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Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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いざクラシックへ!注目の一頭 2016クラシック世代第42週
先週の中央競馬の開催はとかくスピードが強調される舞台となっていましたが、土曜日の夜に開催されていたドバイミーティングは日本の競馬文化と全く異なる風情があり、レーススタイルに関してはシビアかつ総合力の問われるものとなっていました。そういった中で日本馬が3頭出走していたUAEダービーをラニが制し、3着にも朝日杯フューチュリティSで4着になったユウチェンジが入ったことには大きな驚きと興味深さを感じるものがありました。今回のUAEダービーに関しては出走馬7頭となっており、この少頭数の構成に助けられた面も少なからずあったのではないかと睨んでいますが、いずれにしても日本馬のレベルはまだまだ青天井のように感じられ、もっと優れたものになるのではないかと考えています。

今回の3歳戦チェックは、2016年クラシック世代のものとしては最後となりますが、クラシック前としては最後の重賞である毎日杯についてざっくりと語っていきます。

※毎日杯

1着・スマートオーディン(父ダノンシャンティ)

2着・アーバンキッド(父ハーツクライ)

3着・タイセイサミット(父ダイワメジャー)

2011年にフルゲートを経験し、その後も13頭以上のレースとして開催されてきた毎日杯ですが、今回は10頭立てのレースとなり、阪神競馬場がリニューアルされた2007年以降としては最も少頭数の開催となりました。そうした中で、上位5頭の走破時計が1分47秒台となり、上がり3ハロンでも33秒5を切るような高速ラップが刻まれる中、勝ったスマートオーディンの上がり3ハロンは32秒7と、初重賞制覇を果たした東京スポーツ杯2歳Sの上がり3ハロンよりも0秒2に速い脚を使い、走破時計も2秒以上詰めてきました。毎日杯の勝利からNHKマイルCをコースレコード(当時)で勝利した父を彷彿とさせるような成長ぶりを見せており、2016年クラシック世代の牡馬としては初めての重賞2勝馬となったことからも、スマートオーディンがNHKマイルCの最有力候補に躍り出たという趣がありますが、自身のキャリアで唯一前半600mの通過タイムが36秒0を割り込んだ共同通信杯では自慢の末脚を披露することなく敗れ去っており、ハイペースへの対応力が課題として残っていると言えます。一方で、スマートオーディンの牝系を見ていくと、昨年のドバイワールドCを制したプリンスビショップとは同族にあたりますが、プリンスビショップも出足が速いタイプではなかったことから、もう少し長い距離でも同じような形で戦えるならば、更なる躍進があっても不思議ではないと考えています。

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Road_to_Derby | 07:30:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
希望を託せるか 第46回高松宮記念回顧
レース前日にコースレコードが更新されながら、当日のレース前にもまたコースレコードが更新された中京芝1200mのG1・高松宮記念。一つ前に行われた芝2200mの1600万下特別では2分10秒台の壁を打ち破る日本レコードが樹立され、レースレコードの更新は必至ではないかと見られましたが、出走馬の中で芝1200m戦を1分6秒台で走ったことがあるビッグアーサーが新旧のスワンS優勝馬を従えて、重賞初制覇をG1で果たす形になりました。

1着・ビッグアーサー(父サクラバクシンオー)

2着・ミッキーアイル(父ディープインパクト)

3着・アルビアーノ(父Harlan's Holiday)

(予想記事・2016年・七の予想 「第46回高松宮記念」 (レッツゴードンキVSビッグアーサー)

※トップスプリンターたちのガチ勝負

3月27日高松宮記念のラップタイム・11.7 - 10.1 - 10.9 - 10.8 - 11.1 - 12.1

3月27日中京第7レースのラップタイム・12.0 - 10.5 - 11.1 - 11.1 - 11.0 - 11.6

3月26日岡崎特別のラップタイム・12.1 - 10.5 - 11.0 - 10.9 - 11.1 - 11.8

今週行われた中京芝1200m戦は高松宮記念を含めて3回ありましたが、その3戦続けてコースレコード更新という特殊な記録を打ち立てることになりました。そんな中でラップ構成を見ていくと、10秒台のラップを刻んだ回数に違いが見られ、1000万下特別である岡崎特別では2回、500万下の条件戦である3月27日の第7レースは1回、そして高松宮記念では3回も刻まれています。3回も刻んだ高松宮記念では最後の1ハロンで12秒1と、一つ前の200m区間から1秒0も失速する形になりましたが、それまでの1000mで54秒6と刻んでおり、それまでの2つのコースレコードのものよりも1秒近く速く通過していることから、逃げ馬の3頭がしっかりと主張していったことの効果は抜群だったと言えます。

そういった流れの中で勝ったビッグアーサーは逃げた3頭の中で一歩引き気味レースを進めていたミッキーアイルの背後につくという、レースの流れに沿った競馬ができたという趣がありました。実際のところ、ビッグアーサーの前後半の刻みで言えば”33.3 - 33.4”とほぼイーブンの形にまとめており、レース全体のラップ推移から言ってもお釣りのない競馬ができたのではないかと思われますが、こと上がり3ハロンに関しては1着馬から10着馬まで33秒台でまとめ、11着以下の馬の中にも3頭が上がり3ハロン33秒台だったことから、後ろで競馬した馬のレースセンスに関しては少々疑問が残るレースになったとも言えます。

※多頭出しのエースによるワンツーフィニッシュ

さて、今回の上位3頭の顔ぶれを見ていくと、高速馬場の代名詞的存在である秋の京都前半における芝のオープンクラスを勝ち上がってきた馬たちが勢揃いといった形になりましたが、勝ったビッグアーサーはまさにその時の開催で芝1200m戦の持ち時計を1分6秒台としておりました。また、2着のミッキーアイルに関しても、前走阪急杯において1分19秒9の走破時計で逃げ切り勝ちを収めており、スプリンターとしての素質を開花させたように思われましたが、ビッグアーサーの父サクラバクシンオー、ミッキーアイルの父ディープインパクトは、今回の高松宮記念において共に産駒の3頭出しを敢行しており、その物量作戦も功を奏したように思われます。

もっとも、1着馬、2着馬共に産駒の中では前述の実績も相まって最上位人気馬であり、そういったアシストがなくても好走できた可能性は高そうですが、今回の勝利によって、ビッグアーサーに関してはスプリンターズS連覇を果たしたサクラバクシンオー産駒としては2頭目のスプリントG1馬となりました。14年前に高松宮記念を制したサクラバクシンオー産駒であるショウナンカンプは、高松宮記念の後にスワンSと阪急杯(当時芝1200m戦)を勝利したものの、G1の二勝目に関しては手が届きませんでしたが、芝1200m重賞を1分6秒台で勝った馬は日本競馬史上わずかに3頭に留まっており、ハンデ重賞を勝ち上がってきたスギノエンデバー以外の2頭は少なくとも1回はその後の芝1200mのG1で連対は果たしているので、そういった意味ではビッグアーサーが今年のスプリント界における主役に躍り出たのはほぼ間違いないと見ています。

◎・レッツゴードンキ(8着)

前走阪急杯においてミッキーアイルとの逃げ争いに後れを取り、6着に敗れ去ったレッツゴードンキは、今回スタートから控えるような競馬を見せてきましたが、直線に入って馬群を捌くのに手間取り、見せ場なく敗れました。リニューアルされた中京競馬場の高松宮記念においては速い決着に分類されていた1分8秒台の決着の時点で牝馬に好走がなくなっていたことを考えると、いかに桜花賞馬と言えど、この馬を重く見るのは安直な考え方だったようにも思えますが、鞍上の岩田康誠騎手がレースに対する取り組みに、ここ最近露骨に怯えが垣間見られており、騎手の世代交代が起こりそうな気配があるように思われます。

キルトクール・ビッグアーサー(1着・(/´△`\) ナンテコッタイドンガバチョ!)

今回の高松宮記念は3年ぶりに日本人騎手の勝利となりましたが、今回コンビを組んだ福永祐一騎手にとっては2013年の天皇賞【秋】以来となるJRA・G1制覇となりました。もっとも、福永祐一騎手とのコンビでJRAのG1を2勝以上した馬は、2005年の桜花賞とNHKマイルCを勝利したラインクラフト1頭だけで、ラインクラフトは繁殖馬にあがることがないままその生涯を閉じていることから、継続騎乗に関してはだいぶ懐疑的な見方をしていますが、今回のようなレースぶりをしっかりと自分のものにできるのであれば、ロードカナロアぐらいの活躍は見せても不思議ではないように思われます。(単勝390円、複勝150円)

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レース回顧(予想レース) | 19:51:13 | トラックバック(0) | コメント(0)
2016年・七の予想 「第46回高松宮記念」 (レッツゴードンキVSビッグアーサー)
レース前日にコースレコードが更新され、レースレコード更新の期待が高まる今年の高松宮記念。出走馬18頭のうち14頭が重賞勝ち馬である一方で、昨年のスプリンターズSの後に行われた3つの芝1200m重賞ではことごとく重賞未勝利馬が勝利を収めており、新星誕生の期待が高まる一戦でもあります。

(展望記事・第46回高松宮記念の”三本柱”

(参考まとめ記事・レース参考まとめ「第46回高松宮記念」

【データルール・展望記事で該当していたデータの項目番号を、印の横の「」内に記載】

◎・レッツゴードンキ「なし」

キルトクール・ビッグアーサー「なし」

そういった中で、今回はデータを取り扱う予想としては邪道的な狙い目を立てることにしましたが、本命に推すことにしたレッツゴードンキは芝1200m重賞への出走が初めてとなるものの、昨年の桜花賞においては2着馬に4馬身差をつける圧倒的な走りを披露しました。展望記事では触れなかったものの、3月開催に移った2000年以降の高松宮記念において中央競馬のG1を勝ち上がってきた牝馬の出走は5頭おり、(2-2-1-0)と3着以内率100%の実績を残していることから、桜花賞後に積み立ててきた敗北路線を一掃するような走りを披露しても不思議ではないと見ています。

相手候補としては、ティーハーフとエイシンブルズアイの2頭です。ティーハーフはレッツゴードンキと同様に、昨年の9月以降に3着以内の実績が一つもありませんが、昨年の岡崎特別でビッグアーサーに次ぐ2着に入った後に異なる競馬場の芝1200m戦を3連勝し、ビッグアーサーとは異なり重賞勝ち馬にもなりました。競馬学校卒業騎手の中で近年最も大舞台で頼りになる池添謙一騎手を起用していることもプラスであり、データ的に優位に立っている馬の中では最上位の評価を与えることにしました。エイシンブルズアイについては前哨戦回顧の記事(参考記事・2016年高松宮記念の前哨戦を簡易回顧)でも触れたように、マイル以上の優勝実績を持ったオーシャンSの勝ち馬が出世しやすい傾向を考慮して狙ってみたい1頭と判断しました。

そして、キルトクールに指名したビッグアーサーは出走馬の中で4頭しかいない重賞未勝利馬の1頭になります。重賞勝ちがないとは言え、芝1200m重賞では2回2着に入り、出走馬の中で数少ない1分6秒台の持ち時計がある馬ですが、オープン入りを果たしてからのローテーションが迷走気味で、騎手の起用法にも疑問が残ることから、今回のキルトクール指名馬に最もふさわしい馬と見立てました。



単勝

レッツゴードンキ

複勝

レッツゴードンキ

ティーハーフ

エイシンブルズアイ

ワイド(ボックス)

レッツゴードンキ、ティーハーフ、エイシンブルズアイ

三連複

レッツゴードンキ-ティーハーフ-エイシンブルズアイ

☆勝負のワンツースリー

レッツゴードンキ→ティーハーフ→エイシンブルズアイ

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2016年のレース予想 | 02:44:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
レース参考まとめ「第46回高松宮記念」
ドバイミーティング視聴と並行しながら書き連ねているこの記事ですが、土曜日の中央競馬の重賞は実力馬が素直に結果を残す形となりました。一方で、開催全体の時計面を見ていくと、上がり3ハロンにつけ、全体時計につけ、かなりの高速ぶりといったところで、高松宮記念が行われる中京芝1200m戦については、リニューアル後初めて1分7秒台に突入することとなりました。こうなってくると、高松宮記念の予想の方向性も大きく影響を受けるといったところですが、今回は過去3年の高松宮記念の予想と回顧、さらに昨年の高松宮記念以降に行われた芝1200m重賞について書かれた記事等をピックアップしていこうと思います。

(第46回高松宮記念の参考記事)

88th forecast 「第43回高松宮記念」(◎エピセアローム)

”中京”スプリント覇者 第43回高松宮記念回顧

2014年のレース予想・九の予想 「第44回高松宮記念」(◎ストレイトガール)

基本へ立ち返ろうか 第44回高松宮記念回顧

2015年・八の予想 「第45回高松宮記念」(ダイワマッジョーレVSリトルゲルダ)

次に生かすべきもの 第45回高松宮記念回顧

2015年のサマースプリントシリーズを簡易回顧

2015年・三十の予想 「第49回スプリンターズS」(ミッキーアイルVSリッチタペストリー)

中山にも東京の息吹 第49回スプリンターズS回顧

第46回高松宮記念の”三本柱”

2016年高松宮記念の前哨戦を簡易回顧

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レース参考まとめ | 23:22:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
2016年高松宮記念の前哨戦を簡易回顧
今日の朝9時に枠順が発表された高松宮記念。改めて出走馬を見ていくと、ディープインパクト産駒とサクラバクシンオー産駒がそれぞれ3頭ずつ参戦しており、両者の産駒で出走馬の3分の1を占める形になりましたが、今回のこの記事では、スプリンターズSの後に行われた古馬混合の芝1600m未満の重賞を簡単に振り返っておこうと思います。

※京阪杯

1着・サトノルパン(父ディープインパクト)

2着・ビッグアーサー(父サクラバクシンオー)

3着・アースソニック(父クロフネ)

ラップタイム・12.5 - 10.7 - 10.8 - 10.9 - 11.2 - 11.3

スプリンターズS後最初の芝1200m重賞である京阪杯。ジャパンC当日に行われたにも関わらず、このレースには武豊騎手が参加していましたが、最初の1ハロン以外全て11秒5を切る高速ラップを刻む中で、上位2頭だけが1分8秒を切る決着を演出し、内の4番手を進んできたサトノルパンが、サトノルパンより一つ後ろのグループから進んできたビッグアーサーの猛追をアタマ差凌いで勝利しました。今回の走破時計である1分7秒4は芝1200m戦となった2006年以降では最速の決着であり、レース全体の上がり3ハロンは今回の3着馬であるアースソニックが勝利した2013年と同じものでしたが、失速度合という部分ではこちらの方が少なめに抑えられており、この時のサトノルパンはロードカナロア不在となった2014年以降の芝1200m重賞としては最高のパフォーマンスを披露したようにも見受けられます。

※阪神C

1着・ロサギガンティア(父フジキセキ)

2着・ダンスディレクター(父アルデバラン)

3着・ビッグアーサー(父サクラバクシンオー)

ラップタイム・12.5 - 11.1 - 11.2 - 11.8 - 11.3 - 11.7 - 11.8

関西最後の重賞レースでありながら、第4回以降全て美浦所属馬が勝利している阪神芝1400mのG2戦・阪神C。この時も美浦・藤沢和雄厩舎所属のロサギガンティアが2年前のスプリングS以来となる重賞制覇を果たしましたが、フジキセキ産駒の短距離牡馬というと、2009年、2010年に阪神Cの連覇を果たし、高松宮記念も2010年、2011年と連覇を果たしたキンシャサノキセキがおり、ロサギガンティアもスプリンターとしての資質は高いように思われます。これは、2着のダンスディレクターが後にシルクロードSを勝ったことや3着のビッグアーサーがシルクロードS前まで芝1200m戦においては連対率100%だったことからも垣間見られるところですが、残念ながらロサギガンティアにはスプリント路線参戦の予定はないようで、この辺りもスプリント路線の才能の枯渇を感じたりもしています。

※シルクロードS

1着・ダンスディレクター(父アルデバラン)

2着・ローレルベローチェ(父サクラバクシンオー)

3着・ワキノブレイブ(父マイネルラヴ)

ラップタイム・12.0 - 10.9 - 10.8 - 11.1 - 11.4 - 11.7

レース前日までの天候不順から回復基調の中で行われた年内最初の芝1200m重賞・シルクロードS。この時は内側を通る馬以外の結果が不調に終わり、1番人気に推されたビッグアーサーも大外16番枠からのスタートとなったことでその煽りを受ける形になりましたが、勝ったダンスディレクターは1枠1番という枠の利を生かしつつも、出走馬の中で唯一1分8秒切りを達成しました。もっとも、そんなダンスディレクターが直前で回避となってしまい、今年のシルクロードSからの参戦組としては2着のローレルベローチェが最先着馬としての出走となりましたが、ローレルベローチェはこの時のシルクロードSを含めてここ4戦続けてハナに立っているものの、前半600mのラップタイムが33秒5を切ったことが一度もなく、スプリント戦の逃げ馬としてはまだまだ貧弱な存在であるように見受けられます。

※阪急杯

1着・ミッキーアイル(父ディープインパクト)

2着・オメガヴェンデッタ(父ゼンノロブロイ)

3着・ブラヴィッシモ(父Fastnet Rock)

ラップタイム・12.1 - 10.5 - 11.2 - 11.4 - 11.2 - 11.4 - 12.1

一昨年のNHKマイルC優勝馬ミッキーアイルが同年スワンS以来となる約1年5か月ぶりの勝利を収めた今年の阪急杯。昨年の番手に控える形とは異なり、スタートからダッシュを効かせてそのまま逃げ切るという、3歳時に見せた連勝スタイルを採用する形で勝利をモノにしましたが、今回の走破時計である1分19秒9は、サクラバクシンオーが1994年のスワンSを制した時と同じ時計で、上がり3ハロンではミッキーアイルの方が速い時計をマークしています。また、阪神芝1400mとして開催された阪急杯のレースレコードという点では、2011年にサンカルロが叩き出した1分20秒1をコンマ2秒塗り替える形になりましたが、21世紀の芝1400m重賞において勝ち時計が1分20秒0を割ってきたのは5回あり、その時の優勝馬5頭のうち4頭が次走着外、1頭が現役引退となっていることから、この時のミッキーアイルの勝利は今後に対して悲観的な色合いの方が濃いです。

※オーシャンS

1着・エイシンブルズアイ(父Belgravia)

2着・ハクサンムーン(父アドマイヤムーン)

3着・スノードラゴン(父アドマイヤコジーン)

ラップタイム・11.6 - 10.3 - 10.8 - 11.3 - 11.4 - 12.1

秋のスプリントG1・スプリンターズSと同じ中山芝1200m戦として行われたオーシャンSですが、このレースの翌日に開催された弥生賞と同様に、今回は重賞として開催された2006年以降では最も速い時計で決着がつきました。これは、かつてロードカナロアにも先着したことがあるハクサンムーンが、昨年のスプリンターズSと打って変わって前半から躊躇いなく飛び出していけたことが大きかったのではないかと見ていますが、上位3頭のうちハクサンムーン以外の2頭が中団より後ろからの競馬をしており、ハクサンムーンの健在ぶりをアピールするレースになったと見ています。

その上で、今回勝利を収めたエイシンブルズアイは、過去に芝1800m重賞の毎日杯でマイネルフロストとハナ差の2着に入った実績のある馬で、このオーシャンSに関しても、芝1600mのオープン特別である洛陽Sで2着に入ってからの参戦でした。重賞となった2006年以降のオーシャンSにおいて、芝1600m超の連対実績を持っていた優勝馬は第1回のネイティヴハート以外誰もおらず、そのネイティヴハート自身も芝1600mを超える距離で連対実績があるのは地方競馬で唯一芝コースが存在する盛岡競馬場でのものなので、中央競馬の芝1600mを超える距離で連対実績がある優勝馬というと今回のエイシンブルズアイが初めてとなります。

一方で、オーシャンS優勝前に芝1600mの優勝実績があった馬は、過去にはアーバニティ、キンシャサノキセキ、サクラゴスペルと3頭おり、いずれも後に芝1200mのG1で1回は3着以内入線の実績を積むことができているので、デビューから3戦目までに芝1600m戦を2勝しているエイシンブルズアイは今年のスプリントG1はもとより、来年以降のスプリントG1においても常に警戒すべき存在になったと言えます。

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レース回顧(予想レース以外) | 23:28:12 | トラックバック(0) | コメント(0)
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