2017-12-31 Sun
2017年もいよいよ大晦日を迎えることとなりましたが、年末最後の記事は来年の日本ダービー馬予想となります。来年の予想方針について触れた時に、来年のキルトクール込みの予想レースを”八大競走とジャパンCとあと一戦”とする話をしましたが、今年の函館記念から始めた実験予想に関してはG1以外も幅広く取り扱うつもりの一方で、G1予想レースが大幅に減ることが考えられることから、今回は日本ダービー一本に絞ってお話をしようと思います。では、第85代日本ダービー馬は…
ワグネリアン
今年の朝日杯フューチュリティSを制したダノンプレミアムがサウジアラビアロイヤルCを制した時、東京の2歳重賞におけるディープインパクト産駒の勝利がディープブリランテ以来2頭目という話をしましたが、3頭目となったワグネリアンにもG1制覇の期待が高まっています。その上で、ワグネリアンは今年のジャパンCを制したシュヴァルグランと同じ友道康夫厩舎所属馬であり、福永祐一騎手とのコンビで初重賞制覇を果たしたという観点からも来年の日本ダービー馬候補筆頭格にあると見ています。
それでは皆様、良いお年を。
スポンサーサイト
2017-12-30 Sat
2017年の中央競馬の開催は一昨日終了し、そこで新設G1・ホープフルSの開催がありましたが、12月の2歳戦はホープフルSも含めて芝2000m戦を勝ち上がってきた馬に注意を向けたくなるところがありました。今回のこの記事では、そういった馬の中からクラシックの活躍が期待できる馬をピックアップしていきます。※12月24日阪神芝2000m未勝利戦より、ウインラナキラ
有馬記念と同じ日に行われた阪神芝2000mの未勝利戦。ラップタイムで13秒台が刻まれなかった持久戦の様相を呈していましたが、前走逃げの手に出ていた紅一点のウインラナキラがこの時後方からの競馬を選択し、直線だけでライバル馬15頭を置き去りにしていきました。ウインラナキラの母であるコスモプラチナは2009年のマーメイドS優勝馬で、1世紀近く日本に根付いた牝系を有していますが、母父ステイゴールドのキングカメハメハ産駒は、同期に他に3頭おり、その出世頭としてどこまで躍進できるか、注目してみようと思います。
2017-12-29 Fri
昨日の開催で2017年の開催が全て終了となった中央競馬ですが、昨日は今年からG1へ昇格となったホープフルSの開催がありました。昨年の優勝馬であるレイデオロは後に日本ダービー馬となりましたが、今回の勝ち馬はどれほどの出世を見せていくのでしょうか。1着・タイムフライヤー(父ハーツクライ)
2着・ジャンダルム(父Kitten's Joy)
3着・ステイフーリッシュ(父ステイゴールド)
ラップタイム・12.5 - 10.8 - 12.5 - 11.8 - 12.0 - 12.3 - 12.6 - 12.8 - 11.9 - 12.2
重賞勝ち馬5頭が参戦した朝日杯フューチュリティSとは対照的に、こちらの重賞勝ち馬はデイリー杯2歳Sを制したジャンダルムのみとなっていたホープフルS。レースとしては中団より少し後ろに位置していたジャンダルムがその前に控えていたルーカスを見ながらの形となり、3コーナーから少しずつ位置を上げていくと、最後の直線入り口の辺りでは先頭に立とうとしていましたが、ジャンダルムの直後に控えていたタイムフライヤーがこれを交わして抜け出しを図り、最終的にはタイムフライヤーがジャンダルムに対して1馬身4分の1の差をつけて勝利を収めました。ハーツクライ産駒による2歳重賞制覇は今回で8回目となりましたが、過去の7回のうち後にG1で連対したのは2013年のラジオNIKKEI杯2歳S優勝馬にして2014年の日本ダービー馬となったワンアンドオンリーと昨年のアルテミスS優勝馬で、後にG1で三度2着に入ってきているリスグラシューの2回だけと、出世具合としてはあまり芳しいものではありません。ただ、ワンアンドオンリーもリスグラシューも共に9月の阪神芝外回りの未勝利戦で初勝利をマークしていますが、このキャリアはタイムフライヤーも同じであり、ワンアンドオンリーに次いでハーツクライ産駒による日本ダービー制覇も視野に入れておきたいところでもあります。
2017-12-27 Wed
2017年当初に通算250戦を目指すとしたキルトクール込みの予想でしたが、スタート直後から思いのほかペースアップが図れず、下半期の予想は実験予想も含めてわずか13戦にとどまってしまいました。その上で、来年の予想方針に言及すると、キルトクール込みの予想に関しては八大競走とジャパンCとあと一戦というように考えており、より厳選した上で精度ある予想ができればと思っています。今年も反省だらけの一年といった感じで、来年に向けての準備をしっかりと整えておきたいところです。◇◎・2017年下半期
2-1-1-6/10
勝率・20%
連対率・30%
3着以内率・40%
単勝回収率・42%
複勝回収率・53%
◇キルトクール・2017年下半期
0-0-0-10/10
勝率・0%
連対率・0%
3着以内率・0%
単勝回収率・0%
複勝回収率・0%
◇◎・2017年総計
5-4-2-13/24
勝率・21%
連対率・38%
3着以内率・46%
単勝回収率・59%
複勝回収率・65%
◇キルトクール・2017年総計
2-0-0-22/24
勝率・8%
連対率・8%
3着以内率・8%
単勝回収率・131%
複勝回収率・47%
◇◎・通算
31-27-20-162/240
勝率・13%
連対率・24%
3着以内率・33%
単勝回収率・73%
複勝回収率・75%
◇キルトクール・通算
22-15-21-182/240
勝率・9%
連対率・15%
3着以内率・24%
単勝回収率・103%
複勝回収率・76%
2017-12-25 Mon
昨日の有馬記念においては、キタサンブラックが有終の美を飾ることができましたが、その前日に行われた阪神Cにおいても過去のクラシックホースが有終の美を飾ることに成功しました。この記事では、そんな阪神Cについて簡単に振り返っていくことにします。1着・イスラボニータ(父フジキセキ)
2着・ダンスディレクター(父アルデバラン)
3着・サングレーザー(父ディープインパクト)
ラップタイム・12.1 - 10.7 - 10.8 - 11.2 - 11.5 - 11.7 - 11.5
23年ぶりに阪神芝1400mのレコードタイムが更新された阪神C。1着から4着までが1分20秒台の壁をぶち破ってきましたが、勝ったイスラボニータは昨年2着のリベンジを果たすことに成功しました。2着馬、3着馬も芝1400m重賞で連対実績がある馬で、まさに芝1400mの巧者が結果を残すレースになりましたが、阪神芝1400mで結果を残す馬は、今回の上位2頭のように芝1200mにおいても芝1600mにおいても高いパフォーマンスを見せる傾向にあり、今回の2着馬、3着馬の今後に期待がかかります。