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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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名人 第33回マイルCS回顧
逃げ粘りを図った1位入線馬が審議対象馬となりながら、そのまま確定することとなった今年のマイルCS。勝利を収めたミッキーアイルとコンビを組んでいた浜中俊騎手は、開催日8日間の騎乗停止処分を受けることとなりましたが、今回の回顧記事では、審議の場面となった最後の直線における攻防を中心に話を進めていこうと思います。

1着・ミッキーアイル(父ディープインパクト)

2着・イスラボニータ(父フジキセキ)

3着・ネオリアリズム(父ネオユニヴァース)

(予想記事・2016年・三十四の予想 「第33回マイルCS」(ディサイファVSマジックタイム)

※名手が名手たる由縁

2016年のラップタイム・12.3 - 10.9 - 11.2 - 11.7 - 11.4 - 11.7 - 11.6 - 12.3

2014年のラップタイム・12.0 - 10.4 - 11.3 - 11.6 - 11.4 - 11.5 - 11.3 - 12.0

1番人気に支持された2年前と同じように逃げの手に出たミッキーアイルがそのまま押し切ってみせた今年のマイルCS。3ハロン目のラップタイムこそ2年前より速いタイムを刻みましたが、あとは少し重めの馬場コンディションの影響か、適度に抑制が利いたラップを刻み続けました。この逃げを打ったミッキーアイルは、今年の札幌記念においてモーリス等を抑えて逃げ切ったネオリアリズムとの叩き合いを制し、同期の皐月賞馬であるイスラボニータの追撃をアタマ差凌いで勝利を収めましたが、ゴール直前にミッキーアイルが外側に膨れたことで、複数の馬が不利を受けることになりました。

この不利を受けた馬の中で起点となっていたのが、スタートから終始ミッキーアイルをマークしてきたネオリアリズムでした。ネオリアリズムはミッキーアイルが起こした外側への斜行によって怯むように位置を落としかけていましたが、鞍上のライアン・ムーア騎手はそれに対して姿勢を崩すことなく右鞭を入れ、ミッキーアイルやネオリアリズムよりも前進気勢のあったサトノアラジンをブロックしていきました。結果として、不利を受けた馬の中で最も外に位置していたダノンシャークは外に弾かれながらもその後の進路を確保できたことで4着まで上がってこられたものの、不利を受けた馬たちの中で真ん中に位置していたサトノアラジンやディサイファは行き場をなくして前進の機会を失いました。それでも、不本意な競り合いを強いられながら追う姿勢を崩さず、落馬事故に至らなかったように周りの馬が受けることになった不利の度合を小さなものとし、その上で自身が跨っていたネオリアリズムを3着に導いたライアン・ムーア騎手が見せた騎乗技術は、今回のマイルCSにおいて最も輝いた場面であり、「この姿勢があるからこそ、世界で活躍できるのだ」と思い知らされたところでもありました。

また、2着に入ってきたイスラボニータは、ミッキーアイルが起こした外側への斜行の影響を受けなかった1頭ですが、直線半ばで先行していたウインプリメーラを捉えた事を受けてより先行していたミッキーアイルやネオリアリズムを意識するかのように馬体を内側に寄せてきました。この時の動きとカメラアングルの影響か、イスラボニータがサトノアラジンやディサイファ、あるいはダノンシャークの進路を塞いだというような話もTV等でアナウンスされていましたが、実際に前述の3頭が不利を受けていた場面では既に3頭の前に立って真っ直ぐに脚を伸ばしており、他の馬の進路を塞ぐような素振りは全くありませんでした。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、リオンディーズが外側への斜行を起こしたことによって降着となった皐月賞においてサトノダイヤモンドで被害を受けていましたが、その時もいたずらに外へ膨れることなく前進気勢を見せており、この勝負所を抑えたレース運びとバランス感覚の良さが関西リーディング1位の騎手としての仕事ぶりと言えるのではなかろうかと思われます。

◎・ディサイファ(10着)

1枠1番のスタートから道中は中団のインを確保し、ディサイファの機先を制してきたスノードラゴンの失速を難なくやり過ごして最後の直線を迎えました。ここまではほぼ理想通りの競馬ができていたように思えましたが、直線での伸び脚はじわじわとしたものであり、内側から脚を伸ばしてきたサトノアラジンと馬体を併せて伸びかかっていたところにミッキーアイルが外側に膨れてきて、その煽りを受けて落馬寸前のところまでバランスを崩す形になりました。2012年以前の”降着制度”であれば、不利を受けたディサイファの被害を鑑みて、ミッキーアイルの着順はディサイファの後ろに据え置かれていたところでしょうが、今回不利を受けた馬の中で最先着を確保したネオリアリズムがミッキーアイルに先着できる脚色があったようには見えず、現行の”降着制度”では着順変更なしという今回の結果は至極当然のことだと考えています。

キルトクール・マジックタイム(8着)

内側の喧騒を横目に終始後方の外側を通って脚を伸ばしてきたマジックタイム。その走りは、さながら2014年や2016年の天皇賞【春】におけるフェイムゲームを彷彿とさせるもので、それ以上の論評には値しないものでした。
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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 18:48:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
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