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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社。fc2小説ページの他、2019年11月2日より「駿楽牧場」にて執筆活動も展開しています。

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2014年度競馬番組編成に対する雑感
今年の中央競馬の開催も残すところあと4週となりましたが、先週のジャパンC開催前に、来年の競馬開催の編成と、来年春の競馬番組をJRAが発表しました。朝日杯フューチュリティSが中山から阪神に移動したり、ジャパンCダートを取りやめ、新たな年末のダート王決定戦としてチャンピオンズCの施行を決めたり、かなり大胆な変更点が見られましたが、今回は10月と11月に発表されたものを主軸として、雑感を述べていこうと思います。

2014年度開催日割および重賞競走について(JRA・2013年10月21日)

2014年度競馬番組等について(JRA・2013年11月20日)

1・ダービーからダービーへ

昨年の2012年から、日本ダービーが終わった次の週から翌年の日本ダービーへの出走資格のある2歳戦が始まるようになっている中央競馬ですが、今回の発表では2歳重賞多くしたというのが大きなポイントになります。 これにより、再来年以降の3歳春のG1(桜花賞、皐月賞、NHKマイルC、オークス、日本ダービー)に出走可能な賞金の水準が極めて高くなることが予想されますが、裏を返せば、遅れてきた大物たちにとって、3歳G1への優先出走権をかけた指定トライアル戦の重要度が高まります。本番では早咲きの高額獲得賞金馬と遅咲きの大物トライアルホースの優劣がはっきりするという点で、興業としてはもちろんのこと、3歳までに焦点を絞った活躍をさせるのか、あるいはその先を見据えた馬作りをして勝負するのか、競走馬の作り方の選択肢を大きく広げることができるのではないかと考えています。

2・3歳秋以降への疑問

1の項では3歳春のG1に向けて面白い改革をしたという考えを示しましたが、10月に発表された内容からは3歳秋以降に関しては、ほとんどなおざりにされているのではないかと懸念がありました。今の日本競馬は7歳、8歳でもG1を勝つような馬も現れていたりしますが、再来年以降の3歳馬で多くの重賞を勝ってきた馬たちが、再来年以降の古馬の出走枠を狭める可能性が高まります。特に4歳馬に関しては”日本ダービーの翌週から、日本ダービー週以前までに収得した賞金を半分にする”というようなルールがある中で、今年の天皇賞【秋】の勝ち馬となったジャスタウェイは、その前の3戦において重賞連続2着という形で収得賞金を得ながら、登録馬発表段階では出走枠内に入っていませんでした。

11月にリリースされたものでは、今の3歳G1における優先出走権獲得のためのトライアルレースを、古馬混合の重賞においても指定するという決まりが作られ、その指定レースの優勝馬に優先出走権を与えられることになりました。JRAのG1に関しては、今回の発表の他にも収得賞金による順位付け、あるいは近走成績の良し悪しを判別するレーティングからも出走馬を募るようにしていますが、どの範囲までをレーティングで拾うのかなどを考慮しないと、ロートルと若造ばかりで中堅層が薄くなり、レースのクオリティが下がる恐れがあります。

3・2000、2400が現代日本競馬の主流

1の項でも触れましたが、今回の発表で2歳重賞が増えるという話が出ていました。その中で興味深いのは、現在1つしか行われていない芝2000mの2歳重賞が2つになることに加え、そのうちの一つは将来的にG1にしようという構想があるということです。G1などの格付け云々に関しては、当該レースに出走した馬の活躍度合や傑出度、掻い摘んだ言い方をするならレーティングによって定められるところがあるので、構想通りになるとは限らないのですが、1の話なども鑑みるに、日本の競馬が芝の2000m、もしくは2400mに大きな柱があるということを、対外的にアピールしているようにも読み取れます。

ここからは完全に個人的な主張ですが、将来的に芝2000m、芝2400mのG1が日本競馬の最高峰ということで一本化するということであるならば、こういった流れがいいのではないかということを書いていきます。

◇2歳・3歳の芝2000m三冠

ホープフルS(中山・2歳)→皐月賞(中山・3歳)→菊花賞(京都・3歳)

◇古馬の芝2000m三冠

大阪杯(阪神・古馬)→天皇賞【秋】(東京・古馬)→有馬記念(中山・3歳、古馬)

◇3歳・古馬の芝2400m三冠

天皇賞【春】(京都・古馬)→オークス(東京・3歳牝馬)→日本ダービー(東京・3歳)→宝塚記念(阪神・3歳、古馬)→ジャパンC(東京・3歳、古馬)

4・日本馬の頂点とは

来年度の競馬番組編成が今年までのものと比べて大きく変わるということをここまで触れていきましたが、それについての是非は、2015年度競馬番組編成においてどんなアクションを起こすのかが重要で、今の段階でかっちりとした意見を出そうとは考えていません。また、来年の日本ダービー終了後の番組編成は重賞以外のレースはまだ定められていないので、これがどうなるかによっても評価は左右されると見ています。

ただ、3の項で個人的改革案を打ち出しましたが、真に大事になってくると思われるのが、G1の重み・位置付け・連続性という三本柱です。今年の日本競馬は、現役競走馬の中にG1を4勝以上している馬が4頭もいるという空前絶後のハイレベルなトップホースを有していながら、その馬たちが一堂に会して行われるレースがなかなか行われず、先日のジャパンCではG1を4勝していた4歳馬2頭の対決が実現したにも関わらず、その売り上げは前年比から落ち込みが見られました。今年の有馬記念では3世代にわたるダービー馬同士の対決が見込まれ、特に今年の凱旋門賞に出走したオルフェーヴルとキズナの再戦という、日本競馬史における偉業に立ち会うことになりそうですが、そういったレースを日本でより多く見られるようにすることが、今後の日本競馬の課題になるのではないかと考えています。
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テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

news | 21:40:40 | トラックバック(0) | コメント(0)
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