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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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2016年サマースプリントシリーズを簡易回顧
今年で11年目を迎えることになったJRAのサマーシリーズ。そのスプリントシリーズに関しては2勝以上した馬が誰もいない中で、バクシンテイオー以外のシリーズ重賞勝ち馬がスプリンターズSへの登録を行ってきましたが、果たしてどのレースの勝ち馬が最も優れているのか、あるいはスプリンターズS向きの走りをしていたのかを、ここで簡単に振り返っていこうと思います。

※函館スプリントS

1着・ソルヴェイグ(父ダイワメジャー)

2着・シュウジ(父キンシャサノキセキ)

3着・レッツゴードンキ(父キングカメハメハ)

ラップタイム・11.8 - 10.6 - 11.0 - 11.5 - 11.3 - 11.6

2011年のカレンチャンが叩き出した1分8秒0のレースレコードをコンマ2秒更新した上でコースレコードも更新していった、サマースプリントシリーズ初戦の函館スプリントS。勝ったソルヴェイグは今年のフィリーズレビュー優勝馬で、函館スプリントS史上3頭目となる3歳馬による勝利が果たされましたが、2着のシュウジも3歳馬で、3歳馬によるワンツーフィニッシュはレース史上初のことでした。また、この時の上位3頭のうち、2着馬と3着馬は後に行われたキーンランドCにおいても同じ着順を確保し、今後のスプリント路線の中核を担っていっても不思議ではありませんが、函館スプリントS勝ちながら、キーンランドCでは4着に敗れたソルヴェイグについて触れると、前半のラップが速かった函館スプリントSにおいて先行押し切りを決めており、ビッグアーサーと好走条件が近い可能性があると睨んでいます。

※CBC賞

1着・レッドファルクス(父スウェプトオーヴァーボード)

2着・ラヴァーズポイント(父マイネルラヴ)

3着・ベルカント(父サクラバクシンオー)

ラップタイム・12.2 - 10.7 - 10.9 - 10.9 - 10.8 - 11.7

函館スプリントSに続いてレースレコードが更新されたサマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞。中間4ハロンのラップで連続して10秒台後半をマークするという条件の中、勝ったレッドファルクスは外からの差し切り勝ちを決めてきました。1着のレッドファルクスは前走ダート1400mのオープン勝ち、2着のラヴァーズポイントは1600万下の条件馬という変わり種の面々で、一見すると低レベルな戦いのように思えますが、2着馬と3着馬は斤量差で5.5kgもありながら、先行押し切りを図ろうとしており、これを差し切ったレッドファルクスが上位5頭の中で唯一4コーナーの位置取りが後ろから数えた方が早い組だったことを考えると、レッドファルクスが持つ”短距離の差し馬”としての資質は、現役馬としては最上級のものであると考えられます。

※アイビスサマーダッシュ

1着・ベルカント(父サクラバクシンオー)

2着・ネロ(父ヨハネスブルグ)

3着・プリンセスムーン(父アドマイヤムーン)

ラップタイム・12.0 - 10.2 - 10.6 - 10.1 - 11.2

2か月前にアイビスサマーダッシュと同じ新潟直線芝1000m戦の韋駄天Sでワンツーフィニッシュを決めた2頭が昨年のアイビスサマーダッシュの優勝馬ベルカントに挑む構図となった今年のレース。外ラチに最も近いネロが逃げ、その直後にベルカントが追走する形になりましたが、レース後半ではネロがベルカントを外ラチに行かせないように馬場の真ん中に向かいながら馬体を併せにかかり、この2頭のマッチレースに持ち込まれました。最後はベルカントがネロを頭差凌いで連覇を達成しましたが、ベルカントもネロも次走では2着に敗れており、やや頭打ちの感が否めません。

※北九州記念

1着・バクシンテイオー(父サクラバクシンオー)

2着・ベルカント(父サクラバクシンオー)

3着・オウノミチ(父オレハマッテルゼ)

ラップタイム・11.9 - 10.7 - 11.0 - 11.3 - 11.5 - 12.1

今夏の小倉開催は小倉記念の日を境にしばらくは芝の時計がやや低速の感がありましたが、今年の北九州記念は小倉2歳Sよりも0秒5遅い決着となりました。とは言え、上位3頭の父はいずれも国内芝1200m・G1の勝ち馬であり、日本に馴染みのある血統馬による活躍が見られるコース設定だったとも言えますが、勝ったバクシンテイオーは昨年のスワンSで4着に入って以来の重賞参戦で、7歳になって初めての重賞制覇を果たすことになりました。また、バクシンテイオーを管理しているのは、かつては昨年の春クラシック二冠馬ドゥラメンテや高松宮記念連覇のキンシャサノキセキ等を管理し、今は国内外のマイルG1を4連勝したモーリスを管理している美浦の堀宣行厩舎でしたが、関東馬による北九州記念制覇はレース史上初であった上、北九州記念と同じ日に行われた札幌記念においてワンツーフィニッシュを決めており、堀宣行調教師が日本のトップトレーナーであることをこれ以上にない形で見せつける格好となりました。

※キーンランドC

1着・ブランボヌール(父ディープインパクト)

2着・シュウジ(父キンシャサノキセキ)

3着・レッツゴードンキ(父キングカメハメハ)

ラップタイム・12.1 - 10.9 - 11.1 - 11.3 - 11.3 - 11.8

昨年と同様にワールドオールスタージョッキーズの開催週と重なったキーンランドC。しかし、キーンランドC当日は香港のジョアン・モレイラ騎手が前日の第12レースからの騎乗機会7連勝を果たし、武豊騎手が持っていた騎乗機会7連勝の中央競馬レコードをシュウジと共に更新しようと画策していました。

そのシュウジは誰も前に立たないのを見計らってハナに立ち、4コーナーから徐々に後続を引き離していくと、そのまま逃げ切りなるかと思われましたが、ソラを使っていたのか頭がどんどん高くなっていき、その間隙を突いて戸崎圭太騎手騎乗のブランボヌールが差し切るという結果に終わりました。1着馬の父は昨年の優勝馬の父にとっては兄にあたり、2着馬の父は昨年の2着馬の父の子ということで、血統的にディープインパクトやフジキセキにとって優位に立てる舞台であるのが札幌芝1200m戦の特徴といった趣もありますが、今年の連対馬2頭は共に前年に芝1200mの重賞勝ちを収めており、そのキャリアが存分に生かされたという部分において、次世代のトップスプリンターとしての資質の高さを窺わせます。

※セントウルS

1着・ビッグアーサー(父サクラバクシンオー)

2着・ネロ(父ヨハネスブルグ)

3着・ラヴァーズポイント(父マイネルラヴ)

ラップタイム・12.3 - 10.2 - 10.6 - 10.8 - 11.2 - 12.5

北九州記念を終えたところでシリーズトップの19ポイントとしていたベルカントが不出走だったものの、それを超えるチャンスのある馬が誰も出てこなかったことにより、ベルカントのサマースプリントシリーズ連覇が確定している中で行われた、サマースプリントシリーズ最終戦のセントウルS。今回のセントウルSでは、今年の高松宮記念においてレコード勝ちを収めてきたビッグアーサーが、3コーナーの入り口のところで競りかけてきたスノードラゴンに反応する形でケンカ気味の逃げを打ちながらそのまま押し切って勝利を決めましたが、この内容から察するに、ビッグアーサーとの直接対決で敗れてしまっている馬に関しては、今週のスプリンターズSはもとより、今後のスプリント路線において主力として重んじるのは少々酷なように感じています。一方で、ビッグアーサー自身もゴール前で後続馬に差を詰められており、今年のサマースプリントシリーズにおいて差し脚質で結果を残してきた馬に対して勝ち切れるかどうかは、断言しづらいところもあります。

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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース以外) | 07:22:00 | トラックバック(0) | コメント(0)