FC2ブログ
 
■プロフィール

まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

http://twitter.com/MATSURIshunraku

http://mixi.jp/show_profile.pl?id=10577262

http://novel.fc2.com/user/7234617/

http://shunraku-bokujou.ldblog.jp/

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

追跡・カルストンライトオ 「究極の快速馬」
今週から夏競馬が後半戦ということで、開催場所が新潟、小倉、札幌へと移ります。この夏の開催ではそれぞれの競馬場でサマースプリントシリーズとサマー2000シリーズの重賞が組まれていますが、今回の追跡では、今週行われる直線1000mの重賞・アイビスサマーダッシュを勝ってG1馬となっていったカルストンライトオについて触れていきます。

※速さを極めた先

今回”追跡”することにしたカルストンライトオは、2002年のアイビスサマーダッシュで今なお継続されている新潟芝1000mのコースレコードを樹立し、2004年のアイビスサマーダッシュで重賞2勝目をマークした直後のスプリンターズSでG1馬となりました。そんな中で、2回目のアイビスサマーダッシュでは2着馬に3馬身差をつけていますが、既に2戦消化している今年のサマースプリントシリーズでは1着馬と2着馬の差がハナ、クビとなっているところ、さらに昨年の古馬混合の芝1200重賞では、キーンランドCから昨年の京阪杯まで4戦続けて1着馬と2着馬の差が1馬身未満だったことを鑑みるに、短距離重賞において大きな差をつけて勝つことは稀なものであり、それができる馬は短距離界の頂点を極める可能性が高いように思われます。

その上で、今回確かめてみたのが、カルストンライトオがアイビスサマーダッシュとスプリンターズSを連勝した翌2005年以降の”雨以外の良馬場で開催された古馬混合の芝1200m以下の重賞”で2着馬に2馬身以上の差をつけて勝った馬による、その後のG1制覇の有無についてです。”雨以外の良馬場”としたのは、2006年のアイビスサマーダッシュにおいて馬場発表こそ良となっていたものの、レース直前に猛烈なスコールが発生し、その走破時計が雨のなかった前年の良馬場開催と比べて2秒近くも遅い決着となったためで、他のレースなどを見ても降雨のレースや道悪のレースに関しては差がつきやすくなる傾向にあることを鑑みて、”雨以外の良馬場”という条件に絞っていくことにしました。

◇2005年以降の”雨以外の良馬場で開催された古馬混合の芝1200m以下の重賞”で2着馬に2馬身以上の差をつけて勝利した馬による、その後の国内G1優勝実績

・シルクロードS

ロードカナロア(2012年・2馬身半)…スプリンターズS(2012年・2013年)、高松宮記念(2013年)、安田記念(2013年)

ストレイトガール(2014年・2馬身半)【現役】…ヴィクトリアマイル(2015年・2016年)、スプリンターズS(2015年)

・阪急杯(2005年のみ)

なし

・オーシャンS(2006年以降)

なし

・高松宮記念

アドマイヤマックス(2005年・2馬身半)…なし

・函館スプリントS

ビーナスライン(2006年・2馬身半)…なし

ワンカラット(2010年・2馬身)…なし

ティーハーフ(2015年・2馬身半)【現役】…なし

・CBC賞

なし

・アイビスサマーダッシュ

ベルカント(2015年・2馬身)【現役】…なし

・北九州記念

なし

・キーンランドC(2006年以降)

ビービーガルダン(2009年・1馬身4分の3+2分の1馬身※)…なし

・セントウルS

サンアディユ(2007年・5馬身)…なし

アルティマトゥーレ(2009年・2馬身半)…なし

・スプリンターズS

なし

・京阪杯(2006年以降)

なし

(※ビービーガルダンの着差表記は2位入線馬が降着となったことによるもの)



上記のまとめを見ても分かるように、年1頭出てくるかどうかも怪しい「”雨以外の良馬場で開催された古馬混合の芝1200m以下の重賞”で2着馬に2馬身以上の差をつけての勝利」ですが、その勝利を経た10頭のうち、G1制覇に繋げられたのはシルクロードSを勝利した2頭のみとなっています。シルクロードSは2006年以降のCBC賞や北九州記念と同様にハンデ戦となっており、定量戦等よりも遥かに着差がつきにくいはずの状況下で差をつけて勝つことがアドバンテージとなっている趣がありますが、それを果たしたところでカルストンライトオと同様に直後のG1で勝利を収めたケースは2005年以降ではありませんでした。

また、カルストンライトオにしても、1回目のアイビスサマーダッシュ制覇において2着馬に2馬身差をつけながら、その次の重賞勝ちが2年後のアイビスサマーダッシュだったりしているので、こうして見ていくと、必ずしも大きな差をつけて勝つことがG1制覇に繋がるとは限らないと言えます。それでも、直近の芝1200m・G1である高松宮記念においては昨年10月のオープン特別・オパールSで2着馬に3馬身差をつけて勝ってきたビッグアーサーが自身初の重賞制覇をG1で果たしており、直近2回の芝1200m・G1では2着馬に2馬身以上の差をつけて芝1200mのオープンクラスを勝ち上がっている馬が勝利を収めていることからも、今回のサマースプリントシリーズにおいて2着馬に対して着差をつけて勝ち上がってきた馬については、今年のスプリンターズSにおいてある程度評価を高めておく必要があるように感じています。

スポンサーサイト



テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

馬雑談【追跡】 | 23:10:49 | トラックバック(0) | コメント(0)