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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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適合の83代目 第83回東京優駿【日本ダービー】回顧
皐月賞と同様にディープインパクト産駒のワンツースリー、及び皐月賞の上位3頭が順番を変えながらそのまま結果を残すことになった2016年の東京優駿【日本ダービー】。ゴール前はハナ差の争いとなりましたが、無敗の弥生賞制覇を果たしたマカヒキが、無敗のきさらぎ賞優勝馬サトノダイヤモンドを退けて第83代日本ダービー馬となりました。

1着・マカヒキ(父ディープインパクト)

2着・サトノダイヤモンド(父ディープインパクト)

3着・ディーマジェスティ(父ディープインパクト)

(予想記事・2016年・十四の予想 「第83回東京優駿【日本ダービー】」(◎サトノダイヤモンド)【一部追記有】

※皐月賞上位3頭が健在のまま結果を残したことの重み

ラップタイム・12.6 - 11.1 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.9 - 13.1 - 11.8 - 12.0 - 11.6 - 11.0 - 11.6

冒頭でも触れたように、皐月賞の上位3頭の中で順番が変わる結果に終わった今年の日本ダービーですが、皐月賞馬のディーマジェスティが3着に落ちた結果として、皐月賞の2着馬、3着馬が一つずつ着順を上げるという形に終わり、さらには4着馬、5着馬は皐月賞とそっくりそのままの形に収まりました。その上で、皐月賞の上位3頭が日本ダービーで3着以内を2頭以上占めたケースは、フルゲートが18頭立てに固定された1992年以降では1993年、1995年、1999年、2001年、2005年、2006年、2010年と7回ありましたが、ワンツーを決めたケースで言えば1995年と2001年の2回だけで、上位3頭の顔ぶれがそのままというケースは1958年以来58年ぶりの出来事になります(1着・ダイゴホマレ【皐月賞3着】、2着・カツラシユウホウ【皐月賞2着】、3着・タイセイホープ【皐月賞1着】)。

その上で、今回勝利を収めたマカヒキは、1995年のタヤスツヨシ以来となる皐月賞2着馬による日本ダービー制覇を果たしました。2012年から2016年にかけて、皐月賞の2着馬は福永祐一騎手か川田将雅騎手を乗せたノーザンファーム生産馬が入り続けている中で、過去4年の皐月賞2着馬による日本ダービーの成績は(0-1-0-3)と芳しいものではありませんでしたが、今回のレースにおいては皐月賞で3着以内に入ってきたノーザンファーム生産のディープインパクト産駒2頭によるワンツーフィニッシュが決まりました。このことは、近年の生産者の動向を鑑みるにノーザンファームが春クラシックの攻略方法をマスターしたということの表れであり、今後ノーザンファーム生産馬が皐月賞で好走した場合は、日本ダービーでさらなる前進が望める可能性が極めて高いものになったということが言えそうです。

※ポスト武豊への第一歩

今回、マカヒキをダービー馬へ導いた川田将雅騎手は、現役騎手としては武豊騎手、池添謙一騎手、岩田康誠騎手に次いで4人目となるクラシック完全制覇を成し遂げました。達成した時の年齢で言えば、29歳2か月で達成した武豊騎手よりは遅いものの、池添謙一騎手の32歳3か月よりも1歳以上早い30歳7か月であり、年間100勝を既に三度達成していることからも、武豊騎手に次ぐJRA競馬学校出身騎手のスター候補と言っても過言ではなくなってきました。

ただし、皐月賞と同じ上位3頭で決着したということで皐月賞の時にも触れましたが、上位3頭のデビュー戦は全て外国人騎手が手綱を取っており、マカヒキとサトノダイヤモンドはクリストフ・ルメール騎手を背に無敗の重賞制覇を果たしていました。今回の川田将雅騎手のダービー制覇は、意地悪な言い方をすればクリストフ・ルメール騎手から贅沢な”おこぼれ”に預かっただけに過ぎず、川田将雅騎手が真に日本一の騎手に足らしめるためにはマカヒキとのコンビで今後どこまで活躍できるかというのも一つの要素になります。その上で、皐月賞2着馬による日本ダービー制覇は、グレード制導入の1984年以降で言えば、前述のタヤスツヨシの他には1989年のウィナーズサークルと1990年のアイネスフウジンがいますが、この3頭はいずれも古馬との戦いを行えなかったばかりか、ダービー後に1勝もできていないことから、マカヒキと川田将雅騎手にはまだまだ多くの試練が残っているということになりそうです。

※そして、予想結果…

さて、予想記事で触れたように、今回は”男気三連単”と称して、サトノダイヤモンド→エアスピネル→ディーマジェスティの1点10,000円の三連単を購入していました。

男気三連単

結局、この”男気三連単”も含めて計20,000円の投資を行った今回の日本ダービーですが、残念ながら払い戻しは何もありませんでした。今回の予想において肝と捉えたエアスピネルは道中5番手を進み、最後の直線に入ってからはマカヒキの進路を巧みに蓋してきていましたが、マカヒキがサトノダイヤモンドを弾いて末脚を一閃させると、そこからは抵抗できずに失速していき、3着に終わったディーマジェスティにも2馬身差をつけられて4着に敗れ去りました。皐月賞上位5頭の中で唯一別路線組に人気を譲る格好となったエアスピネルの4着は、今年のクラシック路線のレベルの高さを証明するにふさわしい走りを披露したと言えますが、それ以上にディープインパクト産駒による世代制圧がどのようなものであるかということも痛感させられるレースにもなり、競馬に対する己の視野の狭さ、感性の鈍さ、勝負への甘さを嫌というほど思い知らされる一戦になりました。

◎・サトノダイヤモンド(2着)

写真で提示した男気三連単の1着に据えたサトノダイヤモンドでしたが、直線でマカヒキを何とか蓋しようとしながら最後はこらえきれずに外へ弾かれ、それでも何とか並びかけようとしたものの、最後は8センチ及ばずに敗れ去りました。2月のきさらぎ賞から4月の皐月賞をぶっつけで使って3着に入り、そこからのローテーションで2着と、新しい王道路線が築かれたようにも思えますが、この馬を管理する池江泰寿厩舎が理想の形として考えた今回のローテーションはクラシック前に一度距離短縮を経験しており、その経験が最後の差になって出てきたようにも見受けられました。また、向正面の時点で落鉄を起こしていたとのことですが、この部分もきさらぎ賞で必要以上に楽をさせてきたツケのようにも思われ、着差以上にマカヒキとの競走馬としての実力差と志の差を見せつけられたように感じています。(複勝120円)

キルトクール・リオンディーズ(5着)

弥生賞、皐月賞と積極策をとってきたリオンディーズは、今回朝日杯フューチュリティSと同様に後方待機策を選んできました。結果、上がり3ハロンではメンバー最速のものを計時しましたが、中団で競馬をしていた上位3頭のそれとは差がほとんどないものであり、結果的にダービー馬になるためのレースの組み立てを諦めたようにも見受けられました。また、この世代に関してはキングカメハメハ産駒よりもディープインパクト産駒の方が出来が良かったということが言えそうですが、ディープインパクト産駒の牡馬による国内G1・二勝目は誰も達成していないので、それが達成された時こそが真にディープインパクト産駒による独壇場の始まりになるのではないかと考えています。
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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 07:33:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
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