2018-05-17 Thu
今日の14時頃に出走馬及び枠順の発表があった今年の優駿牝馬【オークス】。桜花賞で優駿牝馬【オークス】の優先出走権を得た5頭のうち優勝馬のアーモンドアイを除いた4頭が1枠、2枠を独占する形となりましたが、そんな優駿牝馬【オークス】において重要な好走データを以下に記していきます。(昨年の展望記事・第78回優駿牝馬【オークス】の”三本柱”)
1・連勝する樫の姫
まずは、今回紹介する好走データの中では最も古くから続いているデータですが、”連勝状態でオープンクラスの勝利がある馬(※)”による3着以内入線が2001年から17年間続いています。
(※)…(12-9-7)
2・男にも勝る樫の姫
2010年代に入って2頭の3歳牝馬三冠馬が輩出され、6年前の3歳牝馬三冠馬であるジェンティルドンナは、牡馬混合のG1・ジャパンCの連覇を果たしましたが、阪神競馬場がリニューアルされてから行われてきた2007年以降では”2勝目以降で牡馬混合戦の勝ち鞍がある馬(※)”が必ず1頭は3着以内に入ってきていました。
(※)…(5-7-5)
3・桜の季節に芽吹く樫の姫
阪神競馬場が改修されてから初めて牝馬クラシックが始まったのが2007年で、今年は12年目にあたりますが、2008年から10年連続して3着以内入線馬を輩出しているのが”3月または4月の阪神芝のレースを勝利している馬(※)”です。
(※)…(8-1-2)
☆昨年の上位3頭
1着・ソウルスターリング(1・2・3に該当)
2着・モズカッチャン(1・2に該当)
3着・アドマイヤミヤビ(1・2に該当)
昨年は東京コースのオープンクラスの優勝実績があった馬によるワンツースリーとなった優駿牝馬【オークス】ですが、優駿牝馬【オークス】としては2012年以来となる一桁馬番の馬が掲示板内の過半数を占めたレースにもなりました。その上で、掲示板に載った上位5頭のうち3着のアドマイヤミヤビを除いた4頭が優駿牝馬【オークス】の前後でG1の連対実績を有すことになり、実力通りの結果になったとも言えますが、優駿牝馬【オークス】における単勝1番人気馬の成績は2007年以降では(4-3-1-3)としているものの、4着以下に敗れた3頭は重賞1勝馬、かつ初の重賞出走時に敗れていた馬だったことから、そうではない単勝1番人気馬に関しては素直に上位評価に据えた方が良さそうです。
☆今年の出走馬とデータマッチ
※1に該当
・連勝状態でオープンクラスの勝利がある馬
アーモンドアイ、カンタービレ、サトノワルキューレ、ラッキーライラック
※2に該当
・2勝目以降で牡馬混合戦の勝ち鞍がある馬
アーモンドアイ、サトノワルキューレ、ロサグラウカ
※3に該当
・3月または4月の阪神芝のレースを勝利している馬
アーモンドアイ、オールフォーラヴ、サトノワルキューレ、ラッキーライラック、ランドネ
※該当なし
ウインラナキラ、ウスベニノキミ、オハナ、サヤカチャン、シスターフラッグ、トーセンブレス、トーホウアルテミス、パイオニアバイオ、マウレア、リリーノーブル、レッドサクヤ
スポンサーサイト