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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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「世界」とは 第76回皐月賞回顧
台風並みではないかと思わせる強風に煽られながら、中山開催としては7年ぶりに春の明るい陽射しを受けて良馬場で開催された皐月賞。レース史上初となる1分57秒台の決着に勝利したのは、共同通信杯で重賞初挑戦初勝利を果たしたディーマジェスティでした。

1着・ディーマジェスティ(父ディープインパクト)

2着・マカヒキ(父ディープインパクト)

3着・サトノダイヤモンド(父ディープインパクト)

(予想記事・2016年・九の予想 「第76回皐月賞」(◎アドマイヤダイオウ)

※世界の蛯名

ラップタイム・12.0 - 10.7 - 11.5 - 11.7 - 12.5 - 11.5 - 12.4 - 12.2 - 11.6 - 11.8

皐月賞の一つ前に行われたダート1200mのオープン特別で走破時計が修正されるほど、強風に煽られる中で行われた皐月賞当日の中山競馬場。正面スタンド前の直線が追い風状態だったとのことで、入りの600m通過が34秒2と、3年前に皐月賞レコードが更新された時の34秒1とコンマ1秒差の高速ラップが刻まれていましたが、この流れの中でリオンディーズが積極果敢に2番手で追走し、リオンディーズに2戦2敗のエアスピネルやスプリングS勝ちのあるマウントロブソンもその先行集団の後方側でレースを進めていくことになりました。

こうした展開の中で、勝ったディーマジェスティは後方から4頭目、2着のマカヒキは最後方を進んでいた芝未勝利のトーアライジンを背に見る形でレースを進めており、両者共に向かい風となる向正面から4コーナーの出口に入るまでは前に馬を置いて風よけとしていました。上位2頭は直線に入って初めて前の視界を広げると、そこから一気の進出を見せ、3コーナーから先頭に立たされたリオンディーズの膨れの対応に追われることになったエアスピネル、サトノダイヤモンドの喧騒を横目に外から脚を伸ばしてきましたが、この直線の攻防の影響なのか、直線半ばで外へ膨れていったマカヒキとは対照的にディーマジェスティはしっかりと前へと脚を伸ばしていったことが勝負の明暗を分けたといったところ。奇しくも、2年前の皐月賞と同じ騎手によるワンツーフィニッシュとなりましたが、勝ったディーマジェスティに騎乗していた蛯名正義騎手は先日亡くなったフジヤマケンザンとのコンビで初めて海外のビッグレースを制し、そこをきっかけとして凱旋門賞で二度の二着を経験した、まさに世界に通用してきた日本人騎手の一人であり、まだまだ世代交代は早いと言わんばかりの執念を見せつけられた思いがしました。

※好機を掴む者、零す者

一方で、今年の皐月賞はディープインパクト産駒による上位独占が果たされましたが、上位3頭のデビュー戦はいずれも外国人騎手を起用しており、少なからず外国人騎手の恩恵を受けてきた競走馬だったということが言えます。もっとも、勝ったディーマジェスティに関しては外国人騎手を起用したのがデビュー戦のみで、2戦目からは現在のコンビである蛯名正義騎手が手綱を取り続けてきていたので、皐月賞前まで外国人騎手を起用し続けてきた2着馬、3着馬とは事情が異なります。

その上で、2着に入ったマカヒキに騎乗していた川田将雅騎手は、2年前にも弥生賞優勝馬となったトゥザワールドとコンビを組んで皐月賞を2着としていましたが、巻き返しを図った日本ダービーで5着に敗れてしまいました。先にも触れたように、今回のマカヒキは初めて日本人騎手を乗せてレースをするという思い切った戦術を取っていたので、2年前の事例を当てはめるのは酷ではないかと思われますが、それを加味しても今回のレースぶりに関してはデビューからコンビを組み続けてきたトゥザワールドよりも連携具合に疑問が残るため、マカヒキによる日本ダービーの逆転劇はかなり難しいものになったのではないかと考えています。また、3着のサトノダイヤモンドに関しては、デビュー戦からルメール騎手が手綱を取り続けているアドバンテージがありますし、きさらぎ賞の圧勝劇があることから日本ダービー好走の下地が整っていますが、”芝2000m戦を勝った後にそれより短い距離の重賞を勝っている”というキャリアが日本ダービーにおいては大きな減点材料ですし、今回出した上がり3ハロンがメンバー中最速のものでないこともネックになることから、日本ダービーに関しては皐月賞以外の路線からの躍進に期待したいところでもあります。

◎・アドマイヤダイオウ(9着)

今回6頭出しを敢行していたディープインパクト産駒の中では5番手に甘んじることになった若葉S優勝馬。ポジションとしては先行馬群から離れた第2グループの先頭を走るという、なかなかクレバーなレース運びをしていたのではないかと思われますが、芝2000m未満のレースキャリアがないこの馬にとっては全体的に流れがキツ過ぎたといった感じで、レース中盤からの余力がほとんど残っていない形になりました。それでも、日本ダービーが道悪になれば浮上の可能性があるかとは思われますが、1着から3着まで占めたディープインパクト産駒と比べると血統レベル自体が違うといった感じで、今回のレースぶりを見た感じとしては将来性が乏しいのではないかと考えています。

キルトクール・ディーマジェスティ(1着・(/´△`\) ナンテコッタイドンガバチョ!)

今回のディーマジェスティの勝利により、4年連続で関東馬による勝利が果たされることになった皐月賞。日本ダービーに向けては、サトノダイヤモンドと同様に”芝2000m戦を勝った後にそれより短い距離の重賞を勝っている”というキャリアが足枷になる可能性がありますが、一方でフルゲートが18頭立てに固定された1992年以降の日本ダービーにおいて皐月賞を勝った関東馬が参戦した例は1995年のジェニュインを筆頭に7頭おり、(2-2-0-3)としております。この中の連対馬4頭のうち、1997年の優勝馬サニーブライアン以外の3頭はディーマジェスティと同様に3歳時に東京芝の勝ち鞍を有しており、そういったことを考えると、皐月賞出走馬の中で最も日本ダービー制覇の可能性を有した馬であるということが窺えます。(単勝3090円、複勝530円)
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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 19:11:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
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