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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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2016年の「ダービー馬はダービー馬から」
新年、おめでとうございます。

昨年2014年は、2005年の有馬記念優勝馬ハーツクライの産駒にオークスとダービーの両方取られるという「屈辱」を味わいましたが、2015年を迎えた今年も最初のエントリはブログのタイトルに倣って、”来年の日本ダービーで父子二代制覇、または来年のオークスで父子二代東京芝2400mクラシックレース制覇の期待がかけられる馬”をピックアップした記事をお届けします。昨年と同様に、2002年以前のダービー馬の産駒は一括りに紹介し、2003年以後のダービー馬に関しては1頭ずつの紹介となります。

※2002年以前のダービー馬

昨年はスペシャルウィーク産駒のトーホウジャッカルが菊花賞を制しましたが、そのスペシャルウィーク産駒が2016年のクラシックに送り込める頭数は38頭に留まっています。2002年以前のダービー馬で2016年のクラシックを戦える産駒を残しているのは、スペシャルウィーク以外ではフサイチコンコルド(8頭)、ジャングルポケット(94頭)、タニノギムレット(97頭)の3頭となっていますが、母がG1馬となっているのはダイワエルシエーロの2013の1頭、兄や姉がG1馬なのはトールポピー、アヴェンチュラの全妹となるアドマイヤサンデーの2013の1頭で、共にジャングルポケット産駒であることから、他の種牡馬に関しては苦戦が予想されます。

【優駿牝馬(オークス)】メジロフォーナ(父ナリタトップロード)の2013【スペシャルウィーク産駒】

二代母がメジロライアンの妹という血統馬。父も母父も3000m以上のG1馬ということで、天皇賞を制すことが至上命題だったメジロ牧場の志をきっちり受け継いでいる血統馬ですが、そういった意味ではこの馬がどこまでやれるかというのは、メジロ牧場牝系の明暗を分けるような気がしています。

【東京優駿(日本ダービー)】ラルーチェ(父クロフネ)の2013【ジャングルポケット産駒】

父も母父も2001年クラシック世代であるこの馬。母の兄が2009年阪神大賞典2着のヒカルカザブエで、ヒカルカザブエがこの馬と同じジャングルポケット産駒であることから、競走馬としてのイメージはヒカルカザブエを連想していっても良さそうですが、この馬自身は芦毛なので、どちらかというと母方の血が強く出たといったところ。ラルーチェという繁殖牝馬自体がこの馬が初子であるため、どんなタイプに育っていくのか、読み切れない部分があります。

※ネオユニヴァース【2003年】

昨年は自身にとって過去最多の年間重賞勝利数となったネオユニヴァース産駒ですが、中央競馬におけるG1制覇はヴィクトワールピサが勝利した2010年の有馬記念を最後に果たせていません。相性の良い母の父系は米国系血統馬ですが、質、量共に下降線といった趣があります。

【優駿牝馬(オークス)】ベルスリーブ(父シンボリクリスエス)の2013

昨年の京都2歳Sを制し、今年のクラシックにおいて有力候補となったベルラップ(父ハーツクライ)の妹。母方にDanzigの血を内包したネオユニヴァース産駒というと2009年の日本ダービーを制したロジユニヴァースがいますが、この馬もロジユニヴァースを彷彿とさせるようなパワフルな配合馬で、距離延長に対する不安は薄いです。

【東京優駿(日本ダービー)】エリドゥバビロン(父Bernstein)の2013

3歳の身でキングジョージを制したDahliaを4代母に持つ馬。そこからノーザンダンサー系との配合を重ね、サンデーサイレンス系種牡馬の中でも異系血統馬であるネオユニヴァースでフィニッシュという形を持ったこの馬は、新たな父系の始まりを担うための血統馬といった趣があり、父系ネオユニヴァースの復権のカギを握る存在と見られます。

※キングカメハメハ【2004年】

2013年の種付けシーズンに体調不良となって、種付け制限がかかっている種牡馬キングカメハメハですが、今年の2歳世代に関しては制限前ということもあって、牡馬87頭、牝馬95頭という布陣を敷いています。その産駒の中には、1997年の年度代表馬であるエアグルーヴの最後の子供にして、2012年に香港で初G1制覇を果たしたルーラーシップの全弟にあたる馬や、2010年のジャパンC優勝馬ローズキングダムの全妹、あるいは阪神大賞典以外の”大賞典”のつく芝重賞を勝ち上がっているヒットザターゲットの全弟がいるなど、非サンデーサイレンス系の種牡馬として大きな希望を担っているといったところです。

【優駿牝馬(オークス)】マイネルーチェの(父スペシャルウィーク)2013

近年、チーフベアハート産駒やスズカフェニックス産駒といった非主流血統馬でG1を制しているマイネル・コスモ軍団ですが、この馬はその流れに抗うかように、父、母父共に日本ダービー馬で、なおかつ社台グループ系種牡馬だった馬たちです。母のマイネルーチェ自身は2006年の新潟2歳S2着馬で、晩年に東京芝2400mの特別戦を勝ち上がっていますが、配合を見ていくと、サッカーボーイ、ニホンピロウイナーといった昭和末期のトップマイラーの血を内包しつつ、母系を辿っていくと宝塚記念連覇を果たしたゴールドシップと同じ星旗牝系馬であり、マイネル・コスモ軍団の起死回生の一打となるのかどうか、注目したい一頭です。

【東京優駿(日本ダービー)】イタリアンレッド(父ネオユニヴァース)の2013

母イタリアンレッドは2011年に重賞3連勝を果たした牝馬で、イタリアンレッドにとっては最初の産駒になります。父と母父は1つ違いの日本ダービー馬で、この辺りの配合の妙にも注目したいところですが、イタリアンレッド自身が比較的異系血統で固められた馬で、キングカメハメハ産駒の中でも基幹血統馬になる可能性がある一頭と見ています。

※ディープインパクト【2005年】

昨年の2歳世代は牡馬、牝馬共にG1を勝ち上がってきたディープインパクト産駒ですが、来年のクラシックを担う今年の2歳世代の布陣は今までの中でも最強クラスといった趣があり、質、量ともに他の追随を許さないといったところがあります。兄や姉がG1馬で異なる父を持つということでは、牝馬ではアコースティクスの2013(半兄ロジユニヴァース・父ネオユニヴァース)、スプリングチケットの2013(半姉カレンチャン・父クロフネ)、ソルティビッドの2013(半姉アパパネ・父キングカメハメハ)の3頭。牡馬ではニキーヤの2013(半兄ゴールドアリュール・父サンデーサイレンス)、ビワハイジの2013(半姉ブエナビスタ・父スペシャルウィーク)、ムーンレディの2013(半兄エイシンフラッシュ・父King's Best)、レーヴドスカーの2013(半姉レーヴディソール・父アグネスタキオン)の4頭となっています。また、全兄・全姉がG1馬ということで言えば、バディーラの2013(全兄ダノンプラチナ)の牝馬、ラヴアンドバブルズの2013(全兄ディープブリランテ)の牝馬、オールウェイズウィリングの2013(全姉ショウナンアデラ)の牡馬、マジックストームの2013(全姉ラキシス)の牡馬がいます。

【優駿牝馬(オークス)】フラニーフロイド(父Freud)の2013

キズナ、ラキシスでブレイクの感がある「母父Storm Cat」のディープインパクト産駒ですが、この馬は「母父の父がStorm Cat」の馬となっています。牝系は米国史上最強馬の一頭に数えられるSecretariatと同じで、母自身がSecretariatのクロス持ちという強烈な近親配合馬ですが、ディープインパクトの血を引いてどのような競走馬に育つか楽しみな一頭です。

【東京優駿(日本ダービー)】ウミラージ(父Monsun)の2013

二代母の兄が1998年のジャパンCにドイツから来日したウンガロで、この馬自身はダートで5戦3勝、6着以下なしのヴォルケンクラッツの二つ下の弟になります。Lyphardクロス内包のディープインパクト産駒というと、トーセンラー、スピルバーグ兄弟、ドナウブルー、ジェンティルドンナ姉妹、あるいはディープブリランテといった、ディープインパクト産駒の中でも屈指の大物たちが名を連ねており、彼らに続くことができるかどうか注目です。

※メイショウサムソン【2006年】

今年の2歳世代が4世代目となるメイショウサムソン産駒。今年のクラシックを走る3世代目の産駒は、昨年12月の中山芝1800mのメイクデビューにおいて2位入線馬に3馬身の差をつけながら、後に禁止薬物が見つかって失格となったピンクブーケを含めて全体的に出来が良さそうな雰囲気があります。ピンクブーケに関しては、昨年の「ダービー馬はダービー馬から」で取り上げたピノシェット(父Storm Cat)の2012だったようですが(参考記事・2015年の「ダービー馬はダービー馬から」)、4世代目のメイショウサムソン産駒からはどんな強者が現れるでしょうか。

【優駿牝馬(オークス)】メイショウバトラー(父メイショウホムラ)の2013

2013年生まれの「父メイショウサムソン、母メイショウ○○」は牡馬牝馬合わせて8頭いますが、2012年生まれの産駒ではメイショウボーラーを種馬としていたメイショウバトラーがこの中に名を連ねてきました。メイショウバトラーは10歳まで現役を続け、ダート重賞9勝の実績を持ちつつ、芝でも小倉大賞典優勝の実績を持ち、芝ダート問わず活躍してきた女傑ですが、怪我知らずだった両親から生まれた産駒はどのようなキャリアを積むのか、牝馬として生まれたことも合わせてとても気になる存在です。

【東京優駿(日本ダービー)】アペラシオン(父アドマイヤムーン)の2013

母のアペラシオンはサンデーサイレンスの3×3のクロスを持っていますが、メイショウサムソンを父としたこの馬はSadler's Wellsのクロス配合馬で、血統内に日欧最強種牡馬のクロスが存在しています。母方にあるSadler's Wellsの血に関しては、4代母のバレークイーンから受け継がれているものですが、バレークイーンからは1996年の日本ダービー馬フサイチコンコルドや2009年の皐月賞馬アンライバルドが輩出されており、クラシック制覇の可能性が高いメイショウサムソン産駒と見ています。

※ディープスカイ【2008年】

今年の2歳馬が3世代目となるディープスカイ産駒。昨年までの2年間ではどちらかというとダートで勝ち上がってきた馬が多く、中央競馬の特別戦を勝ち上がってきた馬がいませんが、そういった意味では今年の2歳世代が正念場という見方もできるのではないかと考えています。

【優駿牝馬(オークス)】ペルセンプレ(父Kingmambo)の2013

二代母がキングカメハメハの母で、母はキングカメハメハに近似の配合と言えます。昨年、一昨年とダービー制覇を果たしたノースヒルズ生産馬ということも注目で、ディープスカイ産駒最初の大物という可能性も十分にあります。

【東京優駿(日本ダービー)】ビッグテンビー(父テンビー)の2013

兄が2009年の春秋スプリントG1馬ローレルゲレイロという血統馬。父と兄が昆貢厩舎のG1馬で、反骨精神あふれる競走馬となりそうです。

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テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

Road_to_Derby | 18:22:23 | トラックバック(0) | コメント(0)