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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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【1着VS11着】 貫徹の84代目 第84回東京優駿【日本ダービー】回顧【一部追記有】
今年で4回目となった日本ダービー現地観戦。レースに関しては様々な駆け引きがあり、そこでの明暗が勝敗を大きく左右したように思われましたが、現地で見た感想と帰宅後のVTRチェック等を織り交ぜながら回顧記事の筆を進めていこうと思います。

1着・レイデオロ(父キングカメハメハ)

2着・スワーヴリチャード(父ハーツクライ)

3着・アドミラブル(父ディープインパクト)

(予想記事・2017年・十二の予想 「第84回東京優駿【日本ダービー】」(◎レイデオロ)

※”マジック”の応酬

ラップタイム・13.0 - 11.2 - 12.9 - 12.8 - 13.3 - 12.5 - 12.1 - 12.6 - 12.7 - 11.5 - 10.9 - 11.4

先行馬の頭数はそれなりにいたものの、誰が先手を取っていくのかは不明瞭なところがあった今年の日本ダービー。そうした中でハナに立ったのが、弥生賞を逃げて2着に粘った横山典弘騎手騎乗のマイスタイルで、3番枠からのスタートからすんなりハナに立つと、1コーナーに入ったところから一気に馬群を落ち着かせてきました。結果、1000mの通過が1分3秒2という超スローの流れになりましたが、この落ち着いた流れに一石を投じたのが今回の優勝馬であるレイデオロとクリストフ・ルメール騎手で、2コーナーの時点で後方から5頭目の辺りにいたのが一気に2番手までポジションを上げていきました。このレイデオロの動きに対して俊敏に動いたのが皐月賞2着馬のペルシアンナイトと戸崎圭太騎手で、レイデオロの背後につきながらの3番手を確保していきましたが、3コーナーに入るとまたペースが落ち着きはじめ、徒にレースを動かそうとはしてこない横山典弘騎手とクリストフ・ルメール騎手のペースメイクの中で全ての馬が最後の直線勝負にかける形となりました。

この3コーナーで動きがあったのが、皐月賞馬アルアインと、今回のレースで2着に入ることになったスワーヴリチャードでした。アルアインは好スタートから3番手の外に、スワーヴリチャードは4番枠からのスタートを利して流れに逆らわずに中団のインを確保していましたが、レイデオロの仕掛けによってこの2頭の関係性に微妙な動きが見られ、アルアインがペルシアンナイトの背後についたところを、そこで生まれたわずかなスペースを日本ダービーを連覇した経験がある四位洋文騎手騎乗していたスワーヴリチャードが縫うようにして確保していく形となりました。

そうして迎えた最後の直線勝負では、逃げを打っていたマイスタイルは徹底的な経済コースの確保に走りながらしぶとく粘り腰を見せ、2番手についていたレイデオロは先週のオークスにおけるソウルスターリングを再現するような走りで先頭に立とうとしていました。アルアインの仕掛けによってアルアインのインを確保したスワーヴリチャードは、直線に入るとアルアインを弾くように外へ張り出した後に末脚を炸裂させ、レイデオロの仕掛けに躊躇しながら少しずつ位置を上げてきたアドミラブルは、スワーヴリチャードの張り出しの煽りを食らいながらもじわじわと脚を伸ばしてきました。ほとんど全ての出走馬が最後の直線まで余力を残していたため、明確に着差がつかないような形でゴールが迫ってくるような感じになりましたが、最後は本気の仕掛けをギリギリまで待てたレイデオロがスワーヴリチャードに対して4分の3馬身リードを取り、84代目の日本ダービー馬となりました。

※男気勝負の行方、見過ごしていた強調材料

男気三連単

さて、今年も”男気三連単”と称して、”レイデオロ→アルアイン→アドミラブル”の三連単を10,000円分購入していました。結果としてはアルアインが5着に沈んだことで、この三連単は外れとなりましたが、改めてこの勝負について振り返ると、皐月賞馬アルアインの好走の可能性にばかり目が行ったあまりに、現実に2着に入ってきたスワーヴリチャードを軽視したのが失敗でした。スワーヴリチャードは、オークスで3着に入ってきたアドマイヤミヤビと同じハーツクライ産駒であり、2月の東京芝重賞を勝ち上がってきた馬でしたが、オークスにおけるアドマイヤミヤビは馬場コンディションから厳しい外枠からの発走であり、そういった観点から考えれば、日本ダービーにおいて優位に働きやすい内枠に入ったスワーヴリチャードの好走は十二分に考えられたことだったように思われます。事実、スワーヴリチャードと同じ2枠のハーツクライ産駒であったマイスタイルが4着に粘っていることからも、オークスにおけるアドマイヤミヤビの好走は日本ダービーにおけるハーツクライ産駒の好走を呼び込むものだったと言えますが、アドマイヤミヤビからの延長線上として考えた日本ダービーの本命馬がレイデオロで、そこにばかり意識が集中して対抗以下がおざなりになっていたのが失敗の原因だったと考えています。

その上で、今回の上位2頭はいずれもデビュー戦から手綱を取ってきた馬たちでもありました。勝ったレイデオロがクリストフ・ルメール騎手との継続コンビで結果を残し、3着にミルコ・デムーロ騎手とのコンビで青葉賞を勝利したアドミラブルが入ってきているように、クラシックにおける外国人騎手の重要度は増すばかりとなりましたが、この外国人騎手優勢の中で日本人騎手起用馬が結果を残すには、昨年のマカヒキのようにギリギリまで外国人騎手が携わってきているか、あるいは今回のスワーヴリチャードのようにデビュー戦から継続して同じ騎手を起用しているか、いずれかに合致していることが肝要ではなかろうかと思われます。

◎・レイデオロ(1着)

鞍上のクリストフ・ルメール騎手にとってはヴィクトリアマイルから3週連続でG1制覇、そしてオークス・ダービーの同一年制覇という凄まじい記録を打ち立てましたが、管理する藤沢和雄厩舎にとってもクリストフ・ルメール騎手と共にオークス・ダービーの同一年制覇を果たし、二人のホースマンは名実共に日本を代表するジョッキーとトレーナーとなりました。

その上でレイデオロという馬について改めて振り返ると、2着馬スワーヴリチャードと共に皐月賞で不完全燃焼のレースをしたことが今回のレースにおけるアドバンテージになったという見方もありますが、実際のところはレースの流れに順応できていたことが一番大きかったように思え、アドミラブルのように仕掛けを躊躇っていれば上位争いは厳しかったように思えます。とは言え、ホープフルSまでのキャリアの積み方、そして、ホープフルSから直接皐月賞に参戦したローテーションの妙も立派な勝因の一つでしたし、”前年のジャパンC優勝馬が持つキャリアが当年の日本ダービー馬のキャリアに活かされる”というところも存分に見せられたといったところで、来年以降の日本ダービーに役立てたいと考えているところです。(単勝530円、複勝180円)

キルトクール・カデナ(11着)

レイデオロの外隣からのスタートとなったカデナでしたが、スタート直後にレイデオロに前を行かれた上に、大外枠からのスタートで後方寄りでも良いポジションを取ろうと画策していたアドミラブルにも後れを取りそうになっていました。アドミラブルとのポジション争いに関しては2コーナーまでアドミラブルの内を確保していた分、何とか前に出ることができていましたが、レイデオロの仕掛けによってアドミラブルにもわずかながらに前に出られてしまい、自身の後方にはNHKマイルCから参戦してきたキョウヘイのみとなってしまいました。率直な言い方をすれば、絶対に日本ダービーを勝てない走り方をしていたというところですが、レースの流れに対する柔軟性と最初のポジショニングの意識が改善されない限りは、今回騎乗していた福永祐一騎手の更なるジャンプアップは難しいように感じています。
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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 23:11:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
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