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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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2016年・二十八の予想 「第50回スプリンターズS」(レッドファルクスVSネロ)
昨年、一昨年に引き続き、凱旋門賞と同じ日に開催されることになった日本のG1・スプリンターズですが、今年から日本馬の参戦予定がある海外G1に投票することが可能になったことを受け、今回のスプリンターズS予想は当ブログではあまりチャレンジしたことがない”日曜日の重賞予想を金曜日に掲載”を行うことにしました。今年のスプリンターズSは、1分6秒台の決着を見た高松宮記念とその高松宮記念を勝利したビッグアーサーが逃げ切り勝ちを収めたセントウルSをどう見るかが大きなカギになりそうですが、印を出す前に、ビッグアーサーの取捨についてしっかり語っていくことにします。

(展望記事・第50回スプリンターズSの”三本柱”

(参考まとめ記事・レース参考まとめ「第50回スプリンターズS」

【データルール・展望記事で該当していたデータの項目番号を、印の横の「」内に記載】

さて、高松宮記念、セントウルSと芝1200m重賞連勝中のビッグアーサーが優勝候補筆頭と目されている今年のスプリンターズSですが、ビッグアーサーと同様に高松宮記念を単勝1番人気で勝った馬は、今の芝1200m・G1になった1996年から昨年にかけて4頭います。この4頭は、いずれも当年のスプリンターズSに参戦し、(2-1-0-1)としていますが、唯一着外に敗れたスズカフェニックスは高松宮記念が芝1200m重賞の初勝利となっていました。スズカフェニックスに関しては1番人気で勝った時の高松宮記念が初めての芝1200m戦だった上、他の優勝馬3頭と異なり、高松宮記念が重馬場だった時の開催だったこと等、いろいろ言い訳が立つ馬だったので、芝1200m戦で(8-2-0-1)とし、高松宮記念でコースレコードを樹立したビッグアーサーがスズカフェニックスのように着外に沈むことは考えにくいところ。とは言え、ビッグアーサーは初重賞制覇そのものが今年の高松宮記念であることから、ビッグアーサーを狙い目から外す行為は決して無謀なものではないと考えています。



◎・レッドファルクス「3」

キルトクール・ネロ「1」



その上で、今回本命に推すことにしたレッドファルクスは、前走CBC賞において上がり3ハロン32秒7の脚を使って勝利してきた馬です。右回りの勝ち鞍がないどころか、わずか2戦しか使っていないという点は非常に危うい要素ではありますが、母の弟にあたるアーバニティは中山芝1200mの重賞であるオーシャンSの勝ち馬であり、右回りの阪神競馬場で行われた2011年の高松宮記念において3着に入ってきたこともあることから、血統的に今回の舞台がおあつらえ向きといった趣があります。何より、前走に引き続きコンビを組むミルコ・デムーロ騎手は、”社台ファーム生産馬とのコンビ”でこそ本領発揮といった趣があり、優勝候補筆頭として考えています。

そして、ビッグアーサー以外にレッドファルクスの相手候補として考えているのは、内側からブランボヌール、ソルヴェイグ、ミッキーアイルの3頭と考えています。ブランボヌールは北海道限定とは言え、芝1200m戦において3戦全勝としているのが大きな魅力であり、今の日本競馬において最も層が厚いと思われるディープインパクト産駒の3歳馬を担う存在としても狙ってみたい1頭です。ソルヴェイグに関しては、レッドファルクスの相手というよりもビッグアーサーの相手として重視しているところがありますが、母の兄が2009年の高松宮記念で3着に入ったソルジャーズソングであることも高評価の材料であり、伏兵的先行馬で穴をあけてくる田辺裕信騎手を起用してきたことも要注意と判断しました。そして、ミッキーアイルに関しては昨年本命に推した馬ですが、今年は阪急杯も高松宮記念も昨年より一つずつ着順を上げており、今回のレースにおいて繰り上がりの走りを見せると判断して狙い馬に入れました。

最後に、キルトクールに指名したネロですが、母の姉には1992年のスプリンターズSを勝利したニシノフラワーがおり、血統的なスプリント適性の高さは現役屈指の存在です。実際の成績で見ても、新潟芝直線1000mのレースで2勝をマークし、中山芝1200m戦は2度オープン特別を勝っているので、血統に違わぬ走りを見せてきているということが言えそうですが、ビッグアーサーに3回も先着を許した挙句に2度レースを勝たれていることから、ビッグアーサーに先着する可能性は高いものとは言えず、そのビッグアーサー自身も軽視の方向で考えていることから、ネロへキルトクールの評価を与えるのが妥当と見なしました。



単勝

レッドファルクス

複勝

レッドファルクス

ソルヴェイグ

馬連

レッドファルクス-ブランボヌール

三連単

レッドファルクス→ビッグアーサー→ソルヴェイグ

☆勝負のワンツースリー

レッドファルクス→ブランボヌール→ミッキーアイル

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2016年のレース予想 | 23:06:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
2012年以降の”10月2歳戦”で初勝利をあげた馬による、その後の中央競馬の重賞勝ち
明日から10月に入り、2016年も残すところあと3か月となりますが、2歳の新馬戦で大いに活気づくのがこの10月です。今年の日本ダービー馬とオークス馬は昨年の10月に京都でデビューを果たし、そこでの勝利を足掛かりに出世を果たしていきましたが、今年の10月の2歳戦勝ち馬からどんな出世街道が見られるか、とても待ち遠しいです。

(2012年)

ノボリディアーナ(京都芝1400m・メイクデビュー)…府中牝馬S(2015年)

アユサン(東京芝1400m・メイクデビュー)…桜花賞(2013年)

キズナ(京都芝1800m・メイクデビュー)…日本ダービー(2013年)、京都新聞杯(2013年)、大阪杯(2014年)、毎日杯(2013年)

ウインプリメーラ(京都芝1600m・未勝利)…京都金杯(2016年)

タマモベストプレイ(京都芝1400m・メイクデビュー)…きさらぎ賞(2013年)

ケイアイレオーネ(京都ダート1400m・メイクデビュー)…シリウスS(2013年)

エピファネイア(京都芝1800m・メイクデビュー)…菊花賞(2013年)、ジャパンC(2014年)、神戸新聞杯(2013年)、ラジオNIKKEI杯2歳S(2012年)

ヒラボクディープ(東京芝1600m・メイクデビュー)…青葉賞(2013年)

ダービーフィズ(東京芝2000m・未勝利)…函館記念(2015年)

(2013年)

モーリス(京都芝1400m・メイクデビュー)…安田記念(2015年)、マイルCS(2015年)、ダービー卿チャレンジトロフィー(2015年)

ロサギガンティア(東京芝1600m・未勝利)…スプリングS(2014年)、阪神C(2015年)

アルバート(東京芝1800m・未勝利)…ステイヤーズS(2015年)

トゥザワールド(京都芝1800m・未勝利)…弥生賞(2014年)

トーセンスターダム(京都芝1800m・メイクデビュー)…きさらぎ賞(2014年)

(2014年)

タガノエスプレッソ(京都芝1800m・未勝利)…デイリー杯2歳S(2014年)

キャットコイン(東京芝1600m・メイクデビュー)…クイーンC(2015年)

シュヴァルグラン(京都芝2000m・未勝利)…阪神大賞典(2016年)

ショウナンアデラ(東京芝1600m・未勝利)…阪神ジュベナイルフィリーズ(2014年)

ダノンプラチナ(東京芝1600m・未勝利)…朝日杯フューチュリティS(2014年)

ベルーフ(京都芝2000m・メイクデビュー)…京成杯(2015年)

サトノクラウン(東京芝1800m・メイクデビュー)…弥生賞(2015年)、京都記念(2016年)、東京スポーツ杯2歳S(2014年)

(2015年)

シンハライト(京都芝1600m・メイクデビュー)…オークス(2016年)、ローズS(2016年)、チューリップ賞(2016年)

ボールライトニング(京都芝1400m・メイクデビュー)…京王杯2歳S(2015年)

デンコウアンジュ(京都芝1800m・未勝利)…アルテミスS(2015年)

マカヒキ(京都芝1800m・メイクデビュー)…日本ダービー(2016年)、弥生賞(2016年)

ダンツプリウス(新潟芝2000m・未勝利)…ニュージーランドトロフィー(2016年)

ドレッドノータス(京都芝2000m・メイクデビュー)…京都2歳S(2015年)

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Road_to_Derby | 07:01:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
レース参考まとめ「第50回スプリンターズS」
今年で50回目を迎えることになったスプリンターズSですが、今回は賞金上位の登録馬がそのまま参戦する運びとなりました。もっとも、芝1200m重賞を複数回勝利している馬はわずかに3頭で、スプリント界の玉座は移り気なところを見せていますが、そんな今年のレースに向けた参考記事として、過去3年のスプリンターズSの予想&回顧記事、及びここ1年の芝1200m以下の古馬混合重賞に関わる記事のリンクをまとめておくことにしました。

(第50回スプリンターズSの参考記事)

110th forecast 「第47回スプリンターズS」(◎ハクサンムーン)

短距離馬の頂 第47回スプリンターズS回顧

2014年・二十九の予想 「第48回スプリンターズS」(コパノリチャードVSベルカント)

変則的な戦いの流儀 第48回スプリンターズS回顧

2015年・三十の予想 「第49回スプリンターズS」(ミッキーアイルVSリッチタペストリー)

中山にも東京の息吹 第49回スプリンターズS回顧

2016年高松宮記念の前哨戦を簡易回顧

2016年・七の予想 「第46回高松宮記念」 (レッツゴードンキVSビッグアーサー)

希望を託せるか 第46回高松宮記念回顧

追跡・カルストンライトオ 「究極の快速馬」

追跡・アドマイヤムーン 「強かなる王者」

追跡・ビッグアーサー 「芝1200mの君臨者」

第50回スプリンターズSの”三本柱”

2016年サマースプリントシリーズを簡易回顧

テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

レース参考まとめ | 23:45:52 | トラックバック(0) | コメント(0)
2016年サマースプリントシリーズを簡易回顧
今年で11年目を迎えることになったJRAのサマーシリーズ。そのスプリントシリーズに関しては2勝以上した馬が誰もいない中で、バクシンテイオー以外のシリーズ重賞勝ち馬がスプリンターズSへの登録を行ってきましたが、果たしてどのレースの勝ち馬が最も優れているのか、あるいはスプリンターズS向きの走りをしていたのかを、ここで簡単に振り返っていこうと思います。

※函館スプリントS

1着・ソルヴェイグ(父ダイワメジャー)

2着・シュウジ(父キンシャサノキセキ)

3着・レッツゴードンキ(父キングカメハメハ)

ラップタイム・11.8 - 10.6 - 11.0 - 11.5 - 11.3 - 11.6

2011年のカレンチャンが叩き出した1分8秒0のレースレコードをコンマ2秒更新した上でコースレコードも更新していった、サマースプリントシリーズ初戦の函館スプリントS。勝ったソルヴェイグは今年のフィリーズレビュー優勝馬で、函館スプリントS史上3頭目となる3歳馬による勝利が果たされましたが、2着のシュウジも3歳馬で、3歳馬によるワンツーフィニッシュはレース史上初のことでした。また、この時の上位3頭のうち、2着馬と3着馬は後に行われたキーンランドCにおいても同じ着順を確保し、今後のスプリント路線の中核を担っていっても不思議ではありませんが、函館スプリントS勝ちながら、キーンランドCでは4着に敗れたソルヴェイグについて触れると、前半のラップが速かった函館スプリントSにおいて先行押し切りを決めており、ビッグアーサーと好走条件が近い可能性があると睨んでいます。

※CBC賞

1着・レッドファルクス(父スウェプトオーヴァーボード)

2着・ラヴァーズポイント(父マイネルラヴ)

3着・ベルカント(父サクラバクシンオー)

ラップタイム・12.2 - 10.7 - 10.9 - 10.9 - 10.8 - 11.7

函館スプリントSに続いてレースレコードが更新されたサマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞。中間4ハロンのラップで連続して10秒台後半をマークするという条件の中、勝ったレッドファルクスは外からの差し切り勝ちを決めてきました。1着のレッドファルクスは前走ダート1400mのオープン勝ち、2着のラヴァーズポイントは1600万下の条件馬という変わり種の面々で、一見すると低レベルな戦いのように思えますが、2着馬と3着馬は斤量差で5.5kgもありながら、先行押し切りを図ろうとしており、これを差し切ったレッドファルクスが上位5頭の中で唯一4コーナーの位置取りが後ろから数えた方が早い組だったことを考えると、レッドファルクスが持つ”短距離の差し馬”としての資質は、現役馬としては最上級のものであると考えられます。

※アイビスサマーダッシュ

1着・ベルカント(父サクラバクシンオー)

2着・ネロ(父ヨハネスブルグ)

3着・プリンセスムーン(父アドマイヤムーン)

ラップタイム・12.0 - 10.2 - 10.6 - 10.1 - 11.2

2か月前にアイビスサマーダッシュと同じ新潟直線芝1000m戦の韋駄天Sでワンツーフィニッシュを決めた2頭が昨年のアイビスサマーダッシュの優勝馬ベルカントに挑む構図となった今年のレース。外ラチに最も近いネロが逃げ、その直後にベルカントが追走する形になりましたが、レース後半ではネロがベルカントを外ラチに行かせないように馬場の真ん中に向かいながら馬体を併せにかかり、この2頭のマッチレースに持ち込まれました。最後はベルカントがネロを頭差凌いで連覇を達成しましたが、ベルカントもネロも次走では2着に敗れており、やや頭打ちの感が否めません。

※北九州記念

1着・バクシンテイオー(父サクラバクシンオー)

2着・ベルカント(父サクラバクシンオー)

3着・オウノミチ(父オレハマッテルゼ)

ラップタイム・11.9 - 10.7 - 11.0 - 11.3 - 11.5 - 12.1

今夏の小倉開催は小倉記念の日を境にしばらくは芝の時計がやや低速の感がありましたが、今年の北九州記念は小倉2歳Sよりも0秒5遅い決着となりました。とは言え、上位3頭の父はいずれも国内芝1200m・G1の勝ち馬であり、日本に馴染みのある血統馬による活躍が見られるコース設定だったとも言えますが、勝ったバクシンテイオーは昨年のスワンSで4着に入って以来の重賞参戦で、7歳になって初めての重賞制覇を果たすことになりました。また、バクシンテイオーを管理しているのは、かつては昨年の春クラシック二冠馬ドゥラメンテや高松宮記念連覇のキンシャサノキセキ等を管理し、今は国内外のマイルG1を4連勝したモーリスを管理している美浦の堀宣行厩舎でしたが、関東馬による北九州記念制覇はレース史上初であった上、北九州記念と同じ日に行われた札幌記念においてワンツーフィニッシュを決めており、堀宣行調教師が日本のトップトレーナーであることをこれ以上にない形で見せつける格好となりました。

※キーンランドC

1着・ブランボヌール(父ディープインパクト)

2着・シュウジ(父キンシャサノキセキ)

3着・レッツゴードンキ(父キングカメハメハ)

ラップタイム・12.1 - 10.9 - 11.1 - 11.3 - 11.3 - 11.8

昨年と同様にワールドオールスタージョッキーズの開催週と重なったキーンランドC。しかし、キーンランドC当日は香港のジョアン・モレイラ騎手が前日の第12レースからの騎乗機会7連勝を果たし、武豊騎手が持っていた騎乗機会7連勝の中央競馬レコードをシュウジと共に更新しようと画策していました。

そのシュウジは誰も前に立たないのを見計らってハナに立ち、4コーナーから徐々に後続を引き離していくと、そのまま逃げ切りなるかと思われましたが、ソラを使っていたのか頭がどんどん高くなっていき、その間隙を突いて戸崎圭太騎手騎乗のブランボヌールが差し切るという結果に終わりました。1着馬の父は昨年の優勝馬の父にとっては兄にあたり、2着馬の父は昨年の2着馬の父の子ということで、血統的にディープインパクトやフジキセキにとって優位に立てる舞台であるのが札幌芝1200m戦の特徴といった趣もありますが、今年の連対馬2頭は共に前年に芝1200mの重賞勝ちを収めており、そのキャリアが存分に生かされたという部分において、次世代のトップスプリンターとしての資質の高さを窺わせます。

※セントウルS

1着・ビッグアーサー(父サクラバクシンオー)

2着・ネロ(父ヨハネスブルグ)

3着・ラヴァーズポイント(父マイネルラヴ)

ラップタイム・12.3 - 10.2 - 10.6 - 10.8 - 11.2 - 12.5

北九州記念を終えたところでシリーズトップの19ポイントとしていたベルカントが不出走だったものの、それを超えるチャンスのある馬が誰も出てこなかったことにより、ベルカントのサマースプリントシリーズ連覇が確定している中で行われた、サマースプリントシリーズ最終戦のセントウルS。今回のセントウルSでは、今年の高松宮記念においてレコード勝ちを収めてきたビッグアーサーが、3コーナーの入り口のところで競りかけてきたスノードラゴンに反応する形でケンカ気味の逃げを打ちながらそのまま押し切って勝利を決めましたが、この内容から察するに、ビッグアーサーとの直接対決で敗れてしまっている馬に関しては、今週のスプリンターズSはもとより、今後のスプリント路線において主力として重んじるのは少々酷なように感じています。一方で、ビッグアーサー自身もゴール前で後続馬に差を詰められており、今年のサマースプリントシリーズにおいて差し脚質で結果を残してきた馬に対して勝ち切れるかどうかは、断言しづらいところもあります。

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レース回顧(予想レース以外) | 07:22:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
第50回スプリンターズSの”三本柱”
ディープインパクトが凱旋門賞に参戦した2006年以降、日本の競馬ファンにとってはカレンダーによって毎日王冠や京都大賞典と同様に凱旋門賞の前座といった趣を持ち始めたG1・スプリンターズS。昨年のスプリンターズSを制し、その後に現役続行してヴィクトリアマイルの連覇を達成したストレイトガールが引退したことにより、今年のレースは役者が揃っていない雰囲気も少し感じていたりしますが、どんなデータに該当していれば優位に立てるかを、この記事でまとめていこうと思います。

(展望記事・第49回スプリンターズの”三本柱”

1・トップスプリンターの領域に踏み込んでいる者

新潟開催となった2014年、及び中山開催に戻ってきた昨年のレースでは勝ちタイムが1分8秒0を超える低速決着を見ているスプリンターズSですが、直近5年間の3着以内入線馬の中には、”芝1200m戦を勝ってきた競馬場が3つ以上ある”、もしくは”同じ競馬場の芝1200m戦で3勝以上している”のいずれかに該当していた馬が必ず1頭はいました。

2・もう一つの領域に踏み込んだ者

9年前のスプリンターズSにおいて芝1400m重賞を2勝していたアストンマーチャンが逃げ切ってからというもの、短距離G1における芝1400m戦の重要度が増しているところがありますが、このスプリンターズSにおいて”芝1400mのオープンクラスの勝利が絡んだ連勝記録を持つ馬”による3着以内入線が7年続いています。

3・これからトップスプリンターの領域に踏み込む者

2012年、2013年と連覇を達成したロードカナロアを筆頭にリピーターレースとしての色彩も強いスプリンターズSですが、中山開催として行われた直近4回の3着馬を見ていくと、いずれも”年内の連勝記録を持つ、G1未出走馬”となっていました。

☆昨年の上位3頭

1着・ストレイトガール(1に該当)

2着・サクラゴスペル(1、2に該当)

3着・ウキヨノカゼ(3に該当)

昨年はレース史上初の”前半3ハロンより後半3ハロンの方が速いレース”となったスプリンターズS。このレースの結果を受けた当初は、東京芝の重賞勝ちがあったことが武器となったという趣旨の話を回顧記事に盛り込みましたが、スプリンターズSの後に行われた二つのG1においても東京芝の重賞勝ちがあった馬が勝利を収めており、一時期ほど中山競馬場で求められる資質が東京と異なるものではなくなった趣があります。今回の登録馬の中で東京芝の重賞勝ちがあるのは、サクラゴスペルとミッキーアイルの2頭だけで、両者共にビッグアーサーとの直接対決で敗れていることから、少々信用できないところがありますが、もう一つ重要なのが1着と3着に入ってきた牝馬2頭はいずれも芝1200m重賞を含めた芝1200m戦の連勝実績があり、そこを重視すれば、高松宮記念、セントウルSと連勝中のビッグアーサーはもとより、キーンランドCで重賞2勝目をマークしたブランボヌールの浮上を考えておきたいところです。

☆今年の登録馬とデータマッチ

※1に該当

・芝1200m戦を勝ってきた競馬場が3つ以上ある馬

ティーハーフ、ネロ、ビッグアーサー

(除外)ワキノブレイブ

・同じ競馬場の芝1200m戦で3勝以上している馬

サクラゴスペル、ティーハーフ、ビッグアーサー

(除外)ラヴァーズポイント

※2に該当

・芝1400mのオープンクラスの勝利が絡んだ連勝記録を持つ馬

ウリウリ、サクラゴスペル

(除外)なし

※3に該当

・年内の連勝記録を持つ、G1未出走馬

レッドファルクス

(除外)ナックビーナス

※該当なし

サトノルパン、シュウジ、スノードラゴン、ソルヴェイグ、ダンスディレクター、ブランボヌール、ベルカント、ミッキーアイル、レッツゴードンキ、レッドアリオン

(除外)アクティブミノル

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レース展望 | 06:53:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
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