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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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マイラーズC前の古馬G2を簡易回顧
今年の京都競馬場も例年通りの高速馬場で、またしても先行有利になりそうな天皇賞【春】。先週行われたマイラーズCでは全ての馬が上がり3ハロン34秒0を切り、最速の馬では31秒9と、速さがない馬にとっては即脱落といったコンディションになっているようにも思えますが、この記事ではマイラーズCの前に行われてきた古馬G2で、当ブログでは触れてこなかったレースについて簡単に振り返っていきます。

※日経新春杯

1着・アドマイヤデウス(父アドマイヤドン)

2着・フーラブライド(父ゴールドアリュール)

3着・アドマイヤフライト(父マンハッタンカフェ)

ラップタイム・12.8 - 11.3 - 11.6 - 12.4 - 12.4 - 12.3 - 12.6 - 12.7 - 12.3 - 11.6 - 11.3 - 11.5

昨年の上位3頭が揃い踏みとなった今年の日経新春杯ですが、昨年の2着馬、3着馬が再び上位進出を果たす中で、昨年の日本ダービー以来の実戦となった明け4歳のアドマイヤデウスが初重賞制覇を果たしました。日経新春杯優勝後に国内G1を勝った馬は今の京都芝2400mに固定された1995年以降では誰もいませんが、一方で今回と同じように2分24秒台で走破した優勝馬は過去に6頭おり、1995年以降では唯一の関東馬による制覇を果たしたマーベラスタイマー以外は更なる重賞制覇を果たしています。今回勝利したアドマイヤデウスも日経賞で重賞2勝目を果たし、日経新春杯優勝馬の伝統を見事に引き継ぐことによってG1好走の目途も立ったように思われます。

※京都記念

1着・ラブリーデイ(父キングカメハメハ)

2着・スズカデヴィアス(父キングカメハメハ)

3着・キズナ(父ディープインパクト)

ラップタイム・12.8 - 11.4 - 12.6 - 12.3 - 12.1 - 12.2 - 12.4 - 11.7 - 11.4 - 11.0 - 11.6

キズナVSハープスターという新旧ディープインパクト産駒のクラシックホース対決に沸いた今年の京都記念。中団で馬群に揉まれる競馬を選択したハープスターに対し、昨年の天皇賞【春】以来の実戦となったキズナはいつも通りの外目の後方待機策をとってきましたが、勝負に関してはスズカデヴィアスの逃げに翻弄されて両者共倒れとなり、スズカデヴィアスの逃げにピタリとついてきたラブリーデイがスズカデヴィアスの逃げ切りをハナ差先着で封じて勝利を収めることとなりました。前半7ハロンのうち6ハロンが12秒台のラップとゆったりとした流れだったものの、ラスト4ハロンは全て11秒台を叩き出して計45秒9で走破となかなか優秀なロングスパート合戦となり、勝ちタイムの2分11秒5は従来の京都記念のレースレコードを0秒3更新と非常に中身の濃いレースでした。

ただ、1着馬ラブリーデイと2着馬スズカデヴィアスは、その後の阪神大賞典に出走してゴールドシップの三連覇を為す術なく見届ける大敗を喫しています。また、前年の天皇賞【春】で4着に敗れ、この京都記念では3着に入ったキズナが、距離短縮となった大阪杯で前年のエリザベス女王杯優勝馬ラキシスに次ぐ2着に入ったことなどを踏まえると、京都記念の上位3頭が天皇賞【春】で良い結果を出すのは難しいのではないかと見ています。

※中山記念

1着・ヌーヴォレコルト(父ハーツクライ)

2着・ロゴタイプ(父ローエングリン)

3着・ステファノス(父ディープインパクト)

ラップタイム・13.1 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 12.3 - 12.2 - 11.7 - 12.2

同期のクラシックホース対決、新旧皐月賞馬対決という二大マッチが同時に組まれていた今年の中山記念でしたが、軍配が上がったのは昨年のオークスを制した4歳牝馬ヌーヴォレコルトでした。好スタートから3番手のインをキープし、4コーナーから最後の直線にかけて狭い内をグイグイと縫って抜け出しを図ろうとしたその走りは、前年の中山記念を制したジャスタウェイのそれを彷彿とさせるものでした。2着のロゴタイプは前年の3着馬、3着のステファノスは前年2着のアルキメデスと同じ藤原英昭厩舎所属馬で、昨年と同じような結果となりましたが、2着のロゴタイプが昨年とほぼ同等の走りを披露したと考えると、今回の上位3頭が国内中距離G1でハイレベルな戦いを繰り広げるのは、現状では少々難しいように感じます。

※日経賞

1着・アドマイヤデウス(父アドマイヤドン)

2着・ウインバリアシオン(父ハーツクライ)

3着・ホッコーブレーヴ(父マーベラスサンデー)

ラップタイム・6.9 - 11.4 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 12.4 - 13.1 - 12.4 - 11.8 - 11.7 - 11.7 - 11.6 - 11.8

昨年の1着馬、2着馬の前に今年の日経新春杯の勝ち馬が食い込んできた今年の日経賞ですが、走破時計は昨年よりも4秒ほど速くなり、レースレコードを1秒も更新することとなりました。展望記事でも触れたように、近年の日経賞は天皇賞【春】に向けた最有力ステップとなっていますが、4歳馬が日経賞を制したケースを見ていくと、現行の春の中山後半開催に固定された1997年以降では6頭おり(注・阪神開催の2011年は除外)、天皇賞【春】で3着以内に入ってきたのは1998年3着馬のセイウンスカイと2013年の優勝馬であるフェノーメノの2頭に絞られます。両者は3歳春の時点で重賞勝ちのキャリアを持つと共にクラシックでも連対実績を持っており、そういった部分では今年に入って初重賞制覇を果たしたアドマイヤデウスの好走は簡単なものではないように思われますが、日経新春杯に続いて重賞連勝を果たした馬は1995年以降ではシルクフェイマスとアドマイヤモナークの2頭がおり、両者が後にG1で連対実績を築き上げていったことから、天皇賞【春】で凡走をしたとしても見限れない存在になるかと思われます。

※大阪杯

1着・ラキシス(父ディープインパクト)

2着・キズナ(父ディープインパクト)

3着・エアソミュール(父ジャングルポケット)

ラップタイム・12.8 - 11.1 - 12.7 - 12.2 - 12.3 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 12.8

ディープインパクト産駒が今年初めてにして唯一右回り重賞を勝った舞台が、不良馬場の中で行われた大阪杯。上位3頭の差は道中のポジションから来るレース後半のスムーズさによるところが大きかったように思えますが、勝ったラキシスはキズナの一つ前のポジションを取り、そこから常に自由に動かせる位置をキープし続けてきました。この大阪杯の週に騎乗停止から明けてデビュー週となったクリストフ・ルメール騎手の手腕が冴えていたといった部分もありますが、着差がつきやすい道悪馬場ということを考慮しても、ラキシスとキズナとの間についた2馬身差、そしてキズナとエアソミュールの間についた3馬身の差は、今の競走馬としての実力を素直に示していた印象もあります。

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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース以外) | 23:29:23 | トラックバック(0) | コメント(0)