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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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中山にも東京の息吹 第49回スプリンターズS回顧
前半よりも後半の方が速くなるというスプリンターズS史上類を見ない一戦となった今年のレース。思い起こせば、今週の開催でリニューアル後の開催としては一巡することになった中山競馬場の開催でしたが、昔ほど、中山と東京の差異を意識しなくても良くなったのではないかと感じさせる、今年のスプリンターズSの内容でした。

1着・ストレイトガール(父フジキセキ)

2着・サクラゴスペル(父サクラプレジデント)

3着・ウキヨノカゼ(父オンファイア)

(予想記事・2015年・三十の予想 「第49回スプリンターズS」(ミッキーアイルVSリッチタペストリー)

※東京芝重賞勝ち馬による上位独占

ラップタイム・11.7 - 10.7 - 11.7 - 11.2 - 11.2 - 11.6

今年のスプリンターズSはセントウルSを逃げ切ったアクティブミノルが先手を取ろうとしたところ、2年前のスプリンターズSにおいて逃げて2着に入ったハクサンムーンが内隣からハナを主張し、すんなりとハクサンムーンがペースメイクをすることになりました。最初の400m通過である22秒4は2年前と同じもので、往年の逃げ足が炸裂したかに思われましたが、2ハロン目の通過ラップである10秒7は、ウルトラファンタジーが一旦ピッチを落として再加速からの逃げ切り勝ちを収めた2010年と全く同じであり、今の時期に開催されるようになった2000年以降における中山開催のものとしては最も遅いものでした。

そして、今回のレースが2010年と決定的に違ったのは、3ハロン目で1秒近く緩み、4ハロン目で加速するという、スプリンターズSにあるまじきペース配分となったことです。1ハロン目から3ハロン目にかけての攻防を見ていくと、ハクサンムーンが単独でハナに立った時にすぐにペースダウンが図られる中で、2番手グループを形成していたアクティブミノルとミッキーアイルは内回りコースとの合流地点を迎えるまで前との差を詰めに行かず、ミッキーアイルが堪え切れないとばかりに前との差を詰めにかかったことで先行集団が再び激流の刺激を受けることになりましたが、中距離戦的なスピードの出し入れが要求されたことによって先行勢はほとんど壊滅状態で、インコースでリズム重視の走りをしていたストレイトガールやサクラゴスペル、さらにはウキヨノカゼの躍進を許したといった感じでした。

ちなみに、今回の上位3頭に加え、4着のミッキーアイルはいずれも東京芝重賞の勝ち馬で、展開的に東京競馬場で求められるような緩急の激しいレースに対する対応力の高さがモノを言ったという見方もできそうですが、勝ったストレイトガールは今年のヴィクトリアマイルにおいて後続を引き離してレースを引っ張っていったミナレット、ケイアイエレガントの粘り腰をゴール直前で凌いで勝ち上がってきたのに対し、2着のサクラゴスペルはヴィクトリアマイルの前日に行われた京王杯スプリングCにおいて前半800mの中で11秒5より速いラップが一度も刻まれないスローペースの展開において中団からの差し切り勝ちを決めるという、一見すると対照的なレースぶりで東京芝重賞を勝ち上がってきていました。

また、ストレイトガールもサクラゴスペルも、東京芝重賞を制した時には戸崎圭太騎手とのコンビを組んでいましたが、今回ストレイトガールとコンビを組んで結果を残してきた戸崎圭太騎手は、昨年の有馬記念においてジャパンC連覇の実績を持つジェンティルドンナを勝利に導いております。今年の皐月賞馬であるドゥラメンテが日本ダービーを制したように、一昔前に存在していたであろう中山と東京を隔てていたものがなくなってきているようにも見えなくありませんが、騎手という括りで言えば、中山競馬場がリニューアルされて最初の平地G1は、いずれも非競馬学校卒業騎手による勝利に終わっており、それらを勘案していくと、今回のスプリンターズSというレースは様々な意味で示唆に富んだレースであったように思われます。

◎・ミッキーアイル(4着)

今回のレースにおいて最も発馬が速かったのが、今回が二度目の芝1200m戦だったミッキーアイルでしたが、ハクサンムーンがハナを主張し、アクティブミノルを先に行かそうしたところからエキサイトし始め、600m通過時点ではハナを奪い返さんとする勢いがありました。そこから4コーナーにかけてブレーキを踏むような感じで3番手に控え、直線に入って追い出しにかかりましたが、そこからの伸び脚は今一つで、道中のチグハグさが最後に響いたように思われます。

キルトクール・リッチタペストリー(6着)

スタートで外へ膨れる格好になりながら、ベルカントを前に見てレースを進める形になりましたが、流れから言えばこちらも消極的な走りでペースを乱しがちになり、リッチタペストリーより一手先んじて勝負をかけてきたサクラゴスペルの後手に回る形でレースを終えることになりました。今回のレースにおけるワースト騎乗ということで言うならば、本命馬とキルトクール指名馬はほぼ同レベルの体たらくであり、スプリント戦における信用できる騎手はきっちり別個に考えるのが妥当のように感じました。
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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 18:16:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
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