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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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6月後半の東京・阪神重賞と第26回函館スプリントS回顧
先週は出走馬確定後に起こった禁止薬物の騒動で多数の競走除外が発生した中央競馬。今週に関しては万全の態勢で公正競馬の開催が行われることになりましたが、改めて平穏な形で開催を迎えられることの有難味を感じつつ、下半期に向けての気持ちの引き締めという意味でも大事な先週、今週の重賞を簡単に振り返っておこうと思います。

※第26回函館スプリントS

1着・カイザーメランジェ(父サクラオリオン)

2着・アスターペガサス(父Giant's Causeway)

3着・タワーオブロンドン(父Raven's Pass)

ラップタイム・12.3 - 11.0 - 11.1 - 11.3 - 11.0 - 11.7

枠順確定時には13頭だった出走馬が7頭にまで落ち込んだ、サマースプリントシリーズ第1戦の函館スプリントS。古馬が出走できる芝1200m重賞において出走頭数が10頭未満となったレースは、1992年のダービー卿チャレンジトロフィー以来27年ぶりの出来事となりましたが、勝ったカイザーメランジェは昨年8月に初めて北海道の芝レースを使って勝利を収めており、今回のレースで北海道の芝レースでは2戦2勝としました。今回の勝利でサマースプリントシリーズ優勝候補の1頭に名乗りをあげることになったカイザーメランジェですが、勝った時の最速の時計が1分8秒0で、スプリントG1で勝負するにはスピードが足りないように感じます。

※第24回ユニコーンS

1着・ワイドファラオ(父ヘニーヒューズ)

2着・デュープロセス(父ダイワメジャー)

3着・ダンツキャッスル(父ルーラーシップ)

ラップタイム・12.3 - 10.5 - 11.1 - 11.9 - 12.6 - 12.3 - 12.0 - 12.8

2010年のバーディバーディ以来、斤量57kgの馬が勝利を収めることとなったユニコーンS。今回勝利を収めたワイドファラオは2走前に芝のG2・ニュージーランドトロフィーを勝ち上がってきた馬で、2014年のレパードSを勝ち上がったアジアエクスプレス以来となる芝重賞勝ち馬による中央競馬のダート重賞制覇が果たされました。一方で、今回で5年連続して1分36秒0を切る決着となりましたが、過去の4頭の中でただ1頭、ダートのG1級レースを勝ち上がっていないサンライズノヴァはワイドファラオと同様に非社台系の競走馬で、そういった部分ではワイドファラオの今後に大きな期待を抱くのは早計かもしれません。

※第60回宝塚記念

1着・リスグラシュー(父ハーツクライ)

2着・キセキ(父ルーラーシップ)

3着・スワーヴリチャード(父ハーツクライ)

ラップタイム・12.6 - 11.4 - 11.5 - 12.4 - 12.1 - 11.9 - 12.0 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 12.4

上半期最後の中央競馬G1である宝塚記念。今年は6頭のG1馬が出走する中で、1着から5着までG1馬が占める形になりましたが、1着から3着までは父の母父がトニービンの馬で占められ、その中で紅一点の存在であったリスグラシューが、昨年のエリザベス女王杯に次いでG1・2勝目を果たすことになりました。宝塚記念が6月後半の開催となった2000年以降、出走頭数が12頭以下のレースになったのは今回で7回目となりましたが、そのいずれもが”芝2000m重賞初出走初連対、かつ芝2000m超の重賞の連対実績を持つ馬”が勝利を収めており、2010年代のそれに関しては”東京の芝2000m未満の重賞を勝ち上がってきた馬”が結果を残していることから、来年以降の一つ指針となりそうです。

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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース以外) | 17:42:29 | トラックバック(0) | コメント(0)
6月前半の東京・阪神重賞回顧
今年は6月開催が5週間となっている中央競馬。最終週こそローカル開催ですが、それまでの4週間は東京と阪神の開催があり、そこでの新馬戦が重賞以外の楽しみの大きなウェイトを占めています。そういった中、東京は春に続いて高速化に歯止めがきかない一方で、阪神開催に関しては標準的な時計のかかり方をしているようにも感じていますが、前半2週の開催における重賞はどんな決着を見たのでしょうか。

※第72回鳴尾記念

1着・メールドグラース(父ルーラーシップ)

2着・ブラックスピネル(父タニノギムレット)

3着・ステイフーリッシュ(父ステイゴールド)

ラップタイム・12.5 - 11.5 - 12.2 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.5 - 12.3

中央競馬の番組編成上では夏季競馬最初の重賞となっている鳴尾記念。今年は芝2000m戦として定着した1996年以降では初めての一桁頭数でのレースとなりましたが、勝ったメールドグラースは新潟大賞典に次いでの連勝となりました。4歳になってからは4戦4勝となり、まだ底が見えていないという趣もありますが、アーモンドアイと同じ”祖父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンス、Nureyevのクロスを持つ競走馬”で、さらなる快進撃があっても不思議ではありません。

※第69回安田記念

1着・インディチャンプ(父ステイゴールド)

2着・アエロリット(父クロフネ)

3着・アーモンドアイ(父ロードカナロア)

ラップタイム・12.2 - 10.9 - 11.4 - 11.3 - 11.2 - 11.1 - 11.2 - 11.6

5週連続東京芝G1開催のフィナーレを飾る安田記念。今年はNHKマイルCを除いた4戦でレースレコードが更新されることになりましたが、今年の安田記念を勝利したインディチャンプは東京新聞杯のレースレコードホルダーで、その時よりも1秒0自己ベストを更新することとなりました。昨年の東京新聞杯優勝馬リスグラシューと同様に4歳で東京新聞杯を制した上でその年にG1制覇を果たすこととなったインディチャンプでしたが、リスグラシューはG1制覇後に香港で2度3着以内入線を果たしており、インディチャンプも同様に国内外での活躍に期待したいところです。

※第24回マーメイドS

1着・サラス(父オルフェーヴル)

2着・レッドランディーニ(父ディープインパクト)

3着・スカーレットカラー(父ヴィクトワールピサ)

ラップタイム・12.2 - 10.9 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 12.4 - 12.1 - 11.8 - 11.4 - 12.8

出走馬の過半数である10頭が4歳馬だった今年のマーメイドS。その甲斐あったか、1着から4着まで4歳馬が占めることになりましたが、勝ったサラスはオルフェーヴル産駒で初めて古馬が出られる重賞の勝ち馬となりました。オルフェーヴル産駒による重賞勝ちはサラスで4頭目となりましたが、芝2000m重賞の勝ち馬となると昨年の皐月賞を制したエポカドーロ以来のこととなり、次のレースにおいてマーメイドSに次ぐ好走に期待をしつつ、その後の成長がどのような形になるのかも気にかけておきたいところです。

※第36回エプソムC

1着・レイエンダ(父キングカメハメハ)

2着・サラキア(父ディープインパクト)

3着・ソーグリッタリング(父ステイゴールド)

ラップタイム・13.5 - 12.2 - 12.7 - 12.9 - 12.6 - 12.3 - 11.0 - 10.8 - 11.1

ここまで行われた3重賞と同様に4歳馬が勝利したエプソムC。今年は2015年以来の4歳馬によるワンツーフィニッシュとなりましたが、勝ったレイエンダは一昨年の日本ダービー馬レイデオロの全弟で、重賞4度目の挑戦で初めての重賞制覇を果たしました。レイエンダの場合はデビュー戦勝利後に長期休養を挟んでおり、その部分で出世がやや遅れていたところもありましたが、近10年で4歳馬のワンツーフィニッシュとなったのは4回あり、連対馬のいずれかが国内G1で一度は連対しているので、勝ったレイエンダはもちろんのこと、2着のサラキアも今後の活躍に期待が持てます。

テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース以外) | 23:46:26 | トラックバック(0) | コメント(0)
日本ダービー以外の5月最終週の中央競馬重賞回顧
今年の春競馬に関しては超高速馬場の二大勢力となった東京と京都。東京に関しては、4月、5月の開催にかけて重賞において5つのレースでレースレコードが更新されましたが、その速さ以上に大事なものを見つけられればと考えながら、日本ダービー以外の5月最終週の中央競馬重賞回顧を行っていこうと思います。

※第2回葵S

1着・ディアンドル(父ルーラーシップ)

2着・アスターペガサス(父Giant's Causeway)

3着・アウィルアウェイ(父ジャスタウェイ)

ラップタイム・12.4 - 10.7 - 10.9 - 11.2 - 11.2 - 11.6

日本ダービーの前日に行われた3歳限定の芝1200m重賞・葵S。今回の上位3頭はいずれも2歳時にオープン特別勝ちがあった馬たちとなりましたが、勝ったディアンドルはデビューから6戦続けて芝1200m戦を使うことになり、今回の勝利を含めて(5-1-0-0)としました。デビューから全て違う騎手を起用しており、軸が定まっていないところがありますが、現状としてはデビューからクラシックに向かわないで出世させる方法の一つが確立されたようにも思われ、今後同じ路線を歩む馬が出てくるかどうかに注目したいです。

※第133回目黒記念

1着・ルックトゥワイス(父ステイゴールド)

2着・アイスバブル(父ディープインパクト)

3着・ソールインパクト(父ディープインパクト)

ラップタイム・7.4 - 11.0 - 11.0 - 12.2 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 12.0 - 11.6 - 11.7 - 12.0 - 12.0 - 11.8

日本で行われてきた芝2500m戦において初めて2分28秒台の決着を見た目黒記念。そんな中で勝利を収めたルックトゥワイスは5度目の重賞挑戦で初めての重賞制覇を果たしましたが、追分ファーム生産のステイゴールド産駒による重賞制覇は2014年の天皇賞【春】を制したフェノーメノ以来となります。フェノーメノは3歳時から活躍を見せてきた馬ですが、ルックトゥワイスは父と同様に6歳の目黒記念で重賞初制覇ということで、今後に注目したいところです。

テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース以外) | 21:08:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
【4着VS15着】 意地の86代目 第86回東京優駿【日本ダービー】回顧
レース開催から2週間遅れのレース回顧となりましたが、今年の東京優駿【日本ダービー】は23年ぶりに重賞未勝利馬による制覇が果たされました。今回はその裏側にあったものについて触れていければと思います。

1着・ロジャーバローズ(父ディープインパクト)

2着・ダノンキングリー(父ディープインパクト)

3着・ヴェロックス(父ジャスタウェイ)

(予想記事・2019年・六の予想 「第86回東京優駿【日本ダービー】」(サートゥルナーリアVSリオンリオン)

※ディープインパクト産駒の意地

ラップタイム・12.7 - 10.7 - 11.4 - 11.4 - 11.6 - 12.0 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 11.9 - 12.0

前週のオークスに次いで2分22秒台のレースレコード決着となった今年の東京優駿【日本ダービー】。東京優駿【日本ダービー】において最初に2分25秒の壁をぶち破ったのは2004年のキングカメハメハで、その11年後の2015年にはキングカメハメハ産駒のドゥラメンテがキングカメハメハが走破した2分23秒3をコンマ1秒更新してみせました。21世紀に入ってからは、東京芝2400mの牡牝混合G1におけるレースレコードの更新は非競馬学校卒業騎手騎乗のキングマンボ系競走馬によって果たされてきましたが、今回はオークスに次いでディープインパクト産駒がレースレコードホルダーとなった上、その鞍上に競馬学校卒業騎手が跨っていたことは、日本競馬全体のレベルアップを象徴する出来事であったとも言えます。

その上で、今回のレースにおいて、種牡馬・ディープインパクトはディープブリランテ、キズナ、マカヒキ、ワグネリアンに次いで5頭目の日本ダービー馬輩出を果たしましたが、昨年のワグネリアンの時を除いた過去の3頭はオークスにおいて3着以内に2頭ディープインパクト産駒がいた年になっていました。今年のオークスはディープインパクト産駒によるワンツーフィニッシュだったため、ディープインパクト産駒による勝利の可能性は十分に考えられたところでもありましたが、今回勝利を収めたロジャーバローズは直近10年で4勝していた1枠からのスタートという枠の利を生かした部分があるにせよ、4頭出しを敢行していたディープインパクト産駒の中ではただ1頭「33年連続連対馬輩出中の”2勝目以降のレースで1番人気1着の経験があり、なおかつ朝日杯フューチュリティS以降の重賞で連対実績がある馬”」だった馬で、その事実を重く見るべきレースだったとも言えます。

※男気勝負の行方、勝者・ロジャーバローズへ

さて、今年は4年連続6回目の現地観戦を行いましたが、現地観戦3回目から行っている男気三連単を今年も実行していきました。




今年は皐月賞馬サートゥルナーリアが4着に沈んだことで、この馬券は外れることになりましたが、サートゥルナーリアのことについては後ほどしっかり触れるとして、2011年以降の日本ダービー馬について触れていくと、前年のジャパンC優勝馬とは何らかの繋がりを有していました。それは血統であったり、キャリアであったり、あるいは所属している厩舎だったりと様々な要素を勘案して、前年のジャパンC優勝馬から本年の日本ダービー馬を見出すという方法もありましたが、今年に関してはそれがものの見事に外れの方向を引いてしまいました。ロジャーバローズが今回勝利を収められたのは、レース直前までに得られたプラス要素が噛み合ったという側面が大きいように感じており、前年のジャパンC優勝馬であるアーモンドアイとの結びつきで言えばほとんど皆無と言っても良い状況でしたが、ロジャーバローズはジャパンCを連覇したジェンティルドンナとは8分の7同血で、ディープインパクト産駒の中では勝利の可能性を最も見出しても良かった馬ではないかと考えています。

◎・サートゥルナーリア(4着)

冒頭で23年ぶりに重賞未勝利馬によるダービー制覇が果たされたと書きましたが、23年前の優勝馬はこの馬と同じく”中60日以内のレースを経験したことがない馬”であったフサイチコンコルドでした。前走とは異なる騎手によるダービー制覇は今年も果たされることはありませんでしたが、日本ダービーを勝つための難易度で言うならば、”中60日以内のレースを経験したことがないダービー馬”に関しては、今回を含めて86回の歴史の中でフサイチコンコルドただ1頭のみである上、昨年1番人気に支持されながら6着に敗れたダノンプレミアムも”中60日以内のレースを経験したことがない馬”であったことからも、「前走とは異なる騎手」よりも「中60日以内のレースを経験したことがないこと」の方がダービー制覇に向けての難易度は高いように思われます。もちろん、前走とは異なる騎手を起用したこともダービー制覇に向けてはマイナス要素であり、皐月賞を外国人騎手で制覇しながら、その次走において乗り替わりが発生した場合の成績は、今回の敗戦を受けて(0-0-0-3)となったことから、外国人騎手で皐月賞を制した場合は、日本ダービーでも継続騎乗しない限りは大敗を喫することも視野に入れる必要があると言えます。

もっとも、そんな状況下にあり、スタートで出遅れるというアクシデントもありながら、最後は一度交わしたヴェロックスに差し返されてもなお、上がり3ハロンにおいてはメンバー中最速をマークしており、素質という点では2019年クラシック世代において最高級であり、他の世代の強豪馬とぶつかるのが待ち遠しくて仕方ありません。

キルトクール・リオンリオン(15着)

青葉賞で逃げ切り勝ちを演出した横山典弘騎手が騎乗停止で乗れなくなったため、息子の武史騎手が騎乗することとなったリオンリオン。武史騎手にとっては初めてのG1騎乗でしたが、積極果敢にレースを引っ張り、ダービーレコードの更新に貢献することとなりました。ただ、日本ダービーで大敗を喫した青葉賞優勝馬はその後尻すぼみとなることが多いので、今後の出世に関しては厳しくなったようにも感じています。

テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 13:23:16 | トラックバック(0) | コメント(0)