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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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暴君 第75回皐月賞回顧
フルゲートが18頭立てに定められてから初めて枠順確定時にフルゲート割れを起こしていた今年の皐月賞でしたが、終わってみれば2000年代に入って最も皐月賞を勝っているジョッキーを背にしていた馬が、その才能を遺憾なく発揮させて勝利を収めることになりました。

1着・ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)

2着・リアルスティール(父ディープインパクト)

3着・キタサンブラック(父ブラックタイド)

(予想記事・2015年・十一の予想 「第75回皐月賞」(◎サトノクラウン)

※前途多難の皐月賞制覇

ラップタイム・12.5 - 10.7 - 12.0 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.4 - 11.6

今回の皐月賞におけるレースのハイライトは、ズバリ言って最終コーナーでした。上位3頭は3コーナーまでは確実に内側のコースをキープし続け、最終コーナーの入り口付近においてもその形は崩れていませんでしたが、出口を迎えたところでドゥラメンテと鞍上ミルコ・デムーロ騎手が我慢しきれないと言わんばかりに仕掛けると、一気に外へ”飛んで”いき、馬場の真ん中辺りまで膨れる恰好となりました。直線では2番手追走のキタサンブラックが早め先頭で押し切りを図ろうとするところへリアルスティールが外から差していき、内で我慢を続けてきたブライトエンブレムがキタサンブラックにじわりと詰め寄ろうとしていましたが、最終コーナーで外に出していたドゥラメンテがメンバー中唯一の上がり3ハロン33秒台をマークする異次元の末脚を見せると、2着のリアルスティールに1馬身半の差をつけて勝利を収めました。

桜花賞に続いてキングカメハメハ産駒が勝利した皐月賞ですが、桜花賞と皐月賞の優勝馬の父が同一だったケースは、フルゲートが18頭立てに定められた1992年以降では4回目で、2004年以来11年ぶりの出来事になります。そんな中で、過去3回の皐月賞馬は皐月賞後さらにG1を1回以上は勝っていますが、日本ダービー制覇に繋げられたのは皐月賞出走時点で重賞を2勝していたネオユニヴァースだけです。もっとも、ネオユニヴァースは今回の優勝ジョッキーであるミルコ・デムーロ騎手とのコンビで結果を残してきた馬なので、ドゥラメンテにもダービー制覇の期待をかけたくなるところですが、皐月賞を乗り替わりで勝った馬による日本ダービーの成績は1992年以降(0-1-1-5)と着外になるのがほとんどで、3着以内に入ってきた2頭が皐月賞トライアル優勝馬であることを考えると、日本ダービーに向けてはまだまだ逆転の要素が多々あるように思えます。

◎・サトノクラウン(6着)

スタートでやや出遅れ、後方の外側を通り続ける形になりました。3コーナーから4コーナーにかけての加速はスムーズで、上位争いの可能性も感じさせましたが、ドゥラメンテが仕掛けてきた逸走気味の外への持ち出しに接触こそ避けられたものの気を遣う形になり、逃げ粘っていたクラリティスカイにハナ差の入線に持ち込むのが精一杯でした。今回の皐月賞は勝ちタイムが1分58秒2と歴代2位の走破時計となり、この馬まで1分58秒台で走破することになりましたが、無敗の弥生賞馬という立場から引き続き日本ダービーでも優勝候補と見立てたい一方で、2007年以降の日本ダービーでは2歳時に芝2000m戦を勝ち上がっているか、日本ダービーまでに阪神芝外回りのレースを勝っているか、どちらかを満たしていないとダービー制覇に繋げられておらず、サトノクラウンはそのどちらも有していないのが大きなネックとなります。

キルトクール・リアルスティール(2着・(/´△`\) ナンテコッタイドンガバチョ!)

レース運びとしてはスプリングSで先着を許したキタサンブラックをマークするような形をとり、結果、キタサンブラックには2馬身半先着することになりました。ほぼ理想通りの走りができたのではないかと思われますが、鞍上の福永祐一騎手にとっては6回目の皐月賞3着以内入線となる一方で、そのうちの5回は競馬学校出身騎手ではない騎手に勝利を阻まれており、改めて、地方・海外出身の”外様騎手”の勝負強さを感じさせる結果にもなりました。

その上で、日本ダービー展望ということで言えば、デビュー戦で阪神芝外回り戦を勝っているので、今回掲示板に載ってきた馬の中では優勝候補筆頭格に据えることもできますが、皐月賞2着馬による日本ダービー制覇は20年前のタヤスツヨシを最後に途切れています。リアルスティールと同様に、福永祐一騎手を背に無敗で重賞制覇を果たして皐月賞2着馬となったキングヘイローは、日本ダービーで惨敗を喫しており、その点を踏まえると今年の日本ダービーは別路線組の方がよりチャンスが大きいように思えます。(複勝150)

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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 18:12:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
2015年・十一の予想 「第75回皐月賞」(◎サトノクラウン)
”最も速い馬が勝つ”と言われる牡馬クラシック第一戦の皐月賞。昨日行われた中山芝2000m戦は2つあり、共に皐月賞と同じ3歳馬同士のレースでしたが、17頭立ての未勝利戦で2分0秒2、8頭立てで行われた500万下特別が1分59秒7と、とにかく高速仕様となっております。36年ぶりとなる15頭立ての皐月賞がどんな時計の決着になるのか、少し想像がつかない部分もありますが、予想の基本はレースのデータに忠実に行っていきます。

(展望記事・第75回皐月賞の”三本柱”

(参考まとめ記事・レース参考まとめ「第75回皐月賞」

【データルール1・展望記事で該当していたデータの項目番号を、印の横の「」内に記載】

【データルール2・[レ]のデータにおいて出走馬中3頭以下が該当するものであれば、そのデータに”下線”を、1頭のみのものは”【】”を加える】

1枠1番・ブライトエンブレム(…)「2」

+・5年連続3着以内入線馬を輩出している”2歳終了時に2勝以上している、日本ダービー馬の産駒”[レ]、4年連続3着馬輩出の”デビュー戦を勝利した、日本ダービー馬の産駒”[レ]、中山では6年連続3着以内入線馬を輩出している”父が中山芝G1を勝利している2歳重賞勝ち馬”[レ]、3年連続3着以内入線馬を輩出している”コーナー4つの芝1800m戦を勝ち上がっている馬”[レ]

-・”前走弥生賞敗戦馬で、弥生賞の前のオープンクラス3着以内実績が1回以下の馬”による3着以内入線馬は、2002年2着のタイガーカフェ以来なし[レ]

過去4戦全てにおいて3コーナー10番手以下の後方待機策で、高速仕様・先行有利に傾いている今の馬場にまるで向いていないように思われます。

2枠2番・ドゥラメンテ(▲)「なし」

+・過去3年の連対馬6頭のうち5頭が該当している”同一距離での連勝馬”[レ]

-・”芝2000mのオープンクラスの連対が1回以下、かつ重賞未勝利の馬”による連対は2009年2着のトライアンフマーチ以来なし[レ]

レースのデータから推せる要素は弱いですが、血統的には今回の皐月賞においてトップクラスのジャストフィット感があります。皐月賞3勝ジョッキーであるミルコ・デムーロ騎手を迎えたことからも、勝利を意識できる馬です。

2枠3番・スピリッツミノル(…)「なし」

+・中山では5年連続3着以内入線馬を輩出している”コーナー4つのレースを2回以上勝利している馬”[レ]

-・【芝2000m超の勝ち鞍のある馬による3着以内はなし[レ]】、”芝2000mのオープンクラスの連対が1回以下、かつ重賞未勝利の馬”による連対は2009年2着のトライアンフマーチ以来なし[レ]

はっきりとした先行脚質の馬ですが、速さがまるで足りないと見ています。

3枠4番・ワンダーアツレッタ(…)「なし」

+・3年連続3着以内入線馬を輩出している”コーナー4つの芝1800m戦を勝ち上がっている馬”[レ]

-・”芝2000mのオープンクラスの連対が1回以下、かつ重賞未勝利の馬”による連対は2009年2着のトライアンフマーチ以来なし[レ]

隣のスピリッツミノルと同じように先行気質の強い馬ですが、こちらも速さに欠けるところがあります。

3枠5番・リアルスティール(キルトクール)「1・2」

+・4年連続3着以内入線馬を輩出している”東京芝重賞勝ち馬”[レ]、4年連続3着馬輩出の”デビュー戦を勝利した、日本ダービー馬の産駒”[レ]、中山では4年連続連対馬輩出の”11月または12月に行われたコーナー2つの2歳戦を勝利した馬”[レ]、過去3年の連対馬6頭のうち5頭が該当している”同一距離での連勝馬”[レ]

-・”2走前・東京芝、前走中山芝”の馬による連対は2008年2着のタケミカヅチ以来なし[レ]、フルゲート割れのスプリングS出走馬による皐月賞連対は2000年2着のダイタクリーヴァ以来なし[レ]

阪神競馬場の話ではあるものの、皐月賞と同じ距離で行われた2週間前の大阪杯において、この馬と同じ「父ディープインパクト、母父Storm Cat」の馬がワンツーフィニッシュを決めました。また、先週の忘れな草賞、そして昨日のはなみずき賞でもディープインパクト産駒が勝利しており、芝2000m戦におけるディープインパクト産駒の追い風が良い感じに吹いているように感じられます。さらに言えば、この馬の三代母はブリーダーズカップ・マイル連覇などマイルG1を8勝しているMiesqueであり、皐月賞のコンセプトに最もフィットしている馬だという感じもありますが、レースキャリアの浅さが仇になると見て、キルトクールに指名することにしました。

4枠6番・タガノエスプレッソ(…)「2」

+・3年連続3着以内入線馬を輩出している”芝2000m以下のレースの中で距離短縮を行って勝った馬”[レ]、中山では4年連続連対馬輩出の”11月または12月に行われたコーナー2つの2歳戦を勝利した馬”[レ]

-・朝日杯フューチュリティS以外の芝1600m重賞勝ち馬による連対は2008年優勝のキャプテントゥーレ以来なし[レ]、”前走弥生賞敗戦馬で、弥生賞の前のオープンクラス3着以内実績が1回以下の馬”による3着以内入線馬は、2002年2着のタイガーカフェ以来なし[レ]

4枠2頭がディープインパクトの兄であるブラックタイド産駒となりましたが、こちらは岩田騎手以外で連対実績がないのがネックと見て、評価を下げました。

4枠7番・キタサンブラック(…)「2・3」

+・3年連続3着以内入線馬を輩出している”芝2000m以下のレースの中で距離短縮を行って勝った馬”[レ]、3年連続3着以内入線馬を輩出している”コーナー4つの芝1800m戦を勝ち上がっている馬”[レ]

-・”2走前・東京芝、前走中山芝”の馬による連対は2008年2着のタケミカヅチ以来なし[レ]、フルゲート割れのスプリングS出走馬による皐月賞連対は2000年2着のダイタクリーヴァ以来なし[レ]

サトノクラウンと同じ無敗の皐月賞トライアル優勝馬で、馴染みの血統という点ではサトノクラウンを上回りますが、G1慣れしていない厩舎であることが懸念材料と見て、狙い目には入れないことにしました。

5枠8番・サトノクラウン(◎)「2・3」

+・4年連続3着以内入線馬を輩出している”東京芝重賞勝ち馬”[レ]、過去3年の連対馬6頭のうち5頭が該当している”同一距離での連勝馬”[レ]、21世紀の無敗の弥生賞馬は3頭おり、全てがクラシック1勝以上[自]

-・”2走前・東京芝、前走中山芝”の馬による連対は2008年2着のタケミカヅチ以来なし[レ]、東京スポーツ杯2歳Sが14頭立て以下だった時の優勝馬によるクラシック連対は1997年の優勝馬で翌1998年の皐月賞で2着に入ったキングヘイローのみ[自]

実績的に若干やり過ぎの感も否めませんが、データ的には最も3着以内に入る可能性が高い馬であり、優勝候補筆頭と見立てました。

5枠9番・ミュゼエイリアン(…)「なし」

+・7年連続3着以内入線馬を輩出している”15頭立て以上の重賞を勝ち上がっている馬”[レ]、3年連続3着以内入線馬を輩出している”コーナー4つの芝1800m戦を勝ち上がっている馬”[レ]

-・前走毎日杯出走馬は1999年優勝のテイエムオペラオー以来3着以内なし[レ]

将来的にG1を勝ってもおかしくはないように思われますが、レースキャリアの積み方から鑑みて、皐月賞で良い結果を残す印象は持ちませんでした。

6枠10番・ベルーフ(…)「2」

+・7年連続3着以内入線馬を輩出している”15頭立て以上の重賞を勝ち上がっている馬”[レ]、中山では5年連続3着以内入線馬を輩出している”コーナー4つのレースを2回以上勝利している馬”[レ]、過去3年の連対馬6頭のうち5頭が該当している”同一距離での連勝馬”[レ]

-・フルゲート割れのスプリングS出走馬による皐月賞連対は2000年2着のダイタクリーヴァ以来なし[レ]

右回りの芝2000m戦で3戦全勝としているのが武器ですが、ハービンジャー産駒の伸び悩みぶりを鑑みるに、積極的に狙う馬ではないと判断しました。

6枠11番・ダノンリバティ(…)「なし」

+・4年連続3着馬輩出の”デビュー戦を勝利した、日本ダービー馬の産駒”[レ]

-・前走毎日杯出走馬は1999年優勝のテイエムオペラオー以来3着以内なし[レ]、”芝2000mのオープンクラスの連対が1回以下、かつ重賞未勝利の馬”による連対は2009年2着のトライアンフマーチ以来なし[レ]

デビュー戦勝利後故障で戦線離脱を余儀なくされたものの、ここ2戦の内容を鑑みるに調子を取り戻しつつある印象もあります。ただ、現状は広いコースを好んでいる感じで、評価を下げることにしました。

7枠12番・ベルラップ(…)「2」

+・中山では6年連続3着以内入線馬を輩出している”父が中山芝G1を勝利している2歳重賞勝ち馬”[レ]、中山では5年連続3着以内入線馬を輩出している”コーナー4つのレースを2回以上勝利している馬”[レ]、過去3年の連対馬6頭のうち5頭が該当している”同一距離での連勝馬”[レ]

-・”前走弥生賞敗戦馬で、弥生賞の前のオープンクラス3着以内実績が1回以下の馬”による3着以内入線馬は、2002年2着のタイガーカフェ以来なし[レ]

11月の2連勝と前走弥生賞における落差を考えると、外国人騎手が乗らないと苦しいような気配を感じます。

7枠13番・コメート(…)「なし」

+・中山では5年連続3着以内入線馬を輩出している”コーナー4つのレースを2回以上勝利している馬”[レ]、3年連続3着以内入線馬を輩出している”コーナー4つの芝1800m戦を勝ち上がっている馬”[レ]

-・”前走弥生賞敗戦馬で、弥生賞の前のオープンクラス3着以内実績が1回以下の馬”による3着以内入線馬は、2002年2着のタイガーカフェ以来なし[レ]、”芝2000mのオープンクラスの連対が1回以下、かつ重賞未勝利の馬”による連対は2009年2着のトライアンフマーチ以来なし[レ]

4枠2頭の他にもう1頭いるブラックタイド産駒ですが、弥生賞の走りから上積みを期待するのは難しいと見ました。

8枠14番・クラリティスカイ(△)「1・2」

+・4年連続3着以内入線馬を輩出している”東京芝重賞勝ち馬”[レ]、3年連続3着以内入線馬を輩出している”芝2000m以下のレースの中で距離短縮を行って勝った馬”[レ]

-・朝日杯フューチュリティS以外の芝1600m重賞勝ち馬による連対は2008年優勝のキャプテントゥーレ以来なし[レ]

いちょうSの勝ち方から今回の皐月賞においてフィットしてくる可能性が高いと見ました。

8枠15番・ダノンプラチナ(○)「1・2」

+・5年連続3着以内入線馬を輩出している”2歳終了時に2勝以上している、日本ダービー馬の産駒”[レ]、7年連続3着以内入線馬を輩出している”15頭立て以上の重賞を勝ち上がっている馬”[レ]、中山では4年連続連対馬輩出の”11月または12月に行われたコーナー2つの2歳戦を勝利した馬”[レ]、中山では6年連続3着以内入線馬を輩出している”父が中山芝G1を勝利している2歳重賞勝ち馬”[レ]、過去3年の連対馬6頭のうち5頭が該当している”同一距離での連勝馬”[レ]

-・フルゲート割れのスプリングS出走馬による皐月賞連対は2000年2着のダイタクリーヴァ以来なし[レ]

レースデータから巻き返しの可能性が高い1頭。朝日杯制覇に向けてのキャリアからも、もう一度G1制覇を果たしてもおかしくはありません。



単勝

サトノクラウン

ダノンプラチナ

複勝

ダノンプラチナ

クラリティスカイ

馬連

サトノクラウン-ドゥラメンテ

ワイド(ながし)

(軸)サトノクラウン

(相手)ダノンプラチナ、ドゥラメンテ、クラリティスカイ

三連単

サトノクラウン→クラリティスカイ→ダノンプラチナ

サトノクラウン→ドゥラメンテ→クラリティスカイ

ダノンプラチナ→サトノクラウン→クラリティスカイ

☆勝負のワンツースリー

サトノクラウン→ドゥラメンテ→ダノンプラチナ

テーマ:中央競馬重賞予想 - ジャンル:ギャンブル

2015年のレース予想 | 07:33:49 | トラックバック(0) | コメント(0)