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まつり駿楽

Author:まつり駿楽
血統、ベストパフォーマンス、実績の関係性を重視した競馬予想とクラシックの展望などをしています。2012年2月3日よりキルトクール株式会社の神官として入社し、twitterやmixiを密かに更新中。fc2小説ページにて執筆活動も展開しています。

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新しい原点を求めて 第64回安田記念回顧
15年ぶりにフルゲート割れとなった今年の安田記念は16年ぶりに不良馬場の中で開催されましたが、前年の天皇賞【秋】から3連勝中だったジャスタウェイが、3年前のNHKマイルC優勝馬グランプリボスをハナ差交わして勝利しました。

1着・ジャスタウェイ(父ハーツクライ)

2着・グランプリボス(父サクラバクシンオー)

3着・ショウナンマイティ(父マンハッタンカフェ)

(予想記事・2014年・十八の予想 「第64回安田記念」(◎エキストラエンド)

※海外G1制覇とオルフェーヴル

ラップタイム・12.3 - 11.1 - 11.7 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.1 - 13.8

不良馬場となった16年前のレースは、今回と同様に17頭立てのレースで行われましたが、この時勝利したのは前年のマイルCSとスプリンターズSを制していたタイキシャトルでした。後にフランスのマイルG1・ジャックルマロワ賞を制し、帰国初戦のマイルCSでは2着馬に5馬身差をつけて勝利したように、実力が飛び抜けていた馬でしたが、安田記念を勝った時に2着馬につけた差は2馬身半で、後にタイキシャトルよりも先にフランスG1を制したシーキングザパールには1秒7、この3年後に安田記念を制したブラックホークには2秒0の差をそれぞれつけていました。さらに、1分40秒台でゴールした馬が5頭もいるほど、タフなコンディションであり、それに耐え得なかった馬たちの脱落振りが尋常ではありませんでした。

今年はレース中の雨が小降りになっていたこともあるでしょうが、レースを引っ張り、最終的に16着に敗れたミッキーアイルでも勝ったジャスタウェイからは2秒0差に収まり、最下位に沈んだレッドスパーダでも1分39秒8としていることから、日本競馬の層が着実に厚くなっていることを窺わせます。何より、今回に関して言えば、ゴール寸前まで昨年の安田記念から着外続きだった2年前の2着馬グランプリボスが先頭に立っており、ジャスタウェイとの着差がハナで収まっていることから、マイルではジャスタウェイと互角以上の戦いを繰り広げられる馬がいたことを大きく示す結果となりましたが、今回の2着馬グランプリボスにしても、昨年の2着馬で今回3着に入ってきたショウナンマイティにしても、2011年のクラシック三冠馬オルフェーヴルとは同期で、オルフェーヴル出走の重賞レースで連対経験を有していたことから、現役を退いてもなおオルフェーヴルの存在感を感じさせるレースとなりました。

とはいえ、最終的に今年の安田記念を勝利したのは、前走ドバイデューティーフリーを制したジャスタウェイで、2年連続海外G1制覇を果たした日本馬が勝利することとなりました。1400mの通過が1分23秒0と、安田記念の一つ前に行われた1000万下特別の優勝時計よりも2秒近く速いもので、この辺りはさすがマイルで実績を残してきたオープン馬たちといった趣がありましたが、そこからラスト200mで13秒8に落ち込んだのは、先頭を走っていたグランプリボスが勝利した最長距離のレースが芝1600mだったという部分も少なからずありそうで、そこで大きな失速を見せずに差し切ったのが天皇賞【秋】、ドバイデューティーフリーを制したジャスタウェイだったというのは、こうして回顧をしてみると合点のいく内容だったように思えます。

◎・エキストラエンド(12着)

スタートから出が鈍く後方からの競馬を強いられ、直線では内を掬って上がっていくシーンも見られましたが、勝ち馬からは1秒3の差をつけられて、特に見せ場もなく終わってしまいました。上がり3ハロン自体は37秒7で、8着に敗れたフィエロと並んで5位タイの時計をマークしていますが、3コーナーまでの位置取りが悪すぎた格好で、今回が初G1ということを踏まえても、現状ではまだ甘さが目立つといった印象です。

キルトクール・ワールドエース(5着)

大外17番枠を引いていたワールドエースは終始中団の外を通るような形となり、ラスト200mの脚はそこそこの見どころがあったものの、その前の段階で前を走っている馬との差が開きすぎて勝負になりませんでした。ジャスタウェイと同期のライバル馬では最先着という結果になりましたが、ワールドエースとジャスタウェイの最初の直接対決は2年前のきさらぎ賞で、当時はワールドエースが1分47秒0のレースレコードを樹立して勝利しました。二度目の対決は日本ダービーで、その時もワールドエースが先着しましたが、きさらぎ賞で4着だったジャスタウェイが国内外のG1を3連勝し、今の5歳世代のトップホースに成り上がったということで、改めて高速決着のきさらぎ賞で善戦した馬による出世が目覚ましいものであるかを知らしめつつ、逆に勝利した馬の未来が必ずしも明るいわけではない、諸行無常を感じざるを得ません。

その上で、京都競馬場芝外回りにおけるディープインパクト産駒の無双ぶりも改めて浮き彫りとなり、重賞レースにおけるディープインパクト産駒との付き合い方をまた一つ勉強しました。
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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

レース回顧(予想レース) | 17:52:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
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