2018-07-22 Sun
7月も後半に入り、北海道開催の前半にあたる函館開催が最終週を迎えていた今週の中央競馬。函館競馬場では2019年クラシック世代にとって最初の重賞である函館2歳Sが、中京競馬場ではサマーマイルシリーズ第1戦にあたる中京記念が重賞として組まれていましたが、その勝利の先に見えてくるものは何でしょうか。※第50回函館2歳S
1着・アスターペガサス(父Giant's Causeway)
2着・ラブミーファイン(父ジャスタウェイ)
3着・カルリーノ(父マツリダゴッホ)
ラップタイム・12.1 - 10.6 - 11.2 - 11.7 - 11.6 - 12.2
優勝馬が古馬になってから重賞を勝った例が2008年のフィフスペトルを最後に途切れている函館2歳S。今年の優勝馬であるアスターペガサスは函館開催2週目の芝1200m戦を勝ち上がってきた外国産馬で、当時よりも0秒6時計を詰めてきましたが、日本に入ってきたGiant's Causeway産駒で2歳重賞を勝った馬というと後にマイルCSを制したエイシンアポロンがおり、距離延長への対応力如何で出世の可能性が大きく変わってくるものと見られます。
※第66回中京記念
1着・グレーターロンドン(父ディープインパクト)
2着・ロジクライ(父ハーツクライ)
3着・リライアブルエース(父ディープインパクト)
ラップタイム・12.1 - 10.7 - 11.0 - 11.5 - 11.7 - 11.7 - 11.6 - 12.0
今年で7年目を迎えたサマーマイルシリーズの第1戦。その7年目にして初めて1分32秒台の決着を見た中京記念でしたが、勝ったグレーターロンドンは7度目の重賞挑戦で初めての重賞制覇を果たすことになりました。現行条件となった2012年以降では4頭目となる重賞初制覇の馬による中京記念制覇となりましたが、1分32秒台のコースレコードを記録して芝1600m重賞を制した馬というと、後に天皇賞【秋】制覇に繋げた1994年の京王杯オータムハンデ(当時)を制したサクラチトセオーや2000年の有馬記念で3着に入った1998年の関屋記念優勝馬ダイワテキサス等がおり、今後の活躍に期待ができる大きな1勝になったように感じています。
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