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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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2021年のレース予想・19 「第41回ジャパンC」(◎コントレイル)【一部加筆訂正有・11月28日更新】
今年で41回目を迎えるジャパンC。表向きにはダービー馬4頭の対決が最も注目を集めているのだろうと思われますが、今回の出走馬の中で今年の日本のG1を勝った馬はダービー馬とオークス馬のみで、古馬で今年の日本のG1を勝った馬は1頭もいません。これなら3頭参戦してきた外国馬にも付け入るスキは十分にあるように感じていますが、どんな決着を見ていくのでしょうか。

(展望記事・第41回ジャパンCの”三本柱”

(参考まとめ記事・レース参考まとめ「第41回ジャパンC」

【データルール1・展望記事で該当していたデータの項目番号を、印の横の「」内に記載】

【データルール2・[レ]のデータにおいて出走馬中3頭以下が該当するものであれば、そのデータに”下線”を、1頭のみのものは”【】”を加える】

1枠1番・ムイトオブリガード(…)「2」

5年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2400m超の重賞とG2勝ちがある馬”[レ]

血統的にも実績的にも軽さが足りず、無印です。

1枠2番・コントレイル(◎)「1・2・3」

3年連続連対馬輩出中の”その年の芝2000m・G1で連対実績を残している馬”[レ]、11年連続3着以内入線馬輩出中の”G2→G1の重賞連勝馬”[レ]、9年連続3着以内入線馬輩出中の”10月の京都芝重賞で連対実績がある馬”[レ]、5年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2400m超の重賞とG2勝ちを別々に持っている馬”[レ]、5年連続連対馬輩出中の”東京芝で優勝実績がある4歳以下の馬”[レ]、24年連続3着以内入線馬輩出中の”八大競走優勝馬”[レ]、14年連続3着以内入線馬輩出中の”東京芝2000m以下のレースで勝利経験を持つ馬”[レ]、11年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2000m戦を複数の競馬場で勝ったことがある馬”[レ]

フルゲートが18頭までとなった1992年以降の日本ダービーで、2着馬に3馬身以上の差をつけたのは、昨年のコントレイルの前に5頭いますが、菊花賞の後に一度も走らなかったミホノブルボン以外の4頭は天皇賞【秋】、ジャパンC、有馬記念といった秋の王道G1の中でどれか一つは勝利を収めています。古馬との対戦でここまでは一度も勝てていないコントレイルですが、今回のレースではコントレイル以上に信を置ける日本調教馬の存在はなく、有終の美を飾る可能性が極めて高いと見ています。

2枠3番・ブルーム(○)「外国馬」

2000年以降のジャパンCで3着以内に来た4頭の外国馬と同じ”芝2400m(12ハロン)のG1勝ちがある外国馬”[レ・外]、11年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2000m戦を複数の競馬場で勝ったことがある馬”[レ]

父の母であるウィジャボードは2006年のジャパンC3着馬にして、ジャパンCにおいて最後に外国馬による3着以内入線を果たした馬。その部分だけでも狙ってみる価値はあると踏んでいますが、サドラーズウェルズの系統は代を重ねるごとに日本競馬への適応力を見せていきますし、母の父方にあるトライマイベストはキングカメハメハの母の父系にあたる馬なので、外国馬最先着馬はこの馬であると踏んだ上で、3着以内入線も視野に入れています。

2枠4番・シャフリヤール(…)「1」

5年連続連対馬輩出中の”東京芝で優勝実績がある4歳以下の馬”[レ]、24年連続3着以内入線馬輩出中の”八大競走優勝馬”[レ]

今年の日本ダービーでダービーレコードホルダーとなりましたが、前走の敗戦は日本ダービーの時と大幅に異なる舞台設定になったとは言え負けすぎの感がありますし、クラシックで日本ダービーだけ勝った馬は基本的に3歳下半期の初戦を使ったの最後に燃え尽きる傾向があるので、大敗も視野に入れて無印です。

3枠5番・キセキ(△)「2」

9年連続3着以内入線馬輩出中の”10月の京都芝重賞で連対実績がある馬”[レ]、3年連続優勝馬輩出中の”直近の勝利が外国人騎手を起用してのものだった日本調教馬”[レ]、24年連続3着以内入線馬輩出中の”八大競走優勝馬”[レ]、11年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2000m戦を複数の競馬場で勝ったことがある馬”[レ]、9年連続3着以内入線馬輩出中の”10月の京都芝重賞で連対実績がある馬”[レ]

3年前の2着馬。ここ2戦はスムーズな先行策を打つことができており、今回もそれが叶うならば3着以内入線は濃厚と見ています。

3枠6番・グランドグローリー(…)「外国馬」

11年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2000m戦を複数の競馬場で勝ったことがある馬”[レ]

フランスから外へ出たことがなかった時点で評価を高くすることはできません。

4枠7番・オーソリティ(キルトクール)「2」

5年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2400m超の重賞とG2勝ちを別々に持っている馬”[レ]、3年連続優勝馬輩出中の”直近の勝利が外国人騎手を起用してのものだった日本調教馬”[レ]、5年連続連対馬輩出中の”東京芝で優勝実績がある4歳以下の馬”[レ]

先週の東京スポーツ杯2歳Sを勝ったイクイノックスと同じ木村哲也厩舎所属馬で、左回りで外国人騎手とコンビを組んだ時の重賞成績は3戦全勝と完璧な実績を残しています。仮に敗北を喫したとしても、コントレイルが勝ったG1における2着馬は全て外国人騎手騎乗馬が入ってきており、そういう意味では非常に都合の良い出走馬ですが、過去に中30日以内で使ったことがない馬がいきなり中2週で参戦することに危険な香りを感じます。木村哲也調教師が来年のダービートレーナーとなれるかどうか、その分水嶺として見定めるためにも、キルトクールという評価を下そうと思います。

4枠8番・ウインドジャマー(…)「なし」

3年連続優勝馬輩出中の”直近の勝利が外国人騎手を起用してのものだった日本調教馬”[レ]

「藤沢ブランド、ここに極まれり」といった具合の競走馬。今までダートで躍進を図ってきたのが不思議な感じで、ここでの勝負は度外視したとしても、芝の上級クラスで面白い結果を残しそうな雰囲気はあります。

5枠9番・アリストテレス(…)「なし」

9年連続3着以内入線馬輩出中の”10月の京都芝重賞で連対実績がある馬”[レ]、3年連続優勝馬輩出中の”直近の勝利が外国人騎手を起用してのものだった日本調教馬”[レ]

父も母父もジャパンC優勝馬で、母方は欧州重視の血統で構成されていますが、古馬G1では善戦止まりの牝系であることを考えると積極的に狙える馬ではありません。

5枠10番・ロードマイウェイ(…)「なし」

3年連続優勝馬輩出中の”西日本の芝2000m重賞を勝ち上がっている馬”[レ]】

2走前の京都大賞典5着は今後に向けたヒントになりそうですが、ここでは厳しいとしか言いようがありません。

6枠11番・シャドウディーヴァ(…)「3」

14年連続3着以内入線馬輩出中の”東京芝2000m以下のレースで勝利経験を持つ馬”[レ]

ハーツクライ産駒でダービー制覇の実績がある横山典弘騎手が乗るのは悪くない采配だと思いますが、ハーツクライ産駒は基本的に外国人騎手と手が合うタイプで、前走のようなハマり方をするか疑問なことから無印としました。

6枠12番・サンレイポケット(…)「なし」

11年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2000m戦を複数の競馬場で勝ったことがある馬”[レ]

前走の内容は素晴らしい内容で、今回も上位躍進の可能性を感じていますが、データ的な強調材料が足りないために無印としました。

7枠13番・モズベッロ(…)「3」

3年連続連対馬輩出中の”その年の芝2000m・G1で連対実績を残している馬”[レ]

対キセキ、今の東京競馬場とのマッチングを鑑みても、ここは苦戦必至です。

7枠14番・ユーバーレーベン(…)「3」

3年連続優勝馬輩出中の”直近の勝利が外国人騎手を起用してのものだった日本調教馬”[レ]、5年連続連対馬輩出中の”東京芝で優勝実績がある4歳以下の馬”[レ]、24年連続3着以内入線馬輩出中の”八大競走優勝馬”[レ]、14年連続3着以内入線馬輩出中の”東京芝2000m以下のレースで勝利経験を持つ馬”[レ]、

春のクラシックでオークスだけ勝った馬は日本ダービーだけを勝った馬と同じように乾坤一擲の感があり、前走の敗戦ぶりを鑑みるに、ここも苦戦するのではないかと見られます。

7枠15番・マカヒキ(…)「1・2」

24年連続3着以内入線馬輩出中の”八大競走優勝馬”[レ]、11年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2000m戦を複数の競馬場で勝ったことがある馬”[レ]

今回出走のダービー馬の中で最年長の存在ですが、前走の内容はいろんなものがこの馬にとって都合が良かったものであり、東京競馬場の良馬場で好成績を残せるような速さはないので無印です。

8枠16番・ユーキャンスマイル(…)「なし」

5年連続3着以内入線馬輩出中の”芝2400m超の重賞とG2勝ちを別々に持っている馬”[レ]

母父ダンスインザダークの影響が色濃く出ているのか、「重く、枯れている」印象があり、今回のレースで好走するイメージがまるで浮かびません。

8枠17番・ワグネリアン(…)「1・2」

24年連続3着以内入線馬輩出中の”八大競走優勝馬”[レ]、14年連続3着以内入線馬輩出中の”東京芝2000m以下のレースで勝利経験を持つ馬”[レ]、

前走の富士Sを使った意図を掴みかねていますが、血統的に東京芝でハイレベルな走りができなければ現役で居続ける意義を見出せず、ここは参加賞にとどまりそうです。

8枠18番・ジャパン(…)「外国馬」

11年連続3着以内入線馬輩出中の”G2→G1の重賞連勝馬”[レ]、2000年以降のジャパンCで3着以内に来た4頭の外国馬と同じ”芝2400m(12ハロン)のG1勝ちがある外国馬”[レ・外]、2003年以降のジャパンCで3着以内に来た2頭の外国馬と同じ”連勝時に芝2400m(12ハロン)戦の勝ち鞍がある外国馬”[レ・外]

G1連勝を果たした3歳の時に出走していればジャパンCにおける外国馬の不振を払えた可能性がありますが、古馬になってからの落ちぶれ方が少々激しいものとなっており、現状では3着以内入線は難しいと見ています。



単勝

コントレイル

複勝

ブルーム

三連複

コントレイル-ブルーム-キセキ

☆勝負のワンツースリー

コントレイル→ブルーム→キセキ

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2021年のレース予想 | 17:45:52 | コメント(0)
レース参考まとめ「第41回ジャパンC」
明後日開催されるジャパンC、そして1か月後に行われる有馬記念の予想をもって、”キルトクール込みの予想”からの脱却を図る当ブログ。現状の生活リズム等を鑑みても、中央競馬に対して恒常的な関わりを持つのが難しくなり、来年の予想公開レースについては「八大競走+ジャパンC+それ以外の秋のG1」ということを考えていますが、それらの下準備の意を込める形で、今回からの「レース参考まとめ」については”近5年の当該レースにおける予想&回顧記事を参考記事としてピックアップする形”でやっていくことにします。

(第41回ジャパンCの参考記事)

2016年・三十五の予想 「第36回ジャパンC」(◎リアルスティール)

百戦錬磨 第36回ジャパンC回顧(一部修正有)

2017年・二十一の予想 「第37回ジャパンC」(◎レイデオロ)

【2着VS6着】 第37回ジャパンC回顧

2018年・九の予想 「第38回ジャパンC」(◎アーモンドアイ)【一部修正有】

【1着VS6着】 第38回ジャパンC回顧

2019年・九の予想 「第39回ジャパンC」(◎ワグネリアン)

【3着VS11着】 第39回ジャパンC回顧

2020年のレース予想・18 「第40回ジャパンC」(◎コントレイル)

【2着VS11着】 第40回ジャパンC回顧

テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

レース参考まとめ | 09:02:05 | コメント(0)
第41回ジャパンCの”三本柱”【一部修正有】
2021年の東京競馬場における最後の一戦・ジャパンC。ダービーコースである芝2400mを舞台に日本馬15頭、外国馬3頭が熱戦を繰り広げていきますが、2006年を最後に外国馬が3着以内に来ていない中で、日本馬の中からどういったタイプの馬が上位争いを演じられるか、データで見ていこうと思います。

なお、天皇賞【秋】までこの”三本柱”の後に「レース参考まとめ」をアップする流れでやってきましたが、このジャパンCから「レース参考まとめ」は当該のレースの近5年(一部例外有)における予想&回顧記事を参考記事としてリンクを連ねていく方向で進めていきます。

(昨年の展望記事・第40回ジャパンCの”三本柱”

1・王者の証「芝2400m以上の重賞勝ちと東西で重賞勝ち」

2006年のディープインパクトから15年連続して日本調教馬が勝利しているジャパンCですが、2016年のキタサンブラックを最後に、日本人騎手を乗せた馬が勝てていません。

そんな2016年から5年連続優勝馬を輩出しているのが”芝2400m以上の重賞勝ちを有し、かつ東西で重賞を1勝ずつ以上している馬(※)”です。

(※)…(5-2-5)

2・秋競馬に親しみがあることが連対の秘訣

2008年のジャパンCを制したスクリーンヒーロー。今は中央競馬の通年免許を持っている外国人騎手の一人であるミルコ・デムーロ騎手を背にして結果を残しましたが、当時のスクリーンヒーローはG1への出走が初めてで、日本調教馬としては初めてG1初挑戦の馬によるジャパンC優勝馬が誕生しました。

そんな2008年から13年連続して連対馬を輩出し続けているのが”下半期の芝2000m超の重賞を勝ち上がっている馬(※)”です。

(※)…(8-8-6)

3・年内最初の芝2000m重賞好走歴が3着以内に入る方法

1996年はイギリスのシングスピールが勝利したジャパンC。外国人騎手として最も多くのジャパンCの勝利回数を誇っているフランキー・デットーリ騎手にとっては最初のジャパンC制覇でしたが、この時2着に来たファビラスラフインはその年に新設されたG1・秋華賞の勝利をステップに参戦してきた馬で、日本調教馬の3歳馬として初めてジャパンCの連対を果たしました。

そんな1996年から25年連続で3着以内入線馬輩出中となっているのが”年内最初の芝2000m重賞で3着以内に来た馬(※)”です。

(※)…(13-14-16)

☆昨年の上位3頭

1着・アーモンドアイ「1・2・3」

2着・コントレイル「1・2・3」

3着・デアリングタクト「1・3」

昨年は”三冠馬”3頭のドリームマッチとなったジャパンC。実際の結果もその3頭が上位を占め、2019年のジャパンCで芝2400mの世界レコードを樹立したアーモンドアイが勝利を収めたのですが、注目したいのはこの時2着で今回も出走するコントレイルに関することで、ディープインパクト産駒の牡馬によるジャパンCにおける3着以内入線は、昨年のコントレイル以外では2014年3着のスピルバーグ、2015年2着のラストインパクト、2019年3着のワグネリアンの3頭しかいません。今年はディープインパクト産駒のダービー馬が4頭揃うという異例の事態になりましたが、近5年における牡馬の連対馬の中で3歳馬だったレイデオロ以外の6頭は芝2400m超の重賞勝ち連対馬であり、その意味では菊花賞勝ちがあるコントレイルがダービー馬の中で頭一つ抜けているとも考えられます。

☆今年の出走馬とデータマッチ【中央馬のみ】

※1に該当

・芝2400m以上の重賞勝ちを有し、かつ東西で重賞を1勝ずつ以上している馬

コントレイル、シャフリヤール、マカヒキ、ワグネリアン

※2に該当

・下半期の芝2000m超の重賞を勝ち上がっている馬

オーソリティ、キセキ、コントレイル、マカヒキ、ムイトオブリガード、ワグネリアン

※3に該当

・年内最初の芝2000m重賞で3着以内に来た馬

コントレイル、シャドウディーヴァ、モズベッロ、ユーバーレーベン

※該当なし

アリストテレス、ウインドジャマー、サンレイポケット、ユーキャンスマイル、ロードマイウェイ

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レース展望 | 23:17:31 | コメント(0)
第38回マイルCS回顧
今日の午後2時頃にジャパンCの出走馬及び枠順が確定しますが、今年の秋のG1は歴史的な一戦が次々に繰り広げられ、勝ち馬に対して大きな希望を抱いています。先週開催されたマイルCSもそんな一戦となり、マイルCS史上という意味でも屈指の名レースになったと捉えています。

1着・グランアレグリア(父ディープインパクト)

2着・シュネルマイスター(父Kingman)

3着・ダノンザキッド(父ジャスタウェイ)

ラップタイム・12.5 - 11.2 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.1 - 10.7 - 11.5

昨年と同様にフルゲート割れのレースになったマイルCS。G1勝ちのある3歳馬2頭を引き連れて勝利を収めたのは、昨年のマイルCSを制したグランアレグリアで、JRAの芝マイルG1勝利数を5に伸ばしました。グランアレグリアがマイル戦で連対を外したのは日本ダービーの前に牡馬とG1で交えた2戦のみで、最終的には中2週でG1制覇と、ディープインパクト産駒が2歳デビューから引退までトップホースであり続けるノウハウがまた一つ積まれたというところです。もっとも、今回はノーザン系競走馬によるワンツースリーであり、ノーザンファーム系列のホースマンの中でノウハウが共有されるものと思われることから、それとほぼ連動するような形で日本競馬のステージにも変化が訪れるのだろうと考えています。

テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(2021年以前の予想レース以外) | 10:43:04 | コメント(0)
第56回デイリー杯2歳S・第26回東京スポーツ杯2歳S回顧
11月は3つの2歳G2が組まれている中央競馬。来月12月には2歳G1が3つ組まれていて、11月は熾烈な前哨戦と見ることもできまずが、すぐ先にある2歳G1もさることながら、その先に向けてどのようなものを残せるのかにも意識を向けながら、先週、先々週の2歳重賞を振り返ります。

※第56回デイリー杯2歳S

1着・セリフォス(父ダイワメジャー)

2着・ソネットフレーズ(父エピファネイア)

3着・カワキタレブリー(父ドレフォン)

ラップタイム・12.7 - 11.4 - 11.8 - 12.8 - 12.6 - 11.4 - 10.5 - 11.9

今年は昨年よりも2秒7走破時計が遅いレースになったデイリー杯2歳S。今年の勝ち馬であるセリフォスは新潟2歳Sの優勝馬で、現行の11月の芝1600m戦となった2014年以降では初めて重賞勝ち馬によるデイリー杯2歳S制覇が果たされました。もっとも、セリフォスのキャリア自体は2018年の優勝馬であるアドマイヤマーズに近く、血統的にもダイワメジャー産駒という共通点があるので、その時以来となるデイリー杯2歳S優勝馬による朝日杯フューチュリティS制覇はもちろん、さらなる活躍にも期待が高まるところです。

※第26回東京スポーツ杯2歳S

1着・イクイノックス(父キタサンブラック)

2着・アサヒ(父カレンブラックヒル)

3着・テンダンス(父ジャスタウェイ)

ラップタイム・12.8 - 11.4 - 12.0 - 12.4 - 11.7 - 11.6 - 11.0 - 11.9 - 11.4

今年からG2に昇格した東京スポーツ杯2歳S。ここ2年続けて勝ち馬がホープフルSを制してJRA賞最優秀2歳牡馬に選出されている中で、今年は新種牡馬キタサンブラック産駒のイクイノックスが、2着馬に2馬身半差をつけて勝利しました。この勝利により、母父キングヘイローの馬によるJRA重賞制覇が今年だけで8回という驚異的な数字が叩き出されましたが、母父キングヘイロー自身が23年前のこのレースを無敗で制した馬で、ちょっとした因縁を感じます。順調に、そして馬の成長を尊重するような育成が叶えば、来年以降の日本競馬を引っ張る存在になるのではないかと睨んでいますが、今年の3歳馬と同様にタレント豊富な社台グループの競走馬の中でファーストドライバー的な存在であるクリストフ・ルメール騎手がどの馬に跨るかが一つのカギとなりそうです。

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レース回顧(2021年以前の予想レース以外) | 18:38:29 | コメント(0)
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