するレンイングランドで、レンイングランドは朝日杯の翌週に行われたクリスマスローズSを制したことから、互いにとって良かったとも言えますが、今回のこの記事では朝日杯を制したダノンプラチナの今後を展望すると共に、出走馬の決定方法に関する私見を述べていこうと思います。

※”日本一のターフ”を知る2歳王者

冒頭でも触れたように、昨年から朝日杯は中山から阪神へ舞台を移すことになりましたが、2011年から2013年にかけてオープンクラス未勝利の馬が連勝してきた中で、昨年のダノンプラチナもその流れに続くことになりました。ダノンプラチナは、抽選対象だったとは言え、500万下を勝っている2勝馬であることかられっきとしたオープン馬として参戦してきていましたが、朝日杯が牡馬の2歳王者決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズが2歳牝馬の頂上決戦といった趣になった1991年以降、オープン勝ちがない馬による朝日杯制覇はダノンプラチナより過去の馬で言うと7頭います。



◇1・オープン勝ちがないまま朝日杯フューチュリティSを制した馬によるその後の国内G1優勝実績【1991年以降】

ミホノブルボン(1991年)…皐月賞(1992年)、日本ダービー(1992年)

エイシンプレストン(1999年)…なし

メジロベイリー(2000年)…なし

ゴスホークケン(2007年)…なし

アルフレード(2011年・現役)…なし

ロゴタイプ(2012年・現役)…皐月賞(2013年)

アジアエクスプレス(2013年・現役)…なし



上記7頭の中で、エイシンプレストン、メジロベイリー、ゴスホークケンは1勝馬の身で朝日杯制覇を果たしていますが、その3頭はいずれも朝日杯後の国内G1では勝利を収めることは叶いませんでした。2011年のアルフレード、2013年のアジアエクスプレスはミホノブルボンと同様に2戦2勝のキャリアを以て朝日杯制覇に繋げていき、2015年1月10日時点で現役を続けていますが、アルフレードは翌2012年のNHKマイルCで2着に入ったものの、日本ダービーで惨敗後長期休養を余儀なくされて、復帰後の走りは芳しいものとは言えません。また、アジアエクスプレスも長期休養を挟んだり、皐月賞敗戦後ダート戦を主戦としていることから、芝でのG1制覇は難しくなっている状況です。これらのことを踏まえると、オープン勝ちがない朝日杯制覇はその後のキャリアにおいてあまり有難味がないものに思えますが、皐月賞制覇に繋げたミホノブルボンとロゴタイプは、ダノンプラチナと同様に朝日杯制覇直前のレースにジャパンCウィークの東京芝1600m戦を選択し、そこで勝利を収めていたという共通点がありました。

これに関しては、過去にミホノブルボン、ロゴタイプを含めて10頭が似たようなキャリアで結果を残していますが、その後の国内G1優勝実績について触れたものが下記の◇2となります。



◇2・朝日杯フューチュリティS制覇直前に東京芝を勝った馬によるその後の国内G1優勝実績【1991年以降】

ミホノブルボン…上記データ(◇1)参照

バブルガムフェロー(1995年)…天皇賞【秋】(1996年)

マイネルマックス(1996年)…なし

グラスワンダー(1997年)…有馬記念(1998年、1999年)、宝塚記念(1999年)

アドマイヤコジーン(1998年)…安田記念(2002年)

コスモサンビーム(2003年)…なし

フサイチリシャール(2005年)…なし

ローズキングダム(2009年)…ジャパンC(2010年)

グランプリボス(2010年)…NHKマイルC(2011年)

ロゴタイプ…上記データ(◇1)参照



ダノンプラチナと同じ関東馬で”東京芝勝利からの朝日杯制覇”を果たしたのはバブルガムフェロー、グラスワンダー、ロゴタイプの3頭ですが、彼らはいずれも3歳の時点でG1制覇を果たすことに成功しています。逆に、G1制覇を果たせなかったマイネルマックス、コスモサンビーム、フサイチリシャールの3頭には、”異なる競馬場でのオープンクラスの連勝を果たした関西馬”という共通点がありました。幼少の頃から様々な競馬場やレーススタイルで活躍できるのは、潜在的な能力の高さや早熟性の高さが生きている一方で、消耗度合が激しくなる一面もあり、年を重ねての成長に向けては悪影響を及ぼしているという見方が、以上のデータからは垣間見られます。

なお、明け3歳となったダノンプラチナは、2015年の始動戦を皐月賞トライアル最終戦であるスプリングSを予定していますが、”朝日杯フューチュリティS優勝前の近2走が左回りの芝で連勝、かつスプリングSに出走した馬”の成績は(2-0-0-0)で、いずれも後に芝2000mのG1勝ちを収めています。このキャリアからは日本ダービーよりも皐月賞の方が適性が高い可能性もあり、昨年末の記事で今年のダービー馬最有力候補と見立てのはやや勇み足の感もありましたが、阪神ジュベナイルフィリーズが今の形になった2006年からウオッカ、トールポピー、ブエナビスタ、アパパネと、優勝馬が4年続けて東京芝2400m・G1ホースとなったことを重視しています。何より2010年代に入って二度ダービー2着の苦汁を味わってきている蛯名正義騎手がパートナーであることから、ダノンプラチナのダービー制覇によって蛯名騎手の八大競走完全制覇が今年こそは果たされるのではないかと考えています。

※直近の勝者にこそ重賞制覇のチャンスを

さて、ここからは重賞における出走馬の決定方法に関する話を進めていきますが、2015年1月10日時点で使用されている出走馬の決定方法が以下のリンクになります。

出走馬決定順一覧(特別登録)の見方【JRA】

昨年からクラシックだけではなく、いくつかのG1においても特定の重賞を勝つことによって優先出走権が得られるシステムが作られましたが、基本的にはクラスを区分するために使用される”収得賞金”によって出走順が決められています。古馬のオープンクラスにおいては、過去1年で得た収得賞金や過去2年におけるG1級競走で得た収得賞金を合算して決定がなされていますが、これと似たような決定方法を2歳・3歳重賞に取り込んだらどうかというのが一つの案です。

具体的な事を話していくと、第一に収得賞金によって出走馬を決めつつ、同じ収得賞金であった場合は、近2走の本賞金(1着から5着に入った時に得られる賞金)を重んじるといった形式です。冒頭でも触れたように、昨年の朝日杯フューチュリティSに関しては収得賞金900万の馬がダノンプラチナを含めて5頭おり、そのうちの4頭が抽選によって出走可能となっていましたが、今この段で取り上げた形式を以て出走馬を決めた場合、新馬戦、500万下特別と連勝してきたペプチドウォヘッドの次に、未勝利、500万下特別と連勝してきたダノンプラチナが入り、除外されるのは500万下の一般戦を勝ち上がったのみのメイショウマサカゼとなります。近走勢いに乗っている馬を出走枠に組み込みやすく、抽選を行う手間が省けることから、除外対象となった馬の路線変更が容易になるという利点もありますが、特別戦で得られる本賞金は3着までに入ると付加賞金が得られるものの、その付加賞金がレースによってまちまちであるため、場合によっては芝不振でダートで強い馬が芝のG1に参戦しやすくなったり、その逆のケース、さらには短距離馬が長距離G1に出走するなど、距離カテゴリーが異なるところからのG1参戦という懸念もあります。出走決定順における確定枠下位の収得賞金が上がれば上がるほどそういった懸念は現実になりやすくなることからも、これを以ても盤石な決定方法とは言いにくいのですが、ダノンプラチナのように当該G1に近い条件で結果を残してきた馬をいち早く出走枠に組み込むには今取り上げた案が有効策ではないかと考えています。

テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

馬雑談【追跡】 | 08:28:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
前のページ 次のページ