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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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次世代のことを考えるべし 第23回チューリップ賞回顧
昨日、今日と、クラシックと同じコース条件で行われた3歳重賞が組まれていましたが、桜花賞と同じ阪神芝1600mの牝馬限定重賞であるチューリップ賞は、5年ぶりに無敗の優勝馬を輩出することになりました。

1着・シンハライト(父ディープインパクト)

2着・ジュエラー(父ヴィクトワールピサ)

3着・ラベンバーヴァレイ(父ディープインパクト)

(予想記事・2016年・五の予想 「第23回チューリップ賞」(ブランボヌールVSデンコウアンジュ)

ラップタイム・12.2 - 11.0 - 11.4 - 12.2 - 12.1 - 11.2 - 11.1 - 11.6

※時代の寵児

3週間前に行われたクイーンCと同様にレースレコードが1分32秒台に突入した今回のチューリップ賞。立ち上がりの600mの通過タイムは34秒6と、重賞に格上げされた1994年以降としては京都で開催された1995年と同じ最速の時計をマークしていますが、前後半のトータルラップが(46.8 - 46.0)ということで後半の方が速いラップ構成となりました。先週の阪急杯に続くレースレコードということを鑑みるに、今年の阪神芝はかなりの高速仕様になっているように見受けられますが、今回の出走馬の走破時計を見ても11着のエルビッシュまでもがレースレコードを更新する時計で走っているばかりか、上がり3ハロン自体も全ての出走馬が35秒0を切っていることから、今年の阪神競馬場の芝の高速化は疑いようもない事実と言えます。

そうした中で、上位2頭が1分33秒0の壁を超えてきましたが、勝ったシンハライトはノーザンファーム生産のディープインパクト産駒という今を時めくエリート中のエリートで、この時まで重賞騎乗機会5連勝中だったミルコ・デムーロ騎手騎乗の1番人気馬ジュエラーとの争いをハナ差凌ぎました。シンハライトに跨っていたのはオルフェーヴルをクラシック三冠制覇に導いた池添謙一騎手で、現役日本人騎手の中でトップクラスの”お祭り男”の面目躍如といったところですが、池添騎手はデムーロ騎手とは年度違いではあるものの、同じ年に生まれた騎手ということで、年齢的には既に35歳を過ぎています。中央競馬の歴代最多勝ジョッキーにして未だ現役の武豊騎手が年間100勝を割り込み始めたのが41歳の時であることを考えると、池添、デムーロ両騎手の騎手生活が徐々に下り坂に差し掛かってきてもおかしくないところではあり、彼らに時代を象徴するような名馬のパートナーを任せるのが今後の競馬界に向けて最善のものであるかは、少々首を捻りたくなります。ただ、一方でノーザンファーム陣営の気勢は高まる一方であり、彼らの行いこそが日本競馬における最上のものと信じさせるには十分と思わせるものでもありました。

※偉大なる先達に追い付き追い越せ

先の段では、チューリップ賞の結果から見る日本競馬の趨勢みたいなものがメインになっていましたが、改めてシンハライトという競走馬について触れていくと、冒頭でも触れたように2011年のレーヴディソール以来となる無敗のチューリップ賞優勝馬となりました。桜花賞指定オープンとなった1984年以降で無敗のチューリップ賞優勝馬となったのは、レーヴディソール以外では1986年のレイホーソロン、1988年のシヨノロマン、1990年のアグネスフローラ、1991年のシスタートウショウ、2005年のエイシンテンダーの5頭が果たしており、アグネスフローラとシスタートウショウが無敗の桜花賞馬に上り詰めることに成功しましたが、無敗の桜花賞馬となった両者はいずれもチューリップ賞で1番人気に支持された馬たちであり、今回2番人気だったシンハライトがすんなりと桜花賞馬になれるかどうかは微妙なところでもあります。逆に2着に敗れたジュエラーに関してはシンザン記念に続いての2着という形になり、同じ社台ファーム生産の桜花賞馬ダイワスカーレットを彷彿とさせるようなところがあります。ダイワスカーレットとは異なり、現時点で1勝馬というキャリアは引っかかりますが、デムーロ騎手はG1でこそ本領発揮といったところがあるので、まだまだ見限れないと見ています。

そして3着に敗れたラベンダーヴァレイは、同じ配合を持つ4頭の兄がそれぞれ異なる厩舎でオープン勝ちを収めている血統馬です。管理する藤原英昭厩舎は、ラベンダーヴァレイの生産牧場であるノーザンファーム出身馬よりもジュエラーの生産牧場である社台ファーム出身馬の方が良績を残していますが、出世馬に関してはメリハリをつけたローテーションを組む傾向にあり、叩いた上積みをきっちりと引き出してきます。次戦予定となる桜花賞において今回の上位2頭の牙城を崩すのは簡単な事とは思えませんが、仮に崩れるようなことがあるならば、最も勝利に近い存在になるのではないかと私は睨んでいます。

◎・ブランボヌール(14着)

道中は5番手、6番手の好位を進みながら、直線に入ってから何の見せ場もなく、勝ち馬から1秒0の差をつけられて完敗を喫しました。今回出走のディープインパクト産駒の中では最下位に終わっており、落ち目に入ると立ち直りに苦労するノースヒルズ生産馬であることを考えると、今年のクラシックで出番を望むのは酷なように感じられます。

キルトクール・デンコウアンジュ(5着)

道中は3番手付近を進んできた阪神ジュベナイルフィリーズよりも立ち上がりとなった今回のレースでは中団より少し前のインをつく格好になり、直線に入ってから馬群を割るように脚を伸ばしてきましたが、勝ったシンハライトと比べるとスピード感に欠ける走りでした。アルテミスSの勝ち方から踏まえても、マイル戦はやや忙しい雰囲気もありますが、血統的には馬場悪化を苦にしない可能性が高く、そうなった場合に上位争いを繰り広げる可能性があると見ています。

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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 23:12:42 | トラックバック(0) | コメント(0)